trycomp2のブログ -2638ページ目

日朝協議3日目、「過去の清算」で溝埋まらず

 【北京=福島恭二、岡崎哲】日朝政府間協議は3日目の6日、北京市内のホテルで国交正常化交渉が行われ、日本の植民地支配時代の「過去の清算」について協議した。

 日本側は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核・ミサイル問題などを包括的に解決した上で、経済協力を行う方針を改めて提案したが、北朝鮮側は「その方式では難しい。『過去の清算』の問題を乗り越えずに前には進めない」とし、経済協力などの具体化を最優先課題とするよう主張、合意には至らなかった。

 日朝国交正常化交渉は、2002年10月末にクアラルンプールで行われて以来、約3年3か月ぶりの再開で、通算では13回目となる。日本側からは原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使ら、北朝鮮側からは宋日昊(ソン・イルホ)日朝交渉担当大使らが出席した。

 北朝鮮側は「過去の清算」について、「歴史的、道徳的に必ず解決されなければならない問題だ」としたうえで、経済協力だけでなく、<1>在日朝鮮人の地位向上<2>戦前、戦中に現在の北朝鮮の地域から日本に持ち込まれた文化財の返還と補償――などを求めた。

 このうち、在日朝鮮人の地位問題では、「政治、社会、文化の面で差別的処遇を受けている」とし、文化財に関しては、「原状復旧が必要だが、痕跡がなくなった文化財は補償すべきだ」と訴えた。

 これに対し、日本側は過去の植民地支配について改めて遺憾の意を表明した。戦後、日本が韓国、フィリピンなどに実施した経済協力や賠償などの具体例を引き、各国の経済発展に日本からの資金が大きく貢献したことも説明した。

 北朝鮮側は、整理回収機構が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を相手取り、破たんした在日朝鮮人系の朝銀信用組合から引き継いだ不良債権の返還を求める訴訟を起こしたことなどにも触れ、「日本政府は適切に処理すべきだ」と要請した。
日朝協議3日目、「過去の清算」で溝埋まらず (読売新聞) - goo ニュース

経済協力で一括解決を 「過去清算」で日本

 日本と北朝鮮は政府間協議3日目の6日、北京市内のホテルで、約3年3カ月ぶりに国交正常化交渉を行った。日本側は、北朝鮮が強く求める植民地支配など「過去の清算」について、一括解決するため経済協力方式で実施する方針を説明。しかし北朝鮮側は、在日朝鮮人の法的地位、文化財返還問題などの議論を求めることに終始し合意には至らなかった。

 日朝国交正常化交渉は2002年10月にクアラルンプールで開かれた第12回交渉以来。

 日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表(大使)は交渉終了後、記者団に対し「(経済協力方式で)必ずしも完全な合意にはならなかった。共通認識を得るよう今後も努力することになった」と述べた。

 北朝鮮代表の宋日昊(ソンイルホ)同交渉担当大使も終了後、経済協力方式について「われわれはその方法だけでは駄目だ。さまざまな問題があるので合意はされなかった」と明らかにした。

 交渉で日本側は、02年九月の日朝平壌宣言により経済協力方式で過去の清算を行うことで合意したことに言及。さらに過去の清算に関し、長期低金利の円借款や無償資金協力など日本の政府開発援助(ODA)の仕組みや、ほかのアジア諸国に対し戦後行ってきた実績を説明した。(共同)

(02/06 21:02)
Sankei Web 政治 経済協力で一括解決を 「過去清算」で日本(02/06 21:02)

北朝鮮が辛光洙容疑者の身柄引き渡し要求拒否の姿勢で日朝協議に臨んでいたことが判明

北京で開かれている日本と北朝鮮の政府間協議で、日本人拉致事件の実行犯とみられる辛光洙(シン・ガンス)容疑者の身柄引き渡し要求に対し、北朝鮮は拒否する姿勢で臨んでいたことが明らかになった。
日朝政府間協議は3日目の6日、国交正常化交渉が行われているが、関係者によると、これに先立って5日に行われた拉致問題の協議で、北朝鮮側は「拉致事件の調査はすでにやり尽くしており、もうこれ以上新たに情報はない」と述べた。
また、日本側が拉致事件の実行犯とみられる辛光洙容疑者の身柄の引き渡しを要求していることについて、北朝鮮側は、身柄は引き渡せないとしている。
さらに、横田 めぐみさんのものとされる遺骨の問題について、北朝鮮側は「日本のDNA鑑定結果を受け入れない」と反論した。
日本側は、6日夜にも拉致問題の協議を再開したい意向だが、北朝鮮側は協議再開には消極的で、拉致問題の進展は期待できない。
FNN Headline