自分独自の意見が世間に浸透する気分は案外複雑 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は5562文字です。(読破予想時間:約13分14秒)

 

今から書く事を読んで、世間は僕の事を自意識過剰だと思うのだろうか?

 

しかし、自分にも心当たりがあるって人も案外少なくない筈だ。

 

そんな話をこれからしていこうと思う。

 

 

僕がブログの様なものでいろいろ発信してきたキャリアは長い。

 

ブログの様なものと書いたのは、まだ、無料や有料のアメブロやWordPressなどのブログサービスどころか、ブログと言う言葉すらなかった頃から色々な形で発信し続けているからだ。

 

ここからは面倒なので、そんな時代のブログの様なものも含めて、ざっくりと全てブログと表現させて貰おうと思う。

 

今回のテーマを最初に説明しておくと、ブログで自分が発信した独自の内容が世間に拡散、定着するのは、そんなに珍しい事ではなく、定着するまでの期間も案外短いと言う話とその複雑な心理についてだ。

 

こう言う内容なので冒頭の「自意識過剰じゃないの?」って思う人も多いのではないかと言う所へ繋がるのだが、決してそれは違うと先に断言しておこう。

 

僕は、ブログで発信する際にはSEO対策はそれなりに欠かさない様にしていて、当然、自分のブログや自分について検索エンジンで、いろいろワード検索して結果の確認や研究などもしている。

 

これはエゴサーチとは意味が違う。

 

SEO対策で自分の名前を検索してトップヒットしたからと言って、そんなものには何の意味もない。

 

そもそも自分の知名度が上がらない事には、その名前で検索してくれる人が存在しないのだから。

 

僕がサーチしているのは、僕の書いた記事が、そこそこのビッグワードで上位でヒットしているかどうかを確認して、場合によってはより上位を目指して記事に修正を加える事もある。

 

ただ、今はサーチエンジンと言えばGoogle一強なので、こまめに記事を修正した所で、Googleのアルゴリズムなどに変化があった時点でまた順位は変動するし、今は、あまり修正ばかり気にしても仕方のない時代ではあるのだが、やはり、いろいろな確認は大事だ。

 

つまり、僕が記事をアップしてサーチエンジンの上位にその記事が表示された事を確認して、上位数ページに渡って自分と同じ様な記事があがっていない事を確認した上で、今回の話に至っているのである。

 

アメブロを始めてからは、まだ、3年にも満たないのだが、アメブロでも書いた記事でもこの事は何度か起きている。

 

アメブロから発信された自分独自の意見を書いた記事がいつの間にか自分と同じ様な意見と記事だらけになっていると言う現象を数度に渡って経験しているのだ。

 

記事の内容丸パクリって訳ではないが、気付いてるだけでも、僕が、独自に表現した表現や、記事の一部を引用するかの様な文章をSNSなどで直接関わった人達に、さも自分の表現や意見の様に堂々と書かれた事も数回ある

 

中には、やたら僕の表現が気に入った様で、自分のオリジナル表現であるかの様に、或いは、世間で一般的に使われてる表現だと勘違いしているかの様に、当たり前の様にしょっちゅう使ってらっしゃる方々もいる。

 

自覚があるのかないのか、僕と絡んだ事がある人が僕の記事を直接読んだ時くらいはせめて、引用元として文中でリンク付きで紹介して欲しいものだ。

 

これは、「どうだ!凄いだろう」だとか「あれは俺の意見なんだ!」などと言う自慢話ではない。

 

自覚の有無は別にして、これを読んでいる多くのブロガーさん達の身にもおそらく起きている事なのだ。

 

なので、決して自分が特別だと言う話をしているのではない。

 

実際に、僕以外のブロガーさんの非常に面白い着眼点の記事を読んだりした場合、当然、後々まで印象に残っている物なのだが、やはり、僕の場合と同じく、しばらくすれば、似た様な事を書いた記事があちこちで見られる様になる。

 

今まで、ぼんやりと「気のせいだろ」なんて思ってた人がいれば、それはおそらく気のせいではない。

 

元は貴方が書いた記事だろう。

 

それくらい、世間は案外狭い

 

◇どんな有名人もどんな人も案外身近にいる

 

特にネットの世界は。

 

ちなみに僕は、相手がリンクOKの場合は、元記事をキチンと紹介するし、リンクOKかどうか分からない場合でも、他人の意見を引用していると言う事は人としての礼儀だと思うので、キチンとそう書く様にしている

 

それは、曲をカバーさせて頂く場合に、元曲の作者や歌唱者を何処かで必ず印字・紹介するのと同じ礼儀だ。

 

 

アメブロで最初に大きく拡散された記事の場合、まず、検索で僕の記事をしっかり取り上げた上での賛同と反論の記事がけっこうヒットする様になった。

 

そして、2年もしない内に、僕が書いた内容と大して違わない記事がたくさんヒットする様になったのだ。

 

僕のブログ記事は書いた後、必ず、SNSでシェアする様にしているのだが、SNS上での記事の寿命は短い。

 

SNSで大量に拡散される事をバズるなどと言うが、1度バズった記事もあまり読まれなかった記事も、また新しい読者に読んで貰う為にSNSで再アップをする。

 

最初にバズった記事を期間を開けて再アップをした時も、最初にバズった時程ではなかったがそこそこのアクセスはあったのだが、けっこう、期間を置いてまたアップした時にはほとんどアクセスはなかった。

 

そもそも最初にバズった時には、「斬新だ」「初めてそんな意見を聞いた」などと言う感想をたくさん頂いたのだが、知らない間にそれを読んだ人間が似た様な記事を書き、それを読んだ人がまた同じ様な事を書く事で、それ程珍しくはないありふれた意見になり下がってしまったのだろう。

 

最初にその意見を発信したのは僕自身なのだが、そんな事は誰にも分かりはしない。

 

SNSで自分の記事を紹介する時はいつも、簡単な記事の紹介文を書くのだが、SNSのその記事紹介文を見ただけで、珍しくも何ともない記事だと判断される様にいつの間にかなってたと考えるのが一番すんなりと納得がいく。

 

本来、記事を書こうとしている時には一人でも多くの人に、自分の主張が届けば良いと願って書くのだが、いざ、本当にこう言う形で世間に浸透してしまうと何故か複雑な気分なのだ。

 

僕の記事を読んで賛同していると言う紹介を記事内にしてくれるのなら嬉しいのだが、人間とは何か心を動かされる文章や曲などを見聞きした時には、それがパクリだと気付かずに「自分も同じ様なものを書きたい」と言う本能が備わっているのだろうか。

 

以前、音楽に関して知らず知らずの内にパクってしまう人の心理を記事にした事があるが、どうやら、ブログでも同じ様な事が起こるようだ。

 

◇自覚のないパクリとその衝動について

 

僕のフォロワーさんの中にも、自覚があるのかないのか、僕独自の表現を世間一般で使われている言葉と勘違いしたのか何なのか、頻繁に使っていたりと言うのもあると言うのは先程話した通りだが、その状態と自覚のないパクリに出て来る連中の共通点は多い

 

それより何より一番酷かったのは、何だかよく分からない怪しげなイベンターやライブ集客コンサルタントの様な事をしていると言ってる奴にTwitterでフォローされて、フォローバックを返すとすぐにDMが来た事がある。

 

その内容がイベントの勧誘で、そのDM内のURLをクリックするとそのイベントの内容紹介があったのだが、他にも、ライブで集客に困ってる人の為にと言って、ライブでやってはいけない事などと紹介しているページもあった。

 

そのページが問題で、明らかに僕の記事からほんのちょっと崩してあるだけのほぼコピペだと思われる部分が大半を占めていて、それ以外もきっと、また違う人の記事からのコピペなのだろう。

 

それを読み進めると結局最後にお決まりの、もっと素晴らしい情報が欲しければ「こちらをクリック!」などと言ういい加減な情報商材を売って儲けると言うネットワーク商法でよくあるパターンのページだ。

 

これが音楽なら明らかに盗作だと言える程酷いものなのだが、ブログでいちいち盗作だと騒いでいると本当にキリがない。

 

結局、ブログで何かを発信すると言う事はこう言う事なのだろう。

 

ブログも含めた文筆の世界にも、著作権を守る何らかの組織があればいいのにと、たまに思う事がある。

 

 

そう言えば昔、学生時代に自分独自のドラムスタイルを身につけて、正直な話、そこそこ評判は良かったのだが、卒業した後見た後輩達の多くが、僕のマネをしていて僕の劣化版の様なドラムスタイルになってた時、何だか嫌な気分になった事があるのを思い出した。

 

いくら「憧れてます」だとか「ファンです」などと言われても、自分のスタイルをマネしている事が分かった場合、僕は喜べない

 

憧れられたり、ファンが出来ると言うのは、そう言う事だと言うのは分かってはいるのだけれど。

 

勿論、曲のコピーをしてくれてるのなら嬉しいし、それはそっくりで当たり前なので構わない。

 

少し話がそれたので元に戻すと、そこから後、僕の組み立てやニュアンスなど似た様なスタイルがメジャーの中にも現れ出して、今では、当時の僕のスタイルの独自性もかなり薄くなってしまったが、そのスタイルが僕から発信されたものかどうかは定かではない。

 

そこはブログの様に、データで証明出来るものでもないし、いつまでも、何年も前のスタイルに拘るつもりもない

 

皆が自分のスタイルを真似て演奏するなんて、本来、望ましい事の様に思っていたのだが、どうにも、僕はそう言うのは好まない性格の様だ

 

しかし、音楽においても、有名になれば影響を与え、似た様なスタイルのミュージシャンがどんどん出て来るのは当然の事だ。

 

しかし、音楽アーティストの場合、作品としてしっかり発表して残しておけば、最初にこういうプレイをしたのは誰であるだとか、最初にこんな曲を作ったのは誰だって言う事は記録に残り、語り継がれる

 

そこがブログとの違いと言えるかも知れない。

 

ま、さっさと本にしてしまうと言う手もあるにはあるが、それはどうにも敷居が高い。

 

僕の場合は、その時、CDなどで公に発表したりはしていないし、たいした録音物も残っていないので、当然、広く世の中に語り継がれる事はない。

 

他人に自分のプレイスタイルが広がる事は、曲の盗作とは意味がまた違うのだが、僕は、そのスタイルを真似られるが好きではない様で、そういう時あまり気分は良くない

 

音楽スタイルが真似られた時の気分と、今回のブログの記事が真似られた時の気分は、僕の中ではほぼ同じ様な気分だ。

 

それは勿論、嫌な気分である。

 

音楽に関しては、いち早く売れてしまえばいいだけの話で、そうなれば、初めにそんな曲を書いた人、そんなプレイスタイルを築いた人として公式に記録が残る訳だ。

 

要は未だに売れていない自分が悪いとも言える。

 

ただ、音楽にしろブログにしろ、無自覚であれそう言う事をする人間には創作者としての能力がそれ程備わっているとは思えない

 

ブログの場合も書いた日付でどっちが先かくらいはある程度分かるが、日付は簡単に修正がきくし、似た様な記事全てをピックアップする事など、まず不可能に近い。

 

ただ、今の所、いくつかの独自の意見を書いた記事で、似た様な記事が出てきた時に見た限りでは、自分の記事より前にに書かれた記事はなかった事は確認済みである。

 

これを読んで慌てて、古い記事の様に日付を修正したりする様なら、パクった自覚がある悪質な行為だと分かるのだが、それすら分かった所で大した意味はない。

 

 

こう言う現象を人によっては、やっと自分の意見が世間に広がりを見せたと言う事を重要視して喜び、その最初の発信者が誰であるかなんて事にあまり興味を持たない人もいるだろう。

 

そういう人は僕も素晴らしいと思うのだが、僕は、と言うか、アーティストや作家の様な何かを創作して生きている人間と言うものは、自己顕示欲が普通の人よりおそらく強いのだろう。

 

◇自己顕示欲が強い事を自覚してコントロールする事が必要

 

何か世間の為になるアイデアが実際に世間の為になったとしても、それを考えたのは自分であると言う事を認知していて欲しいと言う気持ちは強い。

 

以前も、他の記事で書いた事だが、僕は、人間の三大欲を除けば、名誉欲や名声欲がかなり強い

 

◇自分の欲について

 

ちなみにこの言葉も、僕独自のものだ。

 

しかしまあ、この程度の短い言葉なら、他にもパクリではなく、自分独自の言葉として同じ発想センスで同じ言葉を使ってた人間が複数いたって不思議はない。

 

そんな欲が強い僕は、やっぱり裏方とか、日陰の存在などと言うものには、なれそうもないし、作品を作ってオモテ舞台で、自分の存在を叫び続けるのが、僕と言う人間の持つ本能であり本来のあるべき姿なのだろう。

 

さっきも言ったが、創作する人間なんて、音楽アーティストなんて、皆、そんなもんだろ。

 

それは、変えようのない大切な部分でもある。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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