次女の卒業式



2年前
彼女の顔から
明るい表情が消え
朝起きることが出来なくなった



生きたくない
大人になりたくない
なんのために生きるの?
死にたい…




なんとか学校に行かせようと
なだめたり、すかしたり


それでも
暴言をはく次女に対して
本気で向き合った



毎日、毎日繰り返す
どうなることか
不安だった



でも
心の奥で何かに気付くために
引き起こしている
ということは分かっていた



次女にとってなんのために?
夫婦にとってなんのために?
私にとってなんのために?
それぞれにとって

 

問い続けた…


なんのために?






転校した学校で
進路相談した時に


彼女から
「同じように苦しんでいる人の
役に立ちたい」と



彼女は
このために
このために
わざわざ体験したんだ





保健室登校していた時

いろんな話をして励ましてくれ
将来の方向性を示してくれた
保健室の先生



勉強も進まず
進学を諦めかけていた時

叱咤激励した祖母



大学合格したものの自信がなく
安易な方向へ進もうとした時

「本当にそれでいいの?」
と言ってくれた塾長



いつも必要な時に
必要なサポートがあった




仕組まれいる

いや

自ら仕組んでる
としかいいようがない


もしかしたら本当に
彼女が決めてきたのかもしれない



身近にみせてもらった
そして
これからも創っていくだろう



これから
どんなに辛いこと
どんなに苦しいこと
どんなに厳しいこと
があったとしても



大丈夫
乗り越えていける



保護者としての役割も


『  卒業  』


だなぁ






命を輝かせる
内科医·産業医
トランスフォーメーショナル·コーチ®️
野上徳子