trycomp2のブログ -3043ページ目

熊本で署名活動

熊本で署名活動
北朝鮮による拉致被害者の早期救出のため、同国への経済制裁発動を求める署名活動が二十四日、菊池郡菊陽町・光の森のショッピングセンターであった。 「救う会熊本」が毎月一回、県内各地で開催。拉致被害者の松木薫さん=失跡当時(26)=の姉で同町在住の齊藤文代さん(60)、増元るみ子さん=同(24)=の姉で八代市在住の平野フミ子さん(55)ら約二十人が参加した。 齊藤さんは「入院中の母に薫を会わせてやるのが願い。全員が一日も早く帰国できるよう、皆さまに署名を募り、日本政府に届けたい」と買い物客らに協力を求めた。 日朝政府間協議の再開を前に、北朝鮮側は拉致問題については今後、調査などに一切応じない考えを示しているが、平野さんは「小泉政権には拉致問題を前面に押し出し、強い姿勢で臨んでもらいたい」と話した。

拉致「解決済み」を強調 北朝鮮の前日朝交渉大使

北朝鮮の日朝交渉大使を務め、現在は「朝・日交流協会」常任顧問の鄭泰和(チョン・テファ)氏は23日午後、平壌市内で日本の複数の報道機関の取材に応じた。拉致問題については「すでに解決した」と従来の立場を繰り返し、「横田めぐみ(さん)の遺骨を我々に返す問題以外は論議しない」とも述べた。 6者協議での共同声明を受けての今後の日朝交渉については、「会談を来月やってもいいし、いつやってもいい」と会談に臨む考えを示した。核問題にはほとんど触れなかった。 横田めぐみさんのものとして北朝鮮が出した遺骨を日本側がDNA鑑定で「別人」と断定したことについては「鑑定した学者が『確定的な結果ではない』と述べ、日米や南朝鮮の学者も確認している」とこれまでの主張を繰り返し、「横田めぐみ(さん)の骨でないなら、我々に返すべきだ」とも述べた。 昨年11月の第3回日朝実務者協議で北朝鮮側が提供した情報や資料について、日本政府は同12月、「裏付けのあるものは皆無」と結論づけた。その点については「日本側には別のねらいがあるのではないか。日本側が調査に来たとき、我々は彼らの要求をすべて聞き、持って行けるものはすべて渡した。これ以上何も残っていない」と答えた。 6者協議で19日に採択・発表された共同声明に、日朝関係について「平壌宣言に従って不幸な過去を清算し懸案事項を解決する」と盛り込まれたことについては「日本側は『懸案事項とは拉致問題だ』と言っているが、ほんとうの懸案事項とは日本の植民地支配による過去の清算、平壌宣言の履行による関係正常化だ」と主張した。
拉致「解決済み」を強調 北朝鮮の前日朝交渉大使

日朝正常化、急展開も 首相「任期内に」の意向

北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議で、共同声明を採択したことは、小泉純一郎首相が目指す早期の日朝国交正常化に向けたきっかけとなる可能性がある。

 小泉首相が2002年9月、現職首相として初めて北朝鮮を訪問し、日朝国交正常化交渉の再開などを盛り込んだ平壌宣言を採択してから3年が過ぎた。

 しかし、日朝両国の政府間交渉はその後、大きな進展はみられず、昨年12月、北朝鮮が拉致被害者、横田めぐみさんの「遺骨」として提供した骨が別人のものだと鑑定されたことを受けて暗礁に乗り上げたままだ。

 首相は日朝国交正常化のめどについて「まだまだ乗り越えるべき難問がたくさんあり、来年9月までにそれが解決できるか、今は断言できない。期限を区切ってやるべき問題ではない」と、表向き期限は設定しない考えを表明している。

 ただ、山崎拓前副総裁ら親しい国会議員には、来年9月までの自民党総裁としての任期内に日朝間の国交を正常化したいという意向を示しており、任期内の正常化が本音とみられる。

 首相は先の衆院選で、自民党単独で296議席、公明党を合わせた与党全体では総定数の3分の2を超える327議席を得て圧勝した。首相が政権基盤を固めたことは、国交正常化交渉進展の要因となりうる。

 6カ国協議筋によると、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官は14日の同協議の冒頭、衆院選に言及し、選挙結果への高い関心を示したという。

 ポスト小泉の1人に挙げられる安倍晋三自民党幹事長代理は対北朝鮮強硬派と知られ、北朝鮮にとって、国交正常化に意欲を示す小泉政権の下で交渉を一気に進めた方が得策という判断が働くかもしれない。

 また、郵政民営化関連法案成立の後、首相が日朝国交正常化を小泉政権の最優先課題に位置づける可能性はあり、正常化のめどがつけば、首相が党総裁任期の延長を受け入れる可能性は否定できない。暗礁に乗り上げている国交正常化交渉を打開するため、首相が3度目の訪朝に踏み切るという観測が、首相の度重なる否定にもかかわらず、再三浮上している。 (豊田洋一)
[CHUNICHI WEB PRESS]日朝問題