(No.ym-124)
<次へ← ・→前へ 最初から 人物紹介 >
本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。
只今は第4部第三幕「誓いの儀式」をお送りしています。
<とりあえず一言>
この時代のお風呂は「沸かす」というより「焚く」でしょうね。
どっちを使っても良いらしいのだけど、「沸かす」のはガス給湯器が普及してからのイメージが強いです。
あと、毎日は入浴できない人も多かったと思っています。
ヨシノのような実家住まいの学生についての資料は見つけていないのですが、工場の寮における入浴は隔日というところが相当の割合だったようで、これは戦時に限らず戦前から戦後しばらく、このような状況だったようです。
ちょうど手元にある資料(「チンチン電車と女学生(講談社文庫)」では、広島電鉄家政女学校の寮生活について載っていますが、入浴は良くても週に数日であり、シラミに悩まされるなど、現在の感覚から見れば衛生環境は劣悪だったようです。
一般の家屋についても、全家屋に風呂がついているわけではなく銭湯に行くのが普通だった人も多かったみたいです。
(サヨの家には風呂があります)
そして、想像ですが(でも、たぶん当たっています)戦時下における物資不足は、お湯を沸かす燃料(薪や炭)の供給にも影響を与えたことでしょう・・・。
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
第四幕「動員学徒の放課後」
第五幕「座敷童の帰宅」
★第二部★
第一幕「バンブーランス・前」
第二幕「優しき軍神」+インターミッション
第三幕「バンブーランス・後」
第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
第四幕 〃 (後半)+インターミッション
★第三部★
第一幕「トナリグミ1995」
★第四部★
第一幕「乙女の秘め事」<お知らせ>
(1)BOOTHで通信販売をしています!
扱っているのは、只今ブログで掲載誌ている「ヨシノとミコト」の第1部と第2部を収録した同人誌「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」です。
(2)Webマンガを公開中です!
BOOTHで取り扱っている「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」も含めた過去作品をアメブロ系のサービス「マンガにしてみた」にて公開中です。
こちらは無料で閲覧できます。
もし、冊子として欲しい!ということになりましたら、ぜひBOOTHの通信販売をご利用下さいませ!
にほんブログ村
ランキングに参加しています、ぜひクリックをお願いします!