見える化--中小企業の場合
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
FP&Aの話をしてきましたが、実際、グローバルば大企業は
ともかく中小企業だと経営企画の部署もない会社が多い状況
です。まずはCFOがビジネスを理解することが必要です。
特にハイテクの会社であったりすると特に経理財務の人間は
自分の会社が何を販売しているのかわからないことがあったり
します。別に製品開発をするくらいの知識が必要とまでいかなく
ても、営業と話が通じるくらいの知識は必要でしょう。
一方、各部門の長は少なくとも数字で判断できるセンスを
持っていなければなりません。違う部門通しの共通言語は数字です。
要はCFOは数字という言語を広めて統括していくわけです。
見える化 -経営計画とCFO
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
前回はFP&Aの話をしました。経営計画でもこの部署は
大きな役割を果たします。CFOがたいてい経営計画の取り
まとめ役となりますが、実際に動くのはFP&Aです。各部門の
計画の数字の裏付けはこの部隊の仕事です。現実には数字
の作成に客観的な目で検証しつつ取り組むといった感じです。
したがってこの部署の人たちはバランス感覚が必要です。
部門長の意向と全社的な意向のバランスをとっていきます。
ですから、ビジネスパートナーであるといわれるわけです。
ただ、自分はこのスタッフ達の取りまとめをしていたので
経営計画の時期は本当に大変で1か月近くまともに自分は
家に帰れませんでした。
このような部署ですから、スタッフは将来の経営陣候補です。
欧米系の企業ではいわゆるエリートコースです。CFOはこの
部署のスタッフをうまく使って経営計画をまとめていくわけです。
したがって、数字に強いだけでなく戦略構築力なども求められる
ポジションなわけです。なかなか日本には少ないかもしれません。
見える化 -FP&Aという部署について
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。FP&Aという
部署ですが日本企業では同様の部署は見たことがありま
せん。近い部署は経営企画になるかと思いますが、
大きく異なる部分があります。経営企画は経営者に非常に
近い部署で、各部署から資料を集めて経営者に報告する
側面があるかと思われます。FP&Aもその長は経営者に
非常に近いのですが、その他のスタッフは各部署に散らば
っています。どちらかというと現場に密着していて、現場と
経営陣の橋渡し的な役割をします。
たとえば、私がGEでFP&Aの米国の担当のマネジャ
ーであったころ、他のスタッフはアトランタやサン
フランシスコ、ダラスなどの各拠点に散らばり、週1回
電話会議で連絡を取り合う感じでした。要は様々な部署
の企画部門の集合体です。現場と本社がうまく連携し合える
ような仕組みがGEなどではできていたと思います。
ただ、うまく運用しないと単なる上意下達の仕組みに
なり、かえって現場の創意工夫の芽を摘むことになっています。
米国企業の財務偏重の弊害の一つとしてこの部署の
肥大化と運用の失敗があると思います。別にこの部署が
必要なのではなく、大企業でなければ各部署の企画的な
立場の人間がコミュニケーションをとれるような仕組みを
作れば別にかまわないとは思われます。