拉致「解決済み」を強調 北朝鮮の前日朝交渉大使 | trycomp2のブログ

拉致「解決済み」を強調 北朝鮮の前日朝交渉大使

北朝鮮の日朝交渉大使を務め、現在は「朝・日交流協会」常任顧問の鄭泰和(チョン・テファ)氏は23日午後、平壌市内で日本の複数の報道機関の取材に応じた。拉致問題については「すでに解決した」と従来の立場を繰り返し、「横田めぐみ(さん)の遺骨を我々に返す問題以外は論議しない」とも述べた。 6者協議での共同声明を受けての今後の日朝交渉については、「会談を来月やってもいいし、いつやってもいい」と会談に臨む考えを示した。核問題にはほとんど触れなかった。 横田めぐみさんのものとして北朝鮮が出した遺骨を日本側がDNA鑑定で「別人」と断定したことについては「鑑定した学者が『確定的な結果ではない』と述べ、日米や南朝鮮の学者も確認している」とこれまでの主張を繰り返し、「横田めぐみ(さん)の骨でないなら、我々に返すべきだ」とも述べた。 昨年11月の第3回日朝実務者協議で北朝鮮側が提供した情報や資料について、日本政府は同12月、「裏付けのあるものは皆無」と結論づけた。その点については「日本側には別のねらいがあるのではないか。日本側が調査に来たとき、我々は彼らの要求をすべて聞き、持って行けるものはすべて渡した。これ以上何も残っていない」と答えた。 6者協議で19日に採択・発表された共同声明に、日朝関係について「平壌宣言に従って不幸な過去を清算し懸案事項を解決する」と盛り込まれたことについては「日本側は『懸案事項とは拉致問題だ』と言っているが、ほんとうの懸案事項とは日本の植民地支配による過去の清算、平壌宣言の履行による関係正常化だ」と主張した。
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