京都の文化度と民度の高さ | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3497文字です。(読破予想時間:約8分19秒)

 

僕は大阪の人間ではあるが、元々大阪と言う街があまり好きではなかった。

 

なので、高校を出て、大阪から京都で一人暮らしをする事になった時も、もう大阪へ戻るつもりはなかった。

 

しかし、人生とは何がどうなるか全く分からないもので、自分のその意思に反して結局、大阪に舞い戻る事になって今に至っている。

 

元々、京都には興味があったし好きな街ではあったのだが、住んでみて僕にはどうやらピッタリの街だった様で、それ以来、最も好きな街が京都だ。

 

大阪に舞い戻って来てから、今は、以前程、大阪が嫌ではなくなったが、やっぱり時折京都が恋しくなる。

 

 

そんな中、全国的に京都を誤解してる発言がネットやメディアで散見されるのが、以前から気になっている。

 

特に自称大阪人の口から、大阪と京都を比較した京都叩きの発言が目立つ。

 

前に『大阪人が何処へ行っても大阪弁を貫き通す理由』と言う記事の中でも書いたが、一般人やタレントを含めて全般に、何故だか、大阪人でない大阪の近隣府県の人が、大阪人として振舞っていたり、他府県から大阪に移り住んで来て、大阪弁もままならない様な人が大阪人として振舞って、大阪人の評判を下げる様な発言をしている様な場面が、異常な程に目立つのだ。

 

 

そういう似非大阪人に限って、至る所で、大阪について語りたがる傾向がある。

 

これが大袈裟だと思うのなら、テレビで大阪を熱く語ってる人の出身を軽くググってみて欲しい。

 

かなりの高確率で他府県出身者な筈だ。

 

そんな似非大阪人達は決まって、作られて定着した大阪イメージを見苦しい程に、必死で演じようとする

 

更には、それこそ大阪だとそのイメージを流布しようと頑張る。

 

そして、大阪のイメージが更に下品で空気を読めない落ち着きのないイメージに落ちていく

 

本物の大阪出身者は、案外、お笑いの世界には少なくて、歌手や役者さんにこそっといたりして、思いのほか、その手の話には大人しい人が多い。

 

一旦、大阪を離れる事で自分のその辺りの事に気付く事が出来たのだが、そういう気付きもあって、今は、以前程大阪を嫌ってはいないのだろうと、自分自身を分析している。

 

 

話がかなり脱線したが、そういう人達がどのように京都の悪口を流布するのかと言う話に戻る。

 

京都の文化でよく事例にあげられるもので「ぶぶ漬け(お茶漬け)でもどうどすか?」って台詞がある。

 

これを聞いた事がある人は多いと思う。

 

例ではよく使われるが、実際にこんな事を言われたり、言ってたりするのを聞いた事は一度もないが。(;^_^A

 

要は、長居してるお客人に対して「早く帰ってくれ」と直接言えないので、こういう言い回しで、相手に悟らせると言う文化な訳だ。

 

この例を使って、彼らは「京都はやらしい」と言っているのを本当によく聞く。

 

自分の頭で本当に考えてるのか?と疑いたくなるくらい、判を押した様に、彼らは皆、同じ事を言う。

 

一種の固定観念と言ってもいいと思う。

 

 

そして、「京都は遠回しでいやらしい」「大阪は裏がなくていい」と口を揃えて言う。

 

更には、大阪のそれと人情に溢れる街と言うのを無理矢理繋げて、「大阪は人情溢れる素晴らしい街」「京都は冷たい」と京都をこきおろす。

 

京都人のこの言葉には、他者への深い配慮や気遣いがあるのだが、そこが読めないレベルの低い人達の逆恨み節なのかと思いたくなる。

 

僕なら思ってる事をズケズケと言われる方が、間違いなく傷付く

 

出来れば、角のない言葉で遠回しに悟らせて貰う方が、僕には有り難い

 

本来は、お互いが場の空気を読んで、スムーズに行動出来ればいいが、全てにおいて空気を読み切るなんて実際には不可能だ。

 

それにその空気が漂ってない場合は、空気の読み様もない。

 

そんな場合、その空気を少し出してくれるとこっちは助かる。

 

それを身も蓋もなく、ズケズケとストレートにものを言う事を、「裏がない」とか「人情が」などと言う受け取り方は、到底出来ない

 

僕から言わせれば、配慮に欠けたただの無神経な発言にしか聞こえない

 

 

陰で誰かの事を愚痴ってると「陰で言わないで本人に直接言え!」とか言う奴がちょくちょくいるが、僕はこの意見を聞く度に、「もっと深く考えて発言しろよ」と思ってしまう。

 

これもおそらく、刷り込まれた定型文を場面場面で繰り出してるだけだと、僕は思う。

 

 

そんなもの普通に平和に暮らしてる所、「お前の事がムカつく」とか「お前なんか大嫌いだ!」なんて言われても困るし、間違いなく深く傷付く。

 

こっちが自覚して嫌がらせをしてるのなら、直接言われるのも仕方がないが、ただただ平和に普通に暮らしてるだけなのに、そいつの感情や好みに合わせて自分を変える事なんて出来ないし、そんな奴の為に変わろうとも思わない

 

それなら、陰で愚痴って、スッキリしてまた笑顔で挨拶し合う方が絶対にいい

 

 

それで、また、ストレスが溜まれば、直接言わずに、陰で愚痴ってくれればいい。

 

僕は、解決もしないのに、ただただ攻撃される事を「裏がない」とか、ましてや「人情」とか訳の分からない話に繋げる感覚の方に首をかしげる

 

 

京都は国内でも凄く古い街で、伝統と文化をこれまで大切に継承し、発展させてきた街だ。

 

なので、人と人とのコミュニケーションの文化も他の街より、数段進んでいてもおかしくはない

 

と言うより、進んでて当然だろう。

 

お互い、傷付け合わずに、お互いを察する事が出来る、ハイレベルな大人の対応が、「ぶぶ漬けでも」と薦める文化なんだと思う。

 

簡単な話が、京都を叩いてる連中より、民度や文化度が高い街なのだ。

 

それを理解出来ずに、曲解した発言を繰り返す事がどれだけ恥ずかしいか、少しは自覚した方がいい

 

ただ、悲しいかな、民度と文化度の二つに揃って差がありすぎる場合は、かみ合う事はない。

 

レベルが低い方に向上心でもあれば、時間が解決してくれるだろうが、相手を叩く方向に向かってる限り、民度が向上する事はないだろう。

 

つまりは、次元の低い方が次元の高い側を理解出来る訳もなく、次元の高い方からは、その恥ずかしい言動と中身が丸見えなので、例え、そんな人間性を見透かされて本当の意味で見下されてもそれは、最早、当たり前と言える。

 

 

誤解のない様に補足をいれておくと、僕は、この記事で大阪そのものを叩いてる訳ではないし、ましてや、大阪は人情がないと言ってるのではない

 

大阪も確かに人情の街と言われるくらい、人情のある人が多い街だが、それは、ウラオモテがないだのとズケズケと物を言う様な人達の事ではなく、そこを無理矢理繋げるから話に説得力がなくなるのだ。

 

人を平気で傷付ける無神経な台詞を吐ける人達が、人情の人達な訳はない

 

本当に優しい人が自分の事を「優しい」とは言わないのと同じ様に、本当の人情家が自分の事を「人情家」と言ったりはしない。

 

大阪と言う街も、戦後焼け野原から復興した街で、戦後復興の際に、どんどん他所から人が流れて来たと聞く。

 

そんな中、生粋の大阪の人達と話をしてると、今現在の、メディアなどで流布された大阪像とはかけ離れたものをいつも感じるのだ。

 

京都と違って大阪は商人の街なので、確かに、京都に比べてフレンドリーな人は多いと思うが、生粋の大阪人のイメージは、正直、そういう下品なイメージはない

 

やっぱり、京都とは隣り合わせで、歴史的にも密接に繋がって来た街同士なのだと感じる点が凄く多い。

 

やっぱり京都は、日本を象徴する街、古都京都なのだ。

 

そんな古都京都を誤解・曲解して叩く発言を、一人の日本人として、許し難い思いで長年聞いていたが、ようやく言葉に出来て、ちょっとスッキリしている。

 

 

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