配慮の難しさと毒の混ぜ具合の難しさ | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3201文字です。(読破予想時間:約7分37秒)

 

有名人の話を友達としている時、昔は、有名人の名前を全て呼び捨てで会話していた。

どんな偉大な人であれ、自分より年上であれ。

 

 

小中学校時代にクラスメイトの女の子できっちり、さん付けで芸能人の事を呼ぶ子がたまにいたが、周りの同級生からは、むしろそれを不思議がられていた記憶がある。

僕も敬称を付けて呼ぶのを聞くと違和感があったのを覚えている。

でも、今から思えばその子達の家庭では、かなり行き届いた教育がなされていたのだろうと関心する。Σ(=°ω°=;ノ)ノスンゲー!

大人になるに従って、きちんと敬称をつけて呼ぶ人は増えてはいるが、有名人や芸能人の事を話す時、呼び捨てするのがまぁ、普通だと思う。

流石に本人を目の前にすれば、皆、大人の対応をするとは思うが。


今は、以前とは逆で、有名人や芸能人を呼び捨てでよんでいるのを聞く方が違和感はあるし、自分ではほとんど呼び捨てる事はない

たまに、全体の会話の中で、周りと自分に違和感を感じる事があって、その時は、そこに本人がいる訳でもないので、周りに合わせて呼び捨てで呼んだりはするが、基本的には、しなくなった。

だからと言って、呼び捨てするなとか言って、それを正す気もないし、本人に向かって言ってる訳でもないので、特にどうと言う話でもない。

それに、有名人の人達はそこまで気にしてはないと思うし、まぁ、苦笑いくらいはしてるかもしれないが。

ただ、自分がネットで何か書く場合は、本人がそこにいなくても目にする可能性があるので、気を配る必要があるなとは思うので、個人的に気をつけようと思うくらいだ。


ビジネスマンの場合なんか、若くても優秀な人なら、早い段階で有名な会社の有名な社長さんに会える機会に恵まれたりする事もあるだろう。

例えば、犬のお父さんのCMで有名な会社の社長さんみたいな超有名人の。

つい、この間まで、その有名な社長さんを日常会話の中では呼び捨てにしてたのが、一度でも本人に会ったりすると、本人がいない所でも、自然と呼び捨てが出来なくなって、気が付けば敬称をつけて呼んでいたと言う事があるのではないだろうか。

知らんけど。(^▽^;)

僕もそんな感じで、社会に出てからはいろいろな人にお会いする機会が増えて、気が付いたらいつの間にか、そんな当たり前の配慮が、遅ればせながら身に付いていた様だ。


それだけなら、さほど難しい話でもないのだが、人を不快にさせたり傷付けたりしない配慮と自分の思った事を表現していくと言う、この二つのバランスの難しさ

例えば、自分の好き嫌いをここに書いたとする。

「●●と言う曲が大嫌いだ」とか「○○と言う映画は全く面白くなかった」とか。

自分では単に感想を述べただけでも、そこには必ず作り手がいる

こんな書き込みを見た作者は、どう思うだろうか?

怒るか、泣くか、ふさぎ込むか、それは人それぞれだろうけど、少なくとも、喜ぶ人はいないと思う。

だから、皆に、そんな事を書いてはいけないととか、そんな話をしている訳ではない。

自分自身、そんな事をされると傷付くのが分かる立場の人間なので、配慮しようと思うのだが、それがなかなか難しいと言う話だ。

これくらいの例なら、判断は容易いが、どこまでが許される自己表現で、どこからが中傷になるのかとても難しい判断を迫られる事も多々ある。


もう一つ、実体験を。

さっきの呼び捨ての話の配慮が徐々に出来る様になったのが、22か23才の頃からだったと思うが、その頃は、他の配慮に関してはまだまだ出来ていなかった。

もっと後に、歌を教えたり楽器を教えたりして生計を立ててた頃の話だ。

まず、その生徒との雑談の中で、いつもバンド仲間と話してる様な調子で、自分の好きなアーティストを好きだと紹介したり、嫌いなアーティストの名前を出して、けちょんけちょんに貶したり、普通に何も考えずにそうやって会話していた。

日常会話でもあり、自己紹介のつもりであり、フランクに会話をしてるつもりだったのだが、今は、それが大きな間違いだったと分かる。

そこへ習いに来る生徒さん達には皆、憧れのアーティストがいる訳だ。

その自分が大好きなアーティストを嫌いだと言われて、喜ぶ生徒はまずいない

中には傷付く子もいると言う事が後になって分かった。

自分にとっては正直な感想のつもりでも、それはファンを傷付ける行為であり、自分の価値観にすぎない

そして、他のアーティストへの中傷になりかねない。

実際に一人の生徒が突然、来なくなって電話にもでなくなり、連絡もつかなくなった事があった。

当時は、まだ、携帯やパソコンなど普及してなくて、連絡手段は電話か手紙くらいだった。

長く続かないなって生徒は大体分かるもので、その子は、突然辞める様な兆しは全くなかったので、やたら気になって考えたのだが、自分の中で確信を持ってピンと来たのが、あるアーティストを嫌いだのセンスがないだの貶しまくった事だった。

おそらくその子は、そのアーティストのファンだったのだと思う。

きっと、傷付けてしまったのだと思うと、直接謝れなかった事もあって、思い出すと今でも胸が痛い

当時10代だったその子は、20代の大人で、しかも信用していた先生の口からそんな事を聞かされて、たまらない気持ちになったのだろう

実際に、そんな会話はどこにでもある会話なのだが、自分の立場の自覚がなさすぎたのだ。

今は、同業者を貶める発言をする様なヤツは信用出来ないなどと、偉そうな持論を語ってるが、実はそんな経験で痛い目にあってたどり着いた結論だ。


この場合はダメな例だが、実際には、リアルな社会で対面しながらの会話なら、好き嫌いを話しても角が立たない場合もある。

でも、ネットではそうはいかない。

文字だけの怖さは、リアル社会の比ではない。

気が付けば、凄い人数を巻き込んで大炎上という事態を招きかねない。


ネットで自分と言うものを理解して貰う為に、どこまで、自分をさらけ出せばいいのか、とても難しい

ここまで例にあげた、好き嫌い一つとってみても、さじ加減は難しく、自分が何かを嫌いだと訴えると、確かに自分の理解者は増えるが、嫌な思いをする人もその分いる訳で。

どこかの店の料理はまずかったなんて、ネット上に迂闊に書いたりしたらそれこそ、その店の家族や従業員まで路頭に迷わせる事に成りかねない

美味しいまずいは個々が判断すればいい訳で、自分の価値観を垂れ流す事の怖さを思うと、いろんな配慮に神経を使って投稿する事に楽しさは感じず、そこまでして投稿する内容の記事でもないなって結論になる。

じゃあ、褒め言葉ならいいのかって言うとそれも違う。(・_・ 三・_・) ノンノン

特に値の張る商品を深く考えずに褒めて、買った人が損をすると言う事も十分にあり得る。

まぁ、この場合は個々の考え方次第だと思うが、自分としては、そんなものは自己責任で購入すべきだろって思うので、単に、苦情でも言われて面倒な思いをしたくないから、あまり知らないのに、適当に褒めたりするのは控えようと思うって程度のものだ。

何でも他人のせいにする様なヤツは大嫌いで、出来れば関わるきっかけすら作りたくないもので。( ̄へ  ̄ 凸

そんな事をいろいろ考えてる内に、いくつもの長文の記事が過去にボツになっている。

配慮だらけの毒のない文章なんて、実は、面白くも何ともないものが多かったりするし、多少の毒は必要だと思う。

 

アンチも出ない、反感も買わない記事が、人気になる事はないなんて話もあるくらいだし、毒も必要と言う結論は、きっと間違ってはいないのだろう。


しかし、そのバランスがなかなか難しい。(-""-;)

 

 

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