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自己紹介
幸せになるために
この記事の題名、
｢母親から離れなさい｣は
当時、精神科医の女医さんに
言われた言葉です。
母親の罵倒に追い詰められ、
勉強机の中に新聞につつんだ包丁を
お守りとして持っていました。
昔の話です。
渋谷の女子中学生の事件、
こんな悲しいことを起こさない為に、
私達大人は何が出来るのでしょうか？
｢あなたのお父さんは、夫としての役割を果たしていない。
あなたのお母さんは、あなたを頼りすぎている。
あなたは母親を背負って、自分の人生を歩いていない。
嘘をついてもいいから、
とにかく親と距離を取って、
会わないようにした方がいい。
お母さんと離れなさい｣
私にとって、暗いトンネルの中、
その言葉は一筋の光でした。
その頃の自分は、
会わなくていいとは思っていなく、
母からは逃れられないと思っていました。
この言葉を聞いて、父親と姉に
｢精神科の先生に、親と離れるように言われた。
しばらくは帰らない｣
と伝えました。
父親は精神科医を怒り、
医者を信用するなと言い、
姉は親がかわいそうと泣きました。
現在は余裕がある時だけ会いに来てね。と言ってくれます。
カウンセリングの勉強をし、私の話を聞き、忘れたかった昔を思い出し、理解してくれています。
それでも、私の心はかなり楽になった。
既にその頃は家出して、
一人暮らししていました。が、
解放されたのに、なぜか、
実家の親をほっとくことは出来ず、
なんとか親との関係を頑張ろう
としていた時期です。
今回の渋谷の事件の加害者の子のように、
報道で知ったので事実か分かりませんが、
中学高校は泣き寝入りでした。
親に罵倒されても耐えるしかなかった。
勉強の事を言われて、
出来ない自分が悪いと思うしかない。
だけど、
勉強が出来なくても、
普通の生活が出来なくても(不登校とか)
責められない子もいる。
それが分かっているから、
とてもとても苦しい。
誰か助けてくれないか？
いつも考えていましたが、
誰も無理だろうと、
大人にはその力がないだろうと、
諦めていました。
大きな傷がない普通の家庭の子はスルーされる。今でもやっぱりそうですね。
事件でも起こせば、今の生活を逃れられる
とも思ってました。
一人で生活できるようになり、
親と離れ、
徐々に自分を立て直し、
今、幸せになっている。
これも事実
精神科医の女医さんに感謝
人は誰かの一言で希望を持ち、
生きられることもある。
もし一生懸命に子育てをして
おそらく、
渋谷の事件の女子中学生のお母さんも
それでも上手くいかない方、
これまでの自分を責めず、この本を読んでほしい。一生懸命の親が良い親とは限らない。
だけど今、考えが変われば親子関係も変われるかもしれない。一生懸命に子育てをした方なら、改善に向け頑張れると思う。
笑顔ある１日を！
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