身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です

 

 

半年間のご縁紡ぎ大学が終了しました

 

多くの人と出会い

多くを学びました

 

話した人もいれば

話せなかった人もいます

 

 

何を学んだか?

と問われると

 

これに集約されます

 

 

 

「勧酒」

コノサカヅキヲ受テクレ

ドウゾナミナミツガシテオクレ

ハナニアラシノタトヘモアルゾ

「サヨナラ」ダケガ人生ダ

(于武陵 井伏鱒二訳)

 

 

 

人や物出会いがあれば

必ず別れがやってきます

 

人は必ずいつかは死ぬし

物もいつかは壊れてしまいます

 

親しい友人

家族

夫婦であっても

いつか別れがやってくる

 

別れを知りつつ

今日という日を共に過ごし

喜び合う事ができて

ありがとう

 

 

ずうっと

紡ぎの歌がリフレイン🎵

 

 

 

 

1人以上、立っている人の画像のようです

 

身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です。
 

 

先日

ある方から

臨死体験のお話を

聞かせていただきました

 

 

その方は

ある日突然

何の前兆もなく

倒れ、意識消失し

救急搬送後、心肺停止

意識が回復するまでの18時間45分

のお話でした

 

 

 

 

前兆は来ていた

1985年日本航空123便墜落事故

1995年阪神淡路大震災

2011年東日本大震災

 

 

 

なぜ途中であきらめた?

なぜ後回しにした?

やりたいことをすんじゃないのか?

何のために生まれてきたんだ?

やりたいことをなぜやらないのか?

 

 

 

今日一日どうなりたい?

 

今この瞬間をどう生きる?

 

そうして生きたか?

 

 

 

 

い き る

 

 

い   る

 

 

の違い分かるか?

 

 

 

ほとんどの人は

 

 

い   る

だけの人だ

 

 

 

い き ている

とは言えない

 

 

 

おまえはどうする?

 

 

 

 

意識が戻るまでの間

そのように問われたそうです

 

 

 

“き”は

エネルギー

 

 

 

い き る

とは

 

エネルギー

 

 

 

 

もしかしたら

新型コロナウイルスパンデミックも

前兆なのかもしれない

 

 

もしかしたら

私達ひとりひとりに

問われているのかもしれません

 

 

 

今日一日どうなりたい?

 

今この瞬間をどう生きる?

 

 

 

 

 

 

 


内科医
トランスフォーメーショナルコーチ®️
野上徳子

 

身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です。
 

 

先週末は

ご縁紡ぎ大学の第2講義

ビリーさんこと山下義弘さんの

 

『きく』ということの講義でした

 

私は普段から

患者様やクライアント様のお話を

『聴く』

仕事をしていますが

 

『きく』ということが

こんなに深いなんて初めて知りました

 

私は今まで

このような“きき方“は出来ていませんでした


 

全部シェアしたいところですが

印象に残ったことをシェアさせて頂きますね

 

 

 

 

 

まず

挨拶(あいさつ)について



私たちは普段日常で

挨拶をしています

 

「おはようございます」

「こんにちは」

「こんばんは」

などなど

 

 

 

 

これらは何のためにするのでしょうか?

 

親から、または学校で

「挨拶しなさい!」と言われてきました

 

 

人間関係を円滑にするため

礼儀

と教えられてきました

 

 

しかし、本当の目的は

 

相手の存在(生きていること)を認める言葉がけ

 

だそうです

 

 

 

 

「おはようございます」

あなたが朝、存在している(生きている)ことを認めます

 

「こんにちは」

あなたが昼、存在している(生きている)ことを認めます

 

「こんばんは」

あなたが夜、存在している(生きている)ことを認めます

 

 

 

 

昔は

いつ命を落とすか分からない時代だったからこそ

 

あなたがそこに『居た』ことを

お互いに認めることが

大切にされたのかもしれません

 

 

 

ということは

挨拶をしないということは

 

あなたの存在を認めていない

 

居ないもの

無いもの

にしている

ということになります

 

 

 

そう考えると恐ろしくなります

 

人は自分の存在を認めて欲しいという

『承認欲求』

というものがあります

 

 

 

挨拶は

相手の存在(生きていること)を認める言葉がけ

 

挨拶するだけで

相手の承認欲求を満たす行為だともいえます

 

 

 

 

相手の目を見て

笑顔で、名前を呼んで

挨拶をしようと思いました

 

 

 

 


内科医
トランスフォーメーショナルコーチ®️
野上徳子

 

 

 

身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です。

 


50代の不安神経症の方


「一週間前から
急に血圧が上がったんです❗️」

診察室に入るなり第一声


「寒くなったからですか?
気圧の変化でしょうか?
今まで落ち着いていたのに
急に上がったんです。」


一週間前に何か気になること
心配なことありました?
と聞くと、はっとした表情をして


「ありました。

知人のことが心配で

考えると眠れないんです。」


そこから
いろいろお話をうかがっていると


「私は役に立たない」
「役に立たない私はダメ」
「私には価値がない」


という想いが出てきました。


お姑さんにいつも言われていた
もともと
お母さんにずっと言われていたそう





『私には価値がない』
と思っている人多いと思います。

 

 

 

かつて私もそうでした。

誰かと比べて

私には出来ない

そんな能力ない

無理といって諦めていました。

 

 


価値ってなんでしょう?

『私には価値がない』

と思っている人の価値って何でしょう?

 

 

 

『人の役に立ちたい』

という想いは大切です。

 

 

 

でも

 

 

人の役に立つこと

自分の価値

とは

関係ない!!

 

 

と言うことに気づきました。


この方に
ある宿題を出しました。





内科医
トランスフォーメーショナルコーチ®️
野上徳子
 

 

こんにちは。
身体は心のメッセージ、身体の声を聴く
内科医・心理カウンセラーの野上徳子です。



70代後半の男性
3年前に奥様が亡くなり
生きる気力を失っていました。


糖尿病のコントロールが悪く
インシュリン注射が必要だと伝えると
もう少し待って欲しいと言うので
条件つきで了承しました。


涙もろく
奥様のことを思い出しては
泣いていたそう

3年経って
奥さんを思い出すことは少なくなってきましたが
TVを観ては泣いてしまうと言います。


「生きる意味がわからない」
とおっしゃっていました。



投薬をしながら
食事療法
運動療法
もしていましたが、改善が見られないため


ある宿題を出したところ
少しずつ下がってきました。



糖尿病は、
食事をして血糖値が上昇した時
血糖を下げるためのホルモンである
インスリンの分泌が低下
もしくは
分泌していても反応がない状態です。


治療は、
食事療法や運動療法
薬物療法そして
インスリン注射です。


心理的な背景としては、


『人生に甘さがない、

甘さが喪失している』


この方は、奥様が亡くなられたことで、まさに

人生に甘さが喪失している状態といえます。

 

 

ですが

この方の人生は終わったわけではありません。

まだまだ続きます。

 

 

この方の生きる目的・価値は何だろう?

この方の生きる意味とは何だろう?

 

そう思いながら、お話を伺っていました。

 

 


 

 

この方は、先にも書きましたが、もの凄く涙もろいのです。

私とこのような話をしているだけで涙します。

ここにヒントがあると思いました。

 

人が泣く時、どんな時に泣くのでしょうか?

悲しい時

寂しい時

怒っている時

嬉しい時

 

泣いている時は

心が動いている時です。



この方に出した宿題は
食事や運動とは関係なく


"生きる喜び"


に焦点をあてたものです。





内科医
トランスフォーメーショナルコーチ®️
野上徳子