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興味があれば、読んでください。



問題を解決する事は難しいですが、
それを乗り越えると必ず人生に光りは射します。諦めないで下さい。でも、苦しければ努力し続けず休んでください。助けを誰かに求めて下さい。



色々な事件は生い立ちが問題とされがちです。

生育環境が悪いことによって育まれないのは、
『自分を大切にする気持ち』
ではないでしょうか。


犯罪に手を染めようとするとき、
「まぁいいか」と思うか「絶対ダメ」と思うかは
育った環境が影響します。



大切に育てられることが大事です。
お人形のようではいけません。個人の意志を尊重して、が大事です。


もしあなたが、良くない環境で育っていても、「自分を大切にする」ことを今から学べばいい。遅くないです。




若い頃、私は薬物中毒の友人がいました。

薬物依存に陥るとき、テレビなどを見て、何か理由があるんだろうと思いますよね。

苦しいから?悩みがあるから?

と言われがちですが、



友人は『好奇心』や『付き合い』から薬物の世界にはいっていったみたいです。




薬物をやる事によって万能感が高まってるようにも見えました。「寝ないでも働ける」と言ってました。

悩んでいるように見えませんでした。

いつでも止めれると信じてるようでした。


友人は田舎の温かい普通のサラリーマン家庭で育ちました。

悪しき生育環境には当てはまりません。




最初は気付きませんでした。

おそらく、最初はやっていなかったのかと、、、



初期の違和感は

大きな引き出しの中に薬がぎっしり

(昔は薬を大量に摂取するオーバードーズは知られていませんでした。今考えると、オーバードーズだったと思います。)




便秘になった!と言っては下剤を大量に飲み、

下痢になった!と言っては下痢止めを大量に飲み、

この人は幼い子どもなの?とその頃の私は思ってしまいました。そして、


いい方向に導かなくては!


と思います。



薬の代わりに栄養ドリンクを飲むことを提案します(笑)

すると、薬を止めるどころか、薬+栄養ドリンクを大量に飲むようになってしまいました。




その友人は、よく薬物(ほんま物の、おそらく覚せい剤)をやっている人の悪口を言ってました。


「あんな危ない薬をする人はろくでもない」



だからまさか、やっているとは、、、

騙すためだったのか?それとも本当にその頃は思っていたのか分かりません。




しばらくすると、おかしな行動が目立ってきます。



訪ねてきたと思ったら、笑い転げて、大騒ぎする。

突然、ビルの受付の人に怒鳴りだす。

食事をしていたら、隣の人に「こちらを見るな!」と怒り出す。

楽しそうに、でも不気味に笑い出す。




その頃には薬かな?と気付いてました。

ただ、若くて無知な素人です。

大麻なのか、覚せい剤なのか、麻薬なのか、コカインか、おそらく警察に見つかったらいけない薬物。




今ほど薬物の情報もなく、パソコンもスマホもない時代です。

素人に分かる訳がありません




それでも、何かおかしい。何とかしなくては。と怒鳴る友人を見つめながら、隣で泣きました。今でも思い出すと心が苦しい。人が変わったようで、悪魔に取り憑かれたように見えました。目が、目が恐い。




直ぐに離れなかったのは、自分がどうにかして友人を救えると思ったからです。

私は偏見が嫌いです。

誰のことも、平等に支援したいと思っていました。




怒ったり、説得したり、寄り添ったり、お金を貸したり、まわりに嘘を言ったり、、、




今思えば馬鹿げてますが、その時は精一杯頑張りました。




しばらくして、悪化していく気がしました。

自分が悪いのか?自分のせいなのか?

とにかくまわりに秘密にしたかった。秘密にして何事もなかったかのように薬物を止めさせたかった。



その頃、一冊の本に出会います。

 

 


その本を手にしたのは、

自分の悩み「自分の何が間違っているのか?」とリンクしてしまったんだと思います。



アルコール依存症の家族を支えているつもりの筆者が、治癒を妨げてしまっているのに気付くという内容です。

この本の中に著者の詞があります。




自分を抑えきれなくて

つい私は

あなたの靴を揃えてやり

あなたのかばんを選び

あなたの交通違反の罰金を払い

あなたの上司にうそをつき

宿題を代わりにやってあげて

あなたの通り道から岩をどかし

あなたから奪う

「自分でやったんだ!」と言える喜びを

    アンジェリン・ミラー




注意しなければならないのは、

問題のある依存症の場合は、

という事です。

発達障害などの理由でサポートが必要な場合は当てはまりません。




本はいつも答えをくれます。


止めよう、もう変わる気のない人を変えようとするのは止めよう。私には最悪に思えても、本人は満足しているかもしれない。



これは今でも自分の教訓になってます。




今の自分は少しだけ分かってきました。

共依存に陥らないサポートは、


本人ができる事は任せ、

本人がどうしても出来ない事は本人の希望で助ける。

指図はしない。

支配もしない。

自分に優越感を覚えない。

相手が弱い人間だと思い込まない。

相手が何も出来ない人間と思い込まない。

そして、まわりに隠さない。



その人生は私のものではない。彼(彼女)のものだ。



人を支えるとき、

共依存に陥らないよう気をつける

お手伝いが出来るかもしれません。ご連絡をください。





笑顔ある1日を!



つたない文章、最後まで読んで頂いてありがとうございますニコニコ

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