リバーブのかけ具合なんて自分で決めなきゃ意味がない | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3107文字です。(読破予想時間:約7分23秒)

 

以前、昔からボーカルにまつわる間違った知識が都市伝説の様に、あちこちに根強く出回っているという記事音響に関する都市伝説禁煙の話からブログ選びの方法まで、いろんな記事の中でも書いたが、ネットでいろいろ見ていると、いろいろなジャンルで都市伝説が蔓延している事に気付く。

 

 

 

 

 

ボーカルにまつわる都市伝説については、ネットが普及するよりずっと以前から根強くある話が多いが、他の話はどうやらネット上に都市伝説の元ネタがあったのではないかと思える。

 

そして、その一つをまた見つけた。

 

その一つとは音響の話なのだが、それがあまりにも似た様な事があちこちに書かれているので、おそらく元ネタがあってそこから広がっていったものだろうと推測出来る。

 

僕自身、昔、音響屋(PA屋)にいた時代にも、そんな話はなかったからだ。

 

 

どういう都市伝説かと言うと、レコーディングやミキシングの際のリバーブは極薄くかけろと言う、そんないい加減なセオリーだ。

 

特に、ボーカルに関しての記述に目立つが、他のパートに関してもあちこちで見かける。

 

まるで、リバーブを深くかける事は間違いであるかの様な書きっぷりである。

 

勿論、正しく解説してあるものもある。

 

でも、この間違った思い込みの様な記事が、異常な程多くて目立つ。

 

最初に間違った記事があったのが、徐々に広がったのか、パターン別の解説を理解が足りないままに拡散されたのか、それはもう分からない。

 

ただ、ここでこの件はしっかり正しておきたいと思う。

 

リバーブを深くかけるも浅くかけるも、その時々の判断による

 

深くかけるのが間違いなら、誰も、深くかかる仕様で生産・販売などしないだろう。

 

苦情(クレーム)というリスクが増えるだけの極端なパラメーターをメーカーが設置するメリットなど皆無だ。

 

リバーブの深さなんて、各楽器の音作りにもよるし、周りの楽器がどんな風になってるのかとか、ジャンルや、好みや、様々な状況で判断していくもので、これが正しいなんてものはない

 

本来、リバーブは不必要なものでも、他の楽器となじませる為に薄くかけると言う使い方があるが、元ネタはこういう事が書いてあったのではないかと推察出来る。

 

こういう場合なら、あまりかけすぎない様に注意を呼びかけるのも分かる。

 

これを中途半端に読んで、まるでプロのエンジニア気取りで、解説したヤツがきっといるのだろう。

 

そのうち、リバーブは薄くかけるのがクールだとか、薄くかけるのが正解で深くかけるのは間違いという記事がどんどん増殖していったものと思われる。

 

そういうプロのエンジニア気取りで無責任に間違った事を平気で解説するヤツはあちこちにいる。

 

知りたいと思って読んでるのは素人だから読んでる訳だし、書かれてある事の真偽を見分ける方法など、実質ないと言ってもいいだろう。

 

ただ言えるのは、その解説通りに、ひとまずやってみるのはいいけど、鵜呑みにせず「あれ!?」と思ったら自分の感覚を信じろって事だ。

 

アドバイスをするとしたらこれくらいだ。

 

リバーブを言われるがままの数値に設定してみたが、かかってるのか、かかってないのか分からないくらいで、解説には「ほら、凄くよくなったでしょ」みたいな事を書いてても、その強引さに心を持って行かれない様にしましょうって事だ。

 

それこそ、着てもいない服をさもあるかの様に「素晴らしいお召し物で、凄くお似合いです」と強引に服がある事にしてしまう、『裸の王様』の物語だ。

 

やってみて、自分自身がピンと来ないのなら、もう少し深くかけてみればいい。

 

何だったら、もう少しどころかガンガンにかけてみればいい。

 

そこで、自分が好きだと思う方が、正解なのだ。

 

アートなのだから

 

 

こういう場合にかけすぎなんて事はない。

 

リバーブのかけすぎという言葉が当てはまるのは、曲の制作者(宅録のほとんどの場合は自分)本人が、結果をみて、「かけすぎたな」って思った場合だけだ

 

音響芸術と言う言葉があるくらいで、音楽は音作りも含めて芸術なのだ。

 

他人が、「かけすぎじゃない?」って言ったところで、それはその人の好みであって、本人がそれで気持ちが良ければそれが答えなのだ。

 

僕は、1950年代のロカビリーのレコーディングでよく使われるリバーブのかけかたで、ギターやボーカルにもの凄く深くかけるリバーブが大好きだ。

 

僕は個人的に、「お風呂屋さんみたいなリバーブ」と表現する事が多いが、誰にでも分かる様に表現すると、カラオケのエコーに近いと言えない事もない、そんな感じのかかり具合だ。

 

流石に、現代のレコーディングであそこまで深いリバーブをかけたりはしないが、曲によって、フィフィティーズの雰囲気を出したいと思えば、躊躇なく深々とリバーブをかけるだろう。

 

そういうものだ。

 

だれがこう言っただとか、どうとか、そんな事は関係ない

 

答えは、自分で探すのが芸術であり、だからこそ面白いのだ

 

寧ろ、他人がこう言ったからこうしたと言う具合に他人の意見や感性を取り入れた瞬間それは自分の作品ではなくなるとさえ僕は思っているし、それではアートとは呼べないとまで思っている

 

 

だから僕は、他人に意見を求めたりは絶対にしない

 

 

するとしても、せいぜい感想を求めるくらいで他人の意見やアイデアなんて聞く価値はゼロだ。

 

「この音作りいいと思わない?」と誰かに問いかけて「そうかぁ?」って、いまいち理解を示されなくても、それでいい。

 

そういうものなのだ。

 

その分、同じ様に賛同してくれる仲間が現れた時は、凄く嬉しいものである。

 

それがアートなのだ

 

 

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