『他人をどうこうしようってのがそもそも間違いじゃないの？』
＜この曲を試聴する＞（JASRAC作品コード：215-8082-1）
この記事は4299文字です。（読破予想時間：約10分14秒）
■概要
白い太陽も黄色い太陽も全て夕日の様に赤く塗らなきゃ、認めない奴。
自分の都合に合わせて他人を変えようとする奴。
自分の不変の部分まで偽り変えようとする奴。
全てをありのままに受け入れるべきだと主張する奴。
激しくぶつかる複数の意見、食い違い。
それらをクラシカルなハードロック要素とポップな要素を持つ楽曲で表現。
70年代～80年代の化粧品のCMをイメージして作った楽曲。
曲タイトルについて。
「他人」と書いて「ヒト」と読みます。
『他人（ヒト）をどうこうしようってのがそもそも間違いじゃないの？』となります。
作詞・作曲・編曲：皆見つかさ
Vocal：皆見つかさ
E.Guitar：皆見つかさ
Bass：皆見つかさ
Drums：皆見つかさ
◇他人をどうこうしようってのがそもそも間違いじゃないの？／皆見つかさ
（『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。』）
聴いて良かったという方は、是非、動画のタイトル部分をクリックしてYouTubeへ移動して頂いてから、グッドボタンのクリックをお願い致します。（埋め込み動画内ではグッドボタンは表示されませんので）
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下記記事にもこの曲のリリース情報が掲載されてます。
■詳細
１）二つの意見を戦わせる歌詞の構造
この曲は１番〜３番まで、Aメロとサビだけで出来たシンプルな構造をしています。
そして、歌詞の内容を、Aメロとサビで登場人物を分けて、それぞれの言い分を書き分けているのがこの曲です。
Aメロは１番から３番まで合計３回出てくる訳ですが、必ずしも同一人物とは限りません。
あくまで、この曲の世界の中の、架空の誰かの言い分って事なので。
それぞれの言い分については、曲を聴いた皆さんがそれぞれの受け止め方で聴いて頂けたらと思います。
２）メロディーとコード進行
Aメロとサビで、はっきりとサビに移り変わったと分かるくらい、この曲のメロディーラインは明確に変化しています。
しかし、実は、この曲のコード進行はイントロから、Aメロ、サビ、間奏、エンディング（アウトロ）まで、ずっと同じコード進行の繰り返しなのです。
しかも、シンプルな３つのコードを延々とループさせているだけです。
３つのコードと言っても、いわゆるブルース進行と呼ばれるスリーコードではなく、ACGAを一つの塊として、このACGAをずっと繰り返しているだけです。
サビになったらコード進行も盛り上がる進行に変化させると言う作りが曲の一般的な構造ですが、この曲は敢えて、同じ進行で進む事にしました。
僕は音楽アーティストですので、その理由はシンプルです。
その方が面白いと思ったから。
それだけです。
どう面白いかを語ると長くなるし、感覚的なものや作者の好み的なものも多くて、どこまで第三者に伝わるかも分からないのでここではやめておきますが。
３）歌詞の中に口癖
この曲の歌詞に「♪飢えるのが嫌ならば 腹を減らさなければいい」と言うフレーズがあります。
意味の解説は敢えてせず、その解釈はリスナーである皆さんに委ねる事としますが、言うまでもなく、この表現は勿論、どこかで聞いた表現ではなく完全に自分のオリジナルです。
その口癖の様な言葉を歌詞の一部で使ってみたと言う訳です。
他の所でも何度でも使えそうだと思っているのですが、一度使った表現をあちこちの曲で使う訳にもいかず、このアルバムがもし売れなくて廃盤にでもなった時には、この曲を知ってる人にだけ喜んで貰える洒落の様な形で、どこかの歌詞にもう一度使ってみてもいいかな、なんて思っていますが、縁起でもない話なのでここらでやめておきます。（笑）
４）黄色く輝く太陽
子供の頃の僕は、太陽の色には赤・白・黄の３つ色があると認識していました。
正確に言うと無数にあるのでしょうけど、大雑把には今でも同じ様な認識です。
そう言う意味では、この曲の歌詞に出てくる「♪黄色く輝く太陽」と言うフレーズは、少し収まりが悪く、どうせなら「♪白く輝く太陽」か「♪赤く輝く太陽」の方が収まりはいいのです。
しかし、ここは敢えて黄色い太陽を選んだのです。
そのエピソードを話すと少し長くなるので、申し訳ありませんが、ここでは割愛させて頂きます。
「黄色く輝く太陽」を選んだその理由を１つの記事にまとめてありますので、興味がある方は是非ご覧下さい。
５）曲のイメージ
冒頭の概要部分でも書きましたが、この曲は1970年代〜1980年代の化粧品のテレビCMをイメージして作っています。
当時の化粧品のテレビコマーシャルと言えば、使われる曲が片っ端から大ヒットして凄かったのを覚えています。
当時のCMをイメージして作ったと言っても、僕がイメージしてピッタリだと思って作った完全なオリジナルですので、どこを探しても似た様な曲はありません。（笑）
既存のCMソングをイメージしたり、モチーフにしたりした訳ではありませんので。
テレビCMは通常１クール15秒で流れます。
倍の尺で２クール使って30秒で流れるCMもごく一般的です。
この曲は、１クールのCMにピッタリになる様にそこを計算して、サビの部分の１コーラス分を15秒丁度に作っています。
そして、２クールのCMにも使える様に、サビが２コーラス繰り返して30秒ピッタリになる部分も設けてあります。
更には、サビの部分にタイトルコールが来る様にしてあるのですが、タイトルコールを含むサビの歌詞全体を、ナチュラルメイクのイメージとも重なる様に意識して書きました。
今の時代に、あの頃のイメージに回帰してCMを作る会社があるのかどうかは分かりませんし、可能性は薄いとも思っています。
CMに使われたら嬉しいだろうなと思っているのは本当ですが、実際の所この曲は、CMに使われる為に作った訳ではありません。
あくまで、あの頃の化粧品のテレビCMに使われたら似合いそうな曲を作りたくなって作ったと言うだけの話で、どうせならと、隅々まで凝りまくったと言うだけの話です。
勿論、どこかの企業がタイアップして頂けると言うのなら、化粧品に限らず大歓迎です。
６）一番、言いたかった事
もう、ズバリタイトルになっている言葉「他人をどうこうしようってのがそもそも間違いじゃないの？」って言葉が、一番伝えたい言葉です。
自分が気に入らない相手に、「お前は何でいつもそうなんだ」だとか「こうすればいいじゃないか」だとか、酷い時には「その性格を変えろ」とまで言う人間がいます。
僕も当然、そう言うたぐいの事は何度も言われた経験があります。
でも、僕にしてみれば「何故、お前にそんな事を言われなきゃならないんだ」と思う訳です。
そして僕は、「これが俺だ！それを変えるつもりはない。そこを変えたら俺が俺でなくなる」「これが嫌なら、俺に関わらなければいい」とまで、正直思います。
てか、実際口に出して言った事もあります。
この性格や人間性を変えなきゃ付き合えないのに、どうして、僕と付き合おうとするのだろう？と言うのが率直な疑問だし、ホント、不思議です。
そんな事を言ってくる相手だからお互い合わない事がほとんで、こっちは特に仲良くしたいとは思ってないのに、どうして、アンタが俺と気分良く付き合える様に、アンタの都合に合わせて、こっちが変わる努力をしなきゃならんのだ？と心底思います。
しょっちゅう誰かにケンカを売るだとか、いつでも誰かの悪口ばかり言ってるだとか、他人様に迷惑をかける様な性格なら、「その性格を変えろ」と言われるのも納得するのですが、僕は、自分の思うがままに自分の人生を自分の責任において自分らしく生きてるだけで、周囲に迷惑などかけていません。
誰からも、そんな事を言われる覚えはありません。
そんな思いから出た言葉が「他人をどうこうしようってのがそもそも間違いじゃないの？」であり、そこから広げたのがこの曲の歌詞なのです。
このタイトルにもなっていてサビで部分で最も主張が強い「他人をどうこうしようってのがそもそも間違いじゃないの？」と言う言葉をそれぞれ自分の体験や想いと重ね合わせて聴いて頂ければと思います。
意味や解釈はこの曲を聴いた人の数だけあっていいと思っています。
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*
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ミュージシャン、皆見つかさの世界が広がっています。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o～♪
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