(No.ym-152)
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本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。
只今は第4部第六幕「想像力の限界」をお送りしています。
<とりあえず一言>
細かいところになるのですが、この手榴弾は参考にした書籍(「日本本土決戦 知られざる国民ぎ優先塔体の全貌」藤田昌雄著)に記載されていた「自活兵器としての手榴弾」を描いています。
なので、この時代の日本軍の制式の手榴弾とは形が少し異なります。
自活兵器というのは、ありあわせの素材で戦地で手作りするような兵器で生産性や低コストを重視した、制式化されていない仕様もまちまちな兵器を言います。
ちなみに「竹槍」はまさに自活兵器の筆頭に挙げられそうなモノなのですが、日本軍においては一定の規格が定められた「制式の兵器」だそうです。
ともあれ、今回描いた手榴弾は爆弾の部分は規格外で作られ、信管は制式の手榴弾のものを用いた、とされています。
使い方は、
(1)安全ピンを抜く
(2)信管の部分を硬いものに叩きつけ着火させる
(3)数秒後に爆発するので投擲する
となります。
なお、「パイナップル」の通称で知られるアメリカのMk2手榴弾は、安全ピンを抜いて投擲するだけの操作です。
(スプリング仕掛けで信管を殴打する機構がついているため、叩きつける操作は不要)
今回のレイアウトは上図のような感じでした。
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
第四幕「動員学徒の放課後」
第五幕「座敷童の帰宅」
★第二部★
第一幕「バンブーランス・前」
第二幕「優しき軍神」+インターミッション
第三幕「バンブーランス・後」
第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
第四幕 〃 (後半)+インターミッション
★第三部★
第一幕「トナリグミ1995」
★第四部★
第一幕「乙女の秘め事」<お知らせ>
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