カッコいい曲をそのまま真似ればカッコいいに決まってる | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4242文字です。(読破予想時間:約10分6秒)

 

以前にあちこちの記事でこの事を書いて来たので、ずっと、僕のブログを読んでくれてる人には、「また、同じ事言ってる」って話かも知れません。

 

しかし、記事も増えてきて、なかなかどの話をどこに書いたのか、把握するのが困難になってきています。

 

記事のメインテーマとなっていた内容ならば、タイトルを見れば分かるし、検索でもヒットしやすいのですが、少し違うテーマがメインの記事の中で触れた内容と言うものは、なかなか、検索からも来て貰えません。

 

と言う事で、内容が被っても、記事の主役(メインテーマ)として書けば、また、違う記事として役立つのではないかと思って、この記事を書く事にしました。

 

要は、過去に書いた記事の中から、主役になれなかった主役級の話を掘り起こそうと言う企画です。

 

ドラマや小説でも、同じ話でも、登場人物の中で脇役と主役を入れ替えるだけで、視点が変わったりして、全然味わいが違ったりするじゃないですか。

 

そういう感覚でこの記事を書こうと思います。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

 

僕が音楽を始める前から持っている感覚は、音楽にしろ何にしろ、基本的に創作とは自分の中から湧き出るものを形にする事だと思ってるし、その感覚に今も変わりはない。

 

しかし、その自分の中にあるものを形にするのが難しいのであって、更に言うならば、どんな形にするのかと言う事も、とても重要な事なのだ。

 

音楽に限った話ではないが、芸術は皆、先人の作品の影響を受け、継承、発展を繰り返している

 

故に、全くどんな曲にも似ていないなんて曲は存在しない。

 

つまり、本当の意味で全くのゼロから何かを生み出すなんて事は有り得ない話なのだ。

 

いい音楽をたくさん聴いてたくさん自分の中で消化してきて初めて良い曲と言うものを生み出す事が出来る。

 

そして、一度自分の中に取り込んでしっかり消化されたものについては、作品の中に自然と影響が出る。

 

これはパクリと呼ぶべきものではなく、本人の中から自然に出て来て、まさにゼロから作られた曲と言えるだろう。

 

「それをゼロとは言わない」などと屁理屈を言う面倒臭い輩もたまにいるが、横道へそれそうなそんな戯言は、取り敢えずスルーしておく事にする。

 

しかし、消化もせずに、あちこちの曲からいい部分をつまんできて似せて作ったものは、ゼロから作ったとは決して言えない訳で、それをパクリと呼ぶのである。

 

そして、このパクリと影響の狭間は作った本人にしか分からない。

 

◇パクリと影響の狭間

 

正確には、ちょっと聴けばパクリか影響かは判断出来るのだが、その証拠となるものは、どこにもなく、それこそその証拠は作者の意識の中のみに存在するものなのだ。

 

とは言ったものの、本人もパクリと意識していないパクリってのも多くて、そこがやっかいなのだが、そこは後述するので、少しお待ち頂きたい。

 

 

僕自身が今までいろんなミュージシャンと出会ってきた経験で話をさせて貰うと、曲作りをする時に、全くのゼロから作ると言う人は、案外少ない。

 

つまりは、○○風の曲を最初から目指して作る『作者』の割合があまりにも多いのだ。

 

ちなみに、○○の部分は曲名でもアーティスト名でもかまわない。

 

今敢えて『作者』と書いたのは、それをアーティストと呼んでしまうと明らかに間違いであるからに他ならない。

 

勿論、どんな事を始めるのにも最初はモノマネから入るのが普通だ。

 

◇全てはモノマネから始まる

 

漫画を書くのだって、自分が好きな上手なプロの絵を見て真似て書く所から始まる。

 

それは、音楽も同じで、好きなアーティストの気分でそっくりに真似て歌ってみたり、好きな曲をモチーフに曲作りをしながら、最終的に、自分のヴォーカルスタイルや作風が作られていくものなのだ。

 

しかし、モノマネをしている段階ではまだアーティストと呼べる段階ではない筈だと僕は考えている。

 

敢えて言うなら、アーティストの卵と言う所だろう。

 

ところが、このモノマネからいつまでも卒業出来ずに、誰かの曲をモチーフに作る事が正しい事だと勘違いし続ける人間が、物凄く多いのだ。

 

これはアマチュアに限った話ではない。

 

プロの中にもこう言った思想がはびこっていて、日本のヒット曲の中には、洋楽のナンバーからパクったとはっきり分かるものが物凄く多いのは事実だ。

 

勿論、日本人全部と言う訳ではなく、オリジナリティのある素晴らしいアーティストもたくさんいるので、そこは安心して欲しい。

 

そして、僕がいつも思うのは、既にタイトルにもなっている通り、カッコいい曲そっくりに書けば、カッコいいに決まってるだろって話だ。

 

確かにパクるのにもセンスがいるので、「決まっている」と言うと言い過ぎかもしれない。

 

元がカッコいいのに、センスがなさすぎて、せっかくパクってもとんでもなくダサい曲に仕上がってるなんて事も珍しくなく、寧ろ、上手にパクっている方が少ないのが実情なのだ。

 

それだけに、変な自信をつけてそれが自分の実力だと勘違いしてしまうのだろう。

 

でも、実際はの所は、どんなにいい曲が出来ようと、その才能も実力も元曲を書いたアーティストの物であって、間違っても真似をして作った人間の物ではない

 

比べるまでもないが、他の曲をモチーフに作るより、ゼロから自分の力だけで作る方が、良い曲を作るのは、格段に難しい。

 

その双方がセンスを磨いて、音楽のキャリアをある程度積めば、ゼロから創作しているアーティストより、パクる方が断然早い段階で、カッコいい曲が作れる様になるのも事実であり、それは実に想像に容易い話だ。

 

ちなみに余談だが、早い段階でどんどんカッコいい曲を量産していく仲間達を見て、自信を失う人間も少なくはないが、そこは地道に時間がかかっても本物の力を身につけなければ、意味はない。

 

 

そして、他人の曲をモチーフに作る奴らの中には、僕が知る限り、パクっているくせにパクってると言う自覚がない場合がほとんどだ。

 

◇自覚のないパクリとその衝動について

 

そうして、他の才能あるアーティストからパクると言う手法が常習化してしまうと、そういう人間は、それが正しい曲作りだと勘違いした上に、途中で気付く事もなく、ほぼ一生、そういうスタイルで貫き通す事になる。

 

本当の創作を、そして、生み出した後の充実感や幸福を一生知らないで、知った気になって、一生を終えるとは、何とも哀れな話だ。

 

そして、僕が見て来た限りでは、それを直接、咎めてくれる人間もほとんどいないし、咎められても、彼らには彼らなりの持論があって、まず、自分の過ちに気付いたりしないし、認める事もない。

 

そうなると、忠告してあげる側の人間にとっては、単に面倒臭いだけの相手であり、お互い不愉快な思いをするだけで、忠告してあげる事に何のメリットもない訳で、結局、僕もそうだが、もう完全に他人事であり放置する事になる訳だ。

 

東京五輪エンブレム騒動で確信した自分の楽曲作りの信念』にも書いた事だが、僕も、途中で自分の考え方に不安を覚えて、そういう奴らの意見が正しい様に思えてきて、結果、○○風な曲を作る事が当たり前になってた時代があるだけに、この恐ろしさは身に染みて分かっているつもりだ。

 

その頃にそうやって作った曲は、自分のオリジナルとも思ってないし、二度と人前で演奏したり発表したりする事はない

 

そして、今現在発表している曲は、全て、ゼロから作ったつもりの曲ばかりだ。

 

◇盗作の恐怖

 

◇皆見つかさ・スタジオ弾き語りライブ(再生リスト)

 

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パクリと区別の難しいものにオマージュと言うものがある。

 

その曲や作者に敬意を込めて、敢えて似せて作る手法の事であるが、それはやはり、オマージュであると分かる様に作るか、どこかに明記しておくべきものであって、しれっと、いかにも自分の発想から生まれた作品の様に発表するものではない。


自分でも、そういう作りの曲はやりたいと思ってはいるし、この話もどんどん広がりそうなのだが、今回はそこは広げないでおく事にする。

 

 

今回は、過去に書いた記事の中から、主役になれなかった主役級の話を掘り起こそうと言う企画でしたが、いかがでしたでしょうか?

 

今までにあちこちに書いた事を掘り起こしてみたものの、話と言うのは、そこからいろんな方向に派生していくもので、過去に派生したものを削ぎ落とすと、かえって内容が薄くなってしまった様な気がします。(^o^;)

 

でもまぁ、やはり主題となるべきテーマは、一度どこかで書いたからと言って、脇役状態で放ったらかしておくよりも、主役として掘り起こしてあげた方が、そのテーマを読みたいって人の目にも止まりやすくなりますし、そのテーマも浮かばれるってものだと思います。

 

更に派生した深い話に興味があると言う方は、この記事の下の方にスクロールして、関連記事をクリックした頂ければいろいろ読めますので、是非、読んでいって下さい。(*^▽^*)

 

そんな埋もれた主題掘り起こしプロジェクト第一弾でしたが、これからもまた、どこかに埋もれた持論やポリシーを掘り起こして、主役として蘇らせる様な記事も、ちょくちょく書いていってもいいかな?って思っています。


 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

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