NHKの事件の涙という番組で取り上げられた事件、渋谷のバス停で、帰る家がない女性が殺された事件


忘れられない人、大林三佐子さん享年64歳

NHKのリンクです

https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote15/ 



知らない人なのに、悲惨な事件は沢山あるのに、どうしてもこの事件だけは頭から離れない。ただただ悲しい




大林さんは誰にも迷惑かけないように、支援を頼まず、路上生活をしていた。夜遅くスーツケースを持ちバス停に来て、座り心地の悪い椅子で朝まで過ごし、朝になると邪魔にならないようにと去って行った。


明るくしっかりしていた三佐子さんは20代に結婚している。その後、夫のDVで離婚する。夫のDVがなければ今も幸せに生きていたのかもと想像してしまう。


結婚を自己責任として、実家の家族に迷惑をかけたとの思いが強かったのではないか?だから、路上生活になっても親に助けを求めなかったのか?色々考えてしまう。

本当の理由は当人しか分からないけど、、、どうしたらこういう人を生み出さない社会になるか、を考える


助けを求めてほしかったと思う。凜とした生き方は、助けを求めたからって変わらない。通りすがりの人に理由なく殺されずに済む。悲しすぎる。



コンビニ袋をたたきつけて殺してしまった男性は精神疾患があったそう。むしろこの男性の方が、支援を必要だったのかもしれません。





先日放映されたETV特集「若者たちの“貧困パンデミック“」を観て同じと思った。

貧困になり、同じようにスーツケース一つで帰るところがなく彷徨う姿は、三佐子さんを見ているよう。

本人が悪いわけではない

自己責任と思わないでほしい




傷付いて傷付いて、人を避け、関係を断ち、

孤独に耐え続けてほしくない

必ず、助けてくれる人はいるし、心の底から誠実な人はいる。

諦めないでほしい。


ETVでインタビューに答えていた20代の女性

「いい歳して ひとりの生活もままならない

誰かに助けてもらわないと 生きていけないんだっていう思いがあって 泣いた」



生活保護の申請は、されないままの人が多いそう。路上生活をしているのに、自分より大変な人がいるからと申請しない人が多いらしい。それと、報道では冷たく追い返されたという経験もよく聞く。

役所の窓口だって色んな人がいる。諦めないでほしい。



順風満帆に生きている様に見える人は、

環境や運が良かっただけで、紙一重だと思う。




子ども達には、本当に困った時は助けを必ず求めるように伝えたい。その時に親がいなくても、誰か信頼できる人がいるはずだし、公共機関でもいい。支援を求める事は恥ずかしい事ではない。たまたま貴方がそうなってしまっただけだと思う。




このブログを読んで頂ける可能性は低いけれど、伝えたい。

支援する側の人は貴方を助けれたら嬉しいと思う。誰だって誰かの役にたちたいものだもの。


支援は必ず受けてほしい。

反貧困ネットワークの連絡先です。







読んで頂けたら、感謝ニコニコ

 

質問、意見、相談、反論?など、

どんどん下さいね

いいねもポチっとお願いします

フォローもしていただけると嬉しい



個別の相談は↓まで

https://tsubomisakuie.com