〜医師が語る“疲れた自分”への処方箋〜

 

昨日、点滴について書きました。今日は「ニンニク注射」について。


名前のインパクトから「ニンニクが入ってるの?」と聞かれることもありますが、実際にはニンニクそのものは入っていません(笑)

 

 

主成分は、ビタミンB1(チアミン)やB群、ビタミンCなど


疲労回復や代謝促進などを目的として、点滴や静脈注射で体に直接届ける方法です。

ビタミンB1特有の匂いがニンニクに似ているため、「ニンニク注射」と呼ばれています。

 

 

ニンニク注射で期待される効果

  • 疲労回復
     エネルギー代謝を助け、体内にたまった乳酸を分解・排出。

  • 肩こり・腰痛・筋肉疲労の軽減
     神経と筋肉の働きを整える効果。

  • 風邪の初期症状をサポート
     免疫機能の回復を後押し。

  • 二日酔い対策
     アルコール代謝を助けるため、回復が早まるとされる。

  • 美容ケア
     代謝が上がることで、肌の血色が良くなると感じる人も。

 

 

注意点も忘れずに

  • 一時的な対処にすぎない
     根本的な体質改善には、やはり生活習慣の見直しが必要です。

  • 匂いに敏感な方は注意
     注射中や後に、体臭や口臭がニンニクっぽくなる場合があります。

  • 体質によっては副反応も
     アレルギーや発疹、吐き気などが起こることがあります。

  • 保険適応外です
     ニンニク注射は自費診療(自由診療)扱いのため、健康保険は使えません。
     事前に、取り扱っている医療機関かどうかを電話などで確認することをおすすめします。

 

 

 

心と体、両方への“処方箋”

ニンニク注射のように外から補うケアも時には大切。


でも私は、それと同じくらい
「内側からのケア」も大切にしています。

 

 

夜、ベッドに入ったら、両手をそっと胸の上に重ねてみてください。
その手のぬくもりに、きっと心が少しほっとするはずです。

 

「今日もよくやったね」
「疲れたね。でも、ここまで来たね」

そんなふうに、自分で自分を労わることも、
れっきとした“医療”だと私は思うのです。

 

 

あなたが今日も、自分を大切に過ごせますようにクローバー

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 

 

 

診察室でよく聞く言葉のひとつに、
「点滴してもらえませんか?」という訴えがあります。

 

 

風邪や体調不良のときに、なんとなく「点滴をすれば早く治る気がする」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

 

 

でも実は、
点滴には、医学的にも心理的にも“メリット”と“デメリット”があるのです。

今日はそのことについて、少しお話したいと思います。

 

 

点滴のメリット

🔹 すばやく水分や栄養を補える
高熱や嘔吐、下痢などで脱水しているとき、経口よりも速やかに補給できます。

 

🔹 お薬が早く効く
解熱剤や痛み止めなどを静脈から直接入れることで、即効性が期待できます。

 

🔹 安心感につながる
「点滴=治療されている」という実感があり、患者さんの不安がやわらぐこともあります。

 

🔹 食事がとれないときのサポートに
体力が落ちている方や、飲食が難しいときには、点滴が頼りになります。

 

 

 

でも、点滴にはデメリットもあります

⚠️ 血管トラブルや感染のリスク
何度も針を刺すことで、血管が炎症を起こしたり、腫れたりすることがあります。

 

⚠️ 医療の手間やコストがかかる
点滴は医師や看護師の管理が必要な処置です。必要性が低い場合には、他の方法を優先した方が良いことも。

 

⚠️ 本当の休養が取れなくなることも
一時的に元気になった気がして、無理をしてしまい、かえって回復が遅れるケースもあります。

 

⚠️ 依存してしまうことも
「点滴をすれば大丈夫」と思い込んでしまい、身体の声を聞けなくなってしまうこともあるのです。

 

 

 

「点滴してほしい」の奥にある想い

実は、「点滴してください」という言葉の奥には
“体のしんどさ”だけではない、心の声が隠れていることも多いのです。

 

たとえば…

💭 「誰かに助けてほしい」
💭 「ちゃんとケアされたい」
💭 「わかってもらいたい」
💭 「安心したい」

 

そんな気持ちが、無意識のうちに言葉になっているのかもしれません。

 

私は毎晩、眠る前に
「徳子、今日もよく頑張ったね。えらいぞ。よくやったね。大好き」
といって、自分を抱きしめるようにセルフハグをしています。

 

 

誰かに言ってもらえなくても、
自分自身が、自分の一番の味方であっていいと思うのです。

 

 

たった一言、自分にやさしい言葉をかけるだけで、
ふっと緩み、心があたたかくなることがあります。

 

 

今日も頑張ったあなたへ。
どうか、自分に「ありがとう」と言ってあげてくださいね。

あなたの体と心に、必要なのは、
点滴よりも“いたわりのことば”かもしれません。

 

 

 

だからこそ私は、「点滴をする・しない」という判断だけでなく、
その人の“本当の想い”に寄り添える医療でありたいと、日々感じています。

 

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 

 

嫌な出来事が起きたとき、
病気になったとき、
人間関係やお金のトラブルに見舞われたとき…

 

 

「相手が悪い」
「ウイルスのせい」
「親や遺伝、環境のせい」
「会社や社会、国が悪い」

 

あるいは、
「全部、自分が悪いんだ」と、
自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

 

 

そんなとき、

よく耳にするのが「自己責任」という言葉。


なんだか冷たく、厳しく響くこの言葉に、拒否反応を持つ人も少なくありません。

 

 

でも、私は思うのです。
「自己責任」とは、誰かを責めることでも、
自分を責めることでもない、と。

 

 

『医療のパラダイムシフトサミット』にご登壇いただいた
がんサバイバーの髙原和也さんは、こう語ってくださいました。

「がんも自分でつくっていたんだと、今は思っています」

 

 

また、胎内記憶研究で知られる池川明先生は、
「子どもたちは、生まれる前にどんな人生を送りたいかを決めてくる」といいます。
中には「病気も、自分で選んできた」と話す子どももいるのだとか。

 

 

それが本当かどうかは、誰にもわかりません。
けれど少なくとも、
「誰かのせいにする」生き方では、
私たちの人生は変わっていきません。

 

 

自分が“望んで”その体験を選んだとしたら?
そこに、どんな意味があるのでしょうか。

 

苦しい体験、辛い出来事にこそ、
魂の成長のヒントが隠れているのかもしれません。

 

 

私は「自己責任」とは、
自分を責めるためのものではなく、
“自分の人生を自分の手に取り戻す”ための姿勢だと思っています。

 

 

「自分の人生に責任を持つ」
それは、自分の人生を創造できるということ。

 

それが、私の考える「自己責任」の本当の意味です。

 

 

 

 

 

 

 

『医療のパラダイムシフトサミット2025』のアーカイブ受付中

7月31日まで! 7,700円でご視聴頂けます。

命の話。 看取りの話。 死を通して、生を学ぶ時間。

これは「学びのコンテンツ」ではなく、「心で感じ、人生を動かす体験」だと私は思っています。

 

申込はこちら👇

 

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 

 

先日、投稿【臨終のそばに立つということ】を読んだ方から、こんなメッセージをいただきました。

「自分の思いは、恥ずかしいことではなかったんだと思えました。」

 

気になって、お話を伺ったところ──

 

「義父、義母、実父、祖父、祖母……家族の臨終に立ち会ってきました。
でも、私の中からこみ上げてきたのは、悲しみよりも『ありがとう』という想いでした。
自分って薄情なのかなと悩んでいましたが、投稿を読んで救われました。」

 

この言葉に、私の心がふるえました。

 

 

 

人が亡くなるということは


もう二度とその人に触れることができず、
もう二度とその声を聞けず、
もう二度とその存在に会えなくなる、ということ。

 

だから、多くの人が「悲しい」「つらい」「寂しい」と感じるのは当然のことだと思います。

 

 

でも、その方は、最期に「ありがとう」と感じた。

 

それは
生きている間に、
ちゃんと触れて、
ちゃんと耳を傾けて、
ちゃんと会いに行っていた証なのではないでしょうか。

 

 

 

私は思うのです。
そういう人こそ、
本当に人とのご縁を大切に生きてきた方なのだと。

 

 

「ありがとう」と言えたあなたは、
決して、薄情なんかじゃない。
むしろ、誠実に、人を愛してきた人だと私は思います。

 

 

*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*

私自身はというと、
子どもの頃からよく叱られていたせいか、
「私は人を怒らせる」と思い込んで、
なるべく人と関わらないようにしていました。


人と会うのが、怖かったのです。

 

でも今、こうして多くの方と出会わせていただき、
心を通わせるたびに、学びが深まっていきます。

 

*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*⁻*

 

 

このメッセージをくださった方へ、
そして、読んでくださったあなたへ。

 

心から──
ありがとうございます。

 

 

 

 

 

『医療のパラダイムシフトサミット2025』のアーカイブ

7月31日まで! 7,700円でご視聴頂けます。

 

申込はこちら👇

 

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。
 

 

 

『医療のパラダイムシフトサミット2025』を開催しました。

 


今回のテーマは、
「死を通して“今”を生きる力を取り戻す」

正直なところ、不安もありました。

 


“死”というテーマで、果たして人は集まってくれるのか…?

多くの人が、「死=恐ろしいもの」「忌むべきもの」と感じています。

 


実際、患者さんの中には、
「死が怖くて病院に行けない」
「病院に来るだけで緊張する」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

私たちは皆、
生まれた瞬間から「死」へと向かって歩き出しています。

 

 

それなのに、“死”のことをこんなにも遠ざけて生きているのは、
どこか不自然なことのように感じてしまうのです。

 

 

そんな思いで開催した今回のサミット。


2日間にわたって多くの登壇者の方々が、
それぞれの視点から「死」と「生」について語ってくださいました。

 

 

そして、参加者の方からこんな感想が届きました。

 

「人間ってすごい、命ってすごい、世界ってすごい──
心の底からそう思えて、
今日まで生かされてきたことに、感謝で胸がいっぱいになりました」

「“死”が優しくて、面白い“隣人”のように思えて、
出会うその日が楽しみになりました」

 

 

…まさか、「死に出会う日が楽しみ」だなんて。

 

たった2日間、ただ“耳を傾ける”だけで、
人の死生観がここまで変わるとは思いませんでした。

 

 

 

他にも、たくさんの声が届いています。

 

「死に対する漠然とした不安が消えた。死後も生前もつながっていて面白い。

生きることに感謝し、楽しみたい」

「今を一生懸命生きよう。自分のしたいこと・やりたいことを見つけようと思えた」

「全ては愛に繋がっているんだと、再確認しました」

「どう生きるか、もっと貪欲に考えたいと思った」

 

あらためて思います。“死”というテーマには、
“生きる力”を呼び覚ます力があるのだと。

 

 

 

 

現在、このサミットのアーカイブ視聴を受付中です。
7月31日まで、7,700円でご視聴いただけます。

 

「死」が怖い。
そんなふうに感じているあなたにこそ、聴いていただきたい内容です。

 

きっと、あなたの中の「生きる力」が目を覚まします。

 

 

 

申込はこちら👇

 

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。