昔から“病は氣から”と言いますが、“氣”とは何でしょう?


私が思う氣というのは、これです。



これは、何でしょう?
手のひらサイズの板のようなもの

今では、これが手放せない人が非常に多くなっています。

どうして手放せないんでしょうか?これは何ですか?
中に何が入っているのでしょう?
何をしているのでしょう?


見る・聞く・話す・メッセージを送るなど


私たちはこれを媒体として、情報交換をしているんです。


つまり、
病は氣からの氣とは、


情報



頭の中の情報です。

 


情報量が多すぎる
情報が整理されていない
何十年も前のアプリをいまだに使っている

アプリが誤作動している

これと同じ状態と思ってもらえると分かりやすいと思います。

 

 


 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
愛媛県松山市在住

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。

 

今日は『怒りの解放』について

 

「怒りの感情は悪い」、「怒りを出してはいけない」と思っている方が多いと思います。

怒りを溜め込んでしまうと、身体的にも、心理的にも影響が出てしまいます。

 

 

怒っていいんです。

 

もっと怒っていいんです!

 

もっともっと、怒っていいんです!

 

 

怒りは二次感情と言われていますが、

怒りの下に、悲しみ、不安・恐れ、寂しさなどがあります。

 

そして、

その奥底に、本当の想いがあります。本当の望みがあります。

 

 

今、社会、経済、政治、芸能あらゆるジャンルで、情報が開示されています。

その情報を目にした時、感情が揺さぶられる人もおおいのではないでしょうか?

 

 

暴力をふるったり、悪口をネットに投稿したり、誹謗中傷することは、

人を傷つけ、自分も傷つけてしまいます。

 

 

問題は、怒りの表現の仕方です。

怒りの表現を人や物にぶつけるのはよくありません。

 

 

悪口をネットに投稿したり、誹謗中傷することは、人を傷つけ、自分も傷つけてしまいます。

人間関係が壊れてしまうことを恐れて怒りを出さないようにしてきた方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

では、どうしたらよいでしょうか?

 

怒りを健全に出した上で、本当の想いは何か?

心から望んでいることは何か?を知ることはとても大切です。

 

 

 

私も数年前、子供から「いつも怒っている」と言われ、ハッとしました。

自分では、怒っているつもりはなかったけれど不機嫌な顔をしてようです。

自分では気付いていませんでした。

 

 

心理学を学び、怒りを解放し、自分の本当の想いに気づいていくことで

今は穏やかな日々を過ごしています。

 

 

普段から、怒りを解放することで、怒りに気づいても

溜め込むことはなく、感情に振り回されることもありません。

 

 

 

それでは、具体的な方法をお伝えします。

 

・大声で叫ぶ:周囲の人がびっくりするので、車の中やカラオケボックスを利用しましょう。

・無音で叫ぶ:声にならない声で叫ぶ。私はこれをしています。

・枕をたたく:これはやりやすいと思います。

・紙を破る:新聞紙などを破き、ぐしゃぐしゃにして捨てる。結構すっきりしますね。

・文字に書く:その日あった嫌なことを書く。そして、破って捨ててもいいです。

・地団駄を踏む:寝転んでもいいし、立っても行ってもいいと思います。

「イヤだ、イヤだ、イヤだ」と駄々っ子のように地団駄を踏む。

 

 

怒りの解放ワークは、毎日5分程度するだけです。

お休みの日には時間をとって行うのもよいでしょう。

 

怒りを感じてから行うのではなく、やっているうちに怒りが込み上げてきます。

怒りが込み上げてきたら、そのまま続けてください。

 

怒りが込み上げてこなくても大丈夫です。

始めは怒りが出にくいかもしれません。

いろんな方法を試しながら続けてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
愛媛県松山市在住

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。

 

ショックなことがありました。

「今日誰のために生きる?」の映画製作のためにクラウドファンディングで集めた約1億円が横領されてしまいました。


「今日誰のために生きる?」の作者ペンキ画家のショーゲンさんは、

日本人の忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるので、

私は大好きで、もっと多くの方に知って頂きたいという想いから、

映画製作のクラファンにも支援していました。




人気YouTuberのTOLAND VLOGの新井康陽さん(以下サムさん)が

詳細を説明されていますが、横領されてしまったことは、

悲しいし、非常に残念に思います。映画製作が再開することを願っています。

サムさんの発信についてはこちらをご覧ください。
 

 


何か悪いことが起きた時に、なぜそうなったのか?

原因を追究することはもちろん大事なのですが、

もっと大事なのは、何のために起きた出来事なのかという視点です。


私は普段から病気の方に対して、

この方は何のために病気をされているんだろう?と考えています。


病気が悪いものではなく、

その方にとって何か意味のあることだとしたら、

それは何のために起こったんだろう?と。



『何のために「今日誰のために生きる?」の映画製作のお金が横領されてしまったのだろうか?』


動画の中でサムさんがお話されていましたが、

すべてのことになんでなんだろう?と問いかけていると。

 

 

ただお金を返したらいいということはなく、

今回のことが将来のなにか役に立つために起こったのだとしたら

という視点で考えていらっしゃることが伝わって、

私個人としては、起きた出来事は残念なことだったけれど、

何か大きな意味があるように感じています。


ショーゲンさんが暮らしていたアフリカのブンジュ村でも、

発達障害(?)の人が、村の畑の野菜を全部抜いてしまったことがあったそうです。

相手を責めることはなく、

そこに何か意味があるのだとしたら、それは何のためだろう?と

村人全員が集まって話し合ったそうです。


もしかしたら、この問題も皆で考えることで、
・多くの人のお金に対するネガティブな感情(怒り)を解放するため
・間違いを犯してしまった人(今回はAさんですが)を許すため
まだ他にもあるかもしれません。

私も一緒に考えたいと思います。

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
愛媛県松山市在住

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。

昨日、義母の事について書きましたが、

何が正しいか、間違っているかと
結論が出ることではないけど考えるきっかけになりました。


NHKスペシャルの取材班がまとめた
『老後破産-長寿という悪夢-』という本があります。


100歳まで生きることは素晴らしい?
長く生きることは本当にいいこと?


お恥ずかしい話ですが、実は
義父は脳出血で寝たきりとなり、会話もできません。
胃瘻で命を長らえている状態です。

突然倒れたので、財産がどれくらいあるのか、通帳の管理なども
お墓を買ったと言っていたがどこにあるのかも全く分からない状態です。

数年前から義父の施設の費用、入院費を主人(息子)が払っています。
年間数百万を負担しています。


自分たちの老後のお金はどうする?
いくら貯めていたら安心なのか?先が見えない状態です。
命の選択は難しい問題


そのため、
外来に来られる75歳以上の患者様には
ちゃんと遺書、終活、エンディングノートを書いておいてと伝えています。


 

延命措置をするのかしないのか、それを家族にもちゃんと意思表示をしておいてねと。

迷惑をかけることが悪いと思っている人が多いですが
私は迷惑をかけるのが悪いとは思いません。
お互い様ですし、もちつもたれつなので。


生き様、死に様を自分で選ぶ

生きているうちに、できることをやっておく
決めてないから周りが困るのです。


外来に来られる患者様に
「お迎え来んかな」「早よ、死にたい」「もう充分生きた」と言われる方がいらっしゃいます。

もちろん本気で言っていないと思いますが、そういう方には、

「早く死にたいなら、倒れた時に救急車呼んじゃダメよ。
救急車呼んで病院に搬送されたら、身体中管だらけになって、助けられてしまうから。
また生かされてしまうよ。


家の中で死んでもいいじゃない。家族に看取ってもらったらいいじゃない。
昔はそうだったでしょ。後で警察がくるけど。」

半分冗談で半分本気。


時々、警察から連絡があります。
「お宅に通院されていた○○さんが自宅で亡くなられていました。病名を教えてください」と。


早く死にたい、迎えが来て欲しいというなら用意をしておく必要があります。


元気なうちに死に様を自分で選択する。

準備をしておいてください。

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
愛媛県松山市在住

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。


週末、義母が入院している倉敷の病院へ行ってきました。
3週間前、義母は誤嚥性肺炎で入院していました。

先日、主治医から連絡があり、
入院時から食欲がなく、嚥下反射(飲み込む力)も弱いため、

経口摂取(口から食べる)では誤嚥性肺炎を繰り返してしまいます。
・点滴だけでよいか
・経鼻栄養をするか
・胃瘻を造設するか
どうされますかと。


医療の現場では、こうした選択をしないといけない場面があります。
ですが、今回は家族の立場・・・
本人の意思とは関係なく、家族が“命の選択”をしないといけない。


・点滴だけでは十分な栄養がないため、いずれ死に至ります。
・経鼻栄養は、鼻からチューブを胃に入れ、栄養剤を入れます。

欠点として、義母は認知症があるため抜いてしまったら、

医療行為になるため施設では再挿入できない(=施設に帰れない)。
・胃瘻造設は、腹壁から胃に穴を開け、胃に直接栄養剤を入れることができます。

手術が必要だけど、施設に帰ることができます。


義母は数年前に腎臓を患い透析をしており、認知症も進んでいます。
現在はサービス付き高齢者向け住宅に義父と共に入所しています。


入院時、血液中の酸素濃度は85%(正常97~100%)、

CRP(炎症反応)は30(正常は0)でかなり重症でした。

 

私たちは愛媛ですが、義母は岡山に住んでおり、

主人や子供が代わる代わる見舞いに行きましたが、

意識はもうろうとし、会話も少なく快方に向かっているようにはみえませんでした。

 

 

主人は「もう年だし、このまま逝かせた方が良いのではないか・・・」




日本では、国民皆保険のお陰でこうした医療行為を受けることができます。
輸液、経鼻栄養、胃瘻からの経腸栄養など。


海外では、簡単には受けることができません。受けることができても高額です。
イギリスでは、65歳以上は抗がん剤を使用することができません。

国で決められているのです。簡単に医療行為が受けられない。

だから予防医療が発達しているのです。

日本では簡単に医療行為を受けられる反面、寝たきりの方が増えている現状があります。



本人にとって生きている意味はあるのだろうか?

心臓が動いて体の機能が働いていたら生きているといえるのだろうか?
生産性がいないと生きている意味がないのだろうか?
本当に生きている意味がないのだろうか?


家族にとっては両親が肉体を持って存在してくれることに意味があるのではないだろうか?
たとえ体が動かなくても、たとえ話ができなくても、

遠く離れていても存在してくれるだけで、何か心の支えになっている気がします。

 

 


私は、「とりあえず会いに行って病状の確認をしましょう。
結論を出すのはそれからでも遅くないんじゃない?」と主人に言いました。


病院へ行って、画像と検査結果をみせてもらったところ、肺炎は良くなっていました。
意識もしっかりしており、会いに行くと「あら、徳子さん」と私のことは覚えていましたが、
主人(息子)は亡くなった弟と間違えてました。

帰りに胃瘻造設してもらうように主治医にお願いしました。
 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
愛媛県松山市在住

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。