興味があれば、読んでください。
自己紹介
幸せになるために
本の紹介です。
〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか~「いい人、やめた!」
もし機会があれば、読んでみてください。
かなり前に出版された本です。
自分がカウンセリングされているような不思議な気分になります。
【内容】
女優の東ちづるさんは、37歳の時、たまたま番組で一緒になった臨床心理士の先生に、親子でカウンセリングを受けることとなります。
その会話の内容が細かく書かれています。
私からすると、東ちづるさんのお母様は理想的な母親です。だけど、東ちづるさんは母親の励ましや応援で、優等生を続けなければならない子ども時代をおくります。高校の時の記憶はほとんどないそうです。
余談ですが、
昔私は、東ちづるさんが何人かの高校の同級生に会う番組をたまたま見ました。喜んで楽しそうに話す友人達の輪の中にいて、冷たい態度をとっている女優さんの姿に、一気に東ちづるさんが高飛車な女優さんという印象を持ってしまいました。
この本を読んで、記憶がないまま友人達に囲まれていたと知ります。
自分の偏見が強い事にびっくりです目に見えているものが、全てではないと学びました。
東ちづるさんの家庭で起こっていた事。
アルコール依存症の父親と良妻賢母の母親、
本当の気持が言えない子ども。
親子のズレと勘違いが描かれています。
母親の事を喜ばせたくて優等生をしたけど、結局自分の人生を生きられない10代。
母親が子育てを熱心にし、家族の犠牲になる。
その怖さも描かれています。
この本は多くの方に貸しましたが、自分に当てはまるとおっしゃった方が多い。
当てはまるのは、「親」または「子」かはまちまちです。
以前ご紹介させて頂いた「母という病」も当てはまるかと思います。
子育てをする時、母親は家庭の犠牲になってはいけない。
この場合、他の核心的な問題に目を向けないために子育てを頑張る 母親が多いと思われます。子どもを優秀にする事は達成感にも繫がります。
それではいけない。親は自分の幸せを追求するべきで、子どもの事は子どもの人生であって自分のものではない。
東さんのお母様のように、家族のために尽くされている方、
もしも自分の努力で子どもが苦しんでいるとしたら悲しすぎます。
まずは貴方の幸せを1番に考えてください。どんなお子さんも、親の幸せを願っています。
本屋さんには並んでいないかもしれませんが、図書館などで借りて読んでみてください。
つたない文章、最後まで読んで頂いてありがとうございます
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