見える化 -FP&Aという部署について
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。FP&Aという
部署ですが日本企業では同様の部署は見たことがありま
せん。近い部署は経営企画になるかと思いますが、
大きく異なる部分があります。経営企画は経営者に非常に
近い部署で、各部署から資料を集めて経営者に報告する
側面があるかと思われます。FP&Aもその長は経営者に
非常に近いのですが、その他のスタッフは各部署に散らば
っています。どちらかというと現場に密着していて、現場と
経営陣の橋渡し的な役割をします。
たとえば、私がGEでFP&Aの米国の担当のマネジャ
ーであったころ、他のスタッフはアトランタやサン
フランシスコ、ダラスなどの各拠点に散らばり、週1回
電話会議で連絡を取り合う感じでした。要は様々な部署
の企画部門の集合体です。現場と本社がうまく連携し合える
ような仕組みがGEなどではできていたと思います。
ただ、うまく運用しないと単なる上意下達の仕組みに
なり、かえって現場の創意工夫の芽を摘むことになっています。
米国企業の財務偏重の弊害の一つとしてこの部署の
肥大化と運用の失敗があると思います。別にこの部署が
必要なのではなく、大企業でなければ各部署の企画的な
立場の人間がコミュニケーションをとれるような仕組みを
作れば別にかまわないとは思われます。