『生きる価値がない』

と思って生きていた

 

 

私の生きる価値は何だろう?

とずっと探していた

 

でも

そもそも

生きる価値がないと

生きられないのか?

 

決してそうではない

 

生きる価値があっても

なくても生きている

 

生きていること

それこそが

価値なのではないか?

 

探す必要なんてなかった

見付ける必要なんてなかった

 

だって

生きているから

生きてるんだから・・・

 

 

 

 

奈々太郎がうちに来て2年

 

ありがとう

 

あなたの存在が

家族に大きな愛と

大きな慈しみをくれた

 

ありがとう

ありがとう

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

『死にたい』と思っている方、

死なないでください。

 

『死にたい』と思っていても、

どうか死なないでください。

 

『生きるのがつらい』方、

生きてください。

 

『生きていたくない』方、

どうか生きていてください。

 

 

人との関りが少なくなり、

孤独を感じているかもしれません。

 

人と上手く関われなくて

悩んでいるかもしれません。

 

仕事が上手くいかなくて、

お金に困っているかもしれません。

 

そんな時、

自分はダメな存在で、ちっぽけで、

人の役に立っていない自分なんて、

生きている価値がないと

思ってしまうことがあります。

 

 

私もそうでした。

 

私も数年前まで、

自分が何のために生きているのか

分からず、

“死にたい”と思っていました。

 

自殺も考えたこともありますが、

怖くて死ねませんでした。

 

でも、

ずーっと死にたいと思って、

生きていました。

 

私は医師ですが、

死にたいと思っている医者が、

少なくても死にたくないと思って、

病院に来ている患者様の

治療をしているなんて、

滑稽ですよね。

 
 

もしかしたら、

私と同じように思っている、

医療従事者の方も

いらっしゃるかもしれません。

 
 

私は40年以上もの間、

死にたいと思って生きていました。

今は心理カウンセラーとしても

活動しておりますが、

私がどうやって

そこから抜け出したのか、

少しずつお話したいと思います。

 

 

今、

 
 

『死にたい』と思っている方、

死なないでください。

 

『死にたい』と思っていても、

どうか死なないでください。

 

『生きるのがつらい』方、

生きてください。

 

『生きていたくない』方、

どうか生きていてください。

 

 

 

身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です。

 

 

不安神経症の50代の方

 

以前、

『私は役に立たない』

『自分には価値がない』

『私はダメな存在』

とおっしゃっていた方です。

 

 

 

自律訓練を兼ねて

毎日瞑想をするようにお願いしていました。

しばらく血圧は安定していました。

 

 

4月

患者:「先生どうしよう!血圧が急に上がったんです!!」

 

血圧手帳を見せてもらうと、今まで落ち着いていた血圧が、

この1週間で確かに上がっている。

何かあったのか訊ねると、友人のことが心配でたまらないと言われる。

 

患者:「何とかしてあげたいけど何もできない・・・」

 

患者:「私ダメなんです。何やってもダメで・・・

   ダメな子って、小さい頃からずっと言われていました。

   お姑さんにも言われていました。」

 

 

また同じパターンに陥っていました。

外来診察中は時間の関係から、

なかなか介入が出来ませんでしたが、

この日は少し余裕があったので、

おおよそこんな話をしたと思います。

 

 

 

 

私:「確かに小さかった時は、

   お母さんが望むようなことは

   出来なかったかもしれないし、

   いっぱい失敗もしたかもしれないね。

   そのたびに、

   お母さんからダメな子って言われたかもしれない。

   私も親に怒られたのでよく分かります。

   そして、あなたは成長し、経験を積んできたおかげで

   いろんな事が出来るようになりましたよね。

 

   いつまでお母さんやお姑さんの基準に合わせて生きるの?

   お母さんやお姑さんがあなたの人生の責任を

   とってくれるわけじゃないよね。

   自分の人生、自分で決めたらどう?」

 

等々、メタファーを入れながらもちょっと強引な介入をしました。

もう少し緩やかにすれば良かったかなと、ちょっと反省していました。

 

 

 

 

5月

患者:「血圧落ち着いています。

   以前は『こうなったらどうしよう!』と

   最悪のことを考えて、不安でたまらなかったけど、

   最近は『何かあってもなるようになる』と

   徐々に思えるようになってきました」

 

私:「良かった。お薬もういらないと思うけど」

 

患者:「何かあった時のために持っておきたいです」と

 

 

 

 

6月

患者:「降圧剤、抗不安剤は全く使っていません。」

 

私:「気分(メンタル)はどうですか?」

 

患者:「楽です。先日父が救急車で運ばれたんですが、

   もちろん慌てましたが、意外と落ち着いていました。」

 

私:「身体の調子はどうですか?」

 

患者:「周りの人に元気ねと言われます。

   前はよく寝込んでいましたが、今は本当に元気です。」

 

 

 

ちょっと強引なくらいがちょうど良かったみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です

 

「腎結石になったんやけど、

これも潜在意識?」

 

継続でセッションをさせて頂いている方

開口一番上記の言葉

 

 

症状は腰痛、血尿

 

 

<腎臓>恐れの臓器      

<腰痛>人生の支え、経済的不安

<出血>喜びの喪失      

 

 

「心当たりあります?」と訊くと

 

 

 

とても尊敬している

人生の師匠が亡くなったと

 

 

訃報を聞いた日、血尿が出た

腎結石と診断された

 

腰痛がひどく

お葬式に参列できなかった

 

 

技術だけでなく

本質的な考え方に共感して

度々相談していた

 

 

半年前に

師匠が癌と聞き

不安で不安で仕方がなかった

 

 

もう頼ることができない

もう甘えることができない

 

 

師匠に甘えていた

周囲の人からも前から言われていた

 

 

お前がしっかりせんとあかんやろ!”

 

 

 

 

子供の頃

弟が小さかったから甘えられなかった

本当は甘えたかったんや

 

 

 

「師匠からのメッセージは何だと思いますか?」

 

 

もう教えることはないぞ

知識は教えた

考えんといかんよ・・・

 

 

師匠に甘えさせてもらったように

俺が甘えさせてやる

 

 

リーダーとして皆を引っ張ってやっていく!

 

 

 

 

後日

 

支えがある

 

と思ったとたん

腰痛がピタッと止まった

これにはスタッフもビックリしていました

 

と報告うけました

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体は心のメッセージ、身体の声を聴く

内科医・心理カウンセラーの野上徳子です



ご縁紡ぎ大学に
参加する動機は
人それぞれだと思います

私のカウンセリングに来られる方も
病気を何とかしたい
パートナーを変えたい
お金がないなど
悩みを持って来られます



ご縁紡ぎ大学最終日
主人に言われました


「心理学や自己啓発セミナーに行くのはいいけど

お前全然変わってないよ。行く意味あるの?」



紡ぎの卒業生がこう
言っていました


「この紡ぎに来て、自分を知ることが出来た」



そう
"自分を知ること"
です




心理学や紡ぎで出逢った
知識や人を通して
私は私を知りました


私を知れば知るほど
私は私を好きになり


私を知れば知るほど
相手を知ることが出きるように
なりました





相手や病気
まして
自分を変える必要はありません



自分を変える必要は全くない



ただ
自分を知ること



相手を通して見ていた自分
病気を通して見ていた自分
お金を通して見ていた自分


ただ知ること
深く深く知ること


変わらない
変わってない
変えなくていい

私は変わらない
私は私でいいのだから

 

 

 

 

このことに

気付かせてくれるために

 

主人に

「お前は変わっていない」

と言わせたんだなぁ