今日は『怒りの解放』について

 

「怒りの感情は悪い」、「怒りを出してはいけない」と思っている方が多いと思います。

怒りを溜め込んでしまうと、身体的にも、心理的にも影響が出てしまいます。

 

 

怒っていいんです。

 

もっと怒っていいんです!

 

もっともっと、怒っていいんです!

 

 

怒りは二次感情と言われていますが、

怒りの下に、悲しみ、不安・恐れ、寂しさなどがあります。

 

そして、

その奥底に、本当の想いがあります。本当の望みがあります。

 

 

今、社会、経済、政治、芸能あらゆるジャンルで、情報が開示されています。

その情報を目にした時、感情が揺さぶられる人もおおいのではないでしょうか?

 

 

暴力をふるったり、悪口をネットに投稿したり、誹謗中傷することは、

人を傷つけ、自分も傷つけてしまいます。

 

 

問題は、怒りの表現の仕方です。

怒りの表現を人や物にぶつけるのはよくありません。

 

 

悪口をネットに投稿したり、誹謗中傷することは、人を傷つけ、自分も傷つけてしまいます。

人間関係が壊れてしまうことを恐れて怒りを出さないようにしてきた方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

では、どうしたらよいでしょうか?

 

怒りを健全に出した上で、本当の想いは何か?

心から望んでいることは何か?を知ることはとても大切です。

 

 

 

私も数年前、子供から「いつも怒っている」と言われ、ハッとしました。

自分では、怒っているつもりはなかったけれど不機嫌な顔をしてようです。

自分では気付いていませんでした。

 

 

心理学を学び、怒りを解放し、自分の本当の想いに気づいていくことで

今は穏やかな日々を過ごしています。

 

 

普段から、怒りを解放することで、怒りに気づいても

溜め込むことはなく、感情に振り回されることもありません。

 

 

 

それでは、具体的な方法をお伝えします。

 

・大声で叫ぶ:周囲の人がびっくりするので、車の中やカラオケボックスを利用しましょう。

・無音で叫ぶ:声にならない声で叫ぶ。私はこれをしています。

・枕をたたく:これはやりやすいと思います。

・紙を破る:新聞紙などを破き、ぐしゃぐしゃにして捨てる。結構すっきりしますね。

・文字に書く:その日あった嫌なことを書く。そして、破って捨ててもいいです。

・地団駄を踏む:寝転んでもいいし、立っても行ってもいいと思います。

「イヤだ、イヤだ、イヤだ」と駄々っ子のように地団駄を踏む。

 

 

怒りの解放ワークは、毎日5分程度するだけです。

お休みの日には時間をとって行うのもよいでしょう。

 

怒りを感じてから行うのではなく、やっているうちに怒りが込み上げてきます。

怒りが込み上げてきたら、そのまま続けてください。

 

怒りが込み上げてこなくても大丈夫です。

始めは怒りが出にくいかもしれません。

いろんな方法を試しながら続けてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
愛媛県松山市在住

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。