ドイツW杯日本代表が発表されました。サプライズはないだろうという大方の予想を覆したのが、
FW巻の選出です。選出して欲しいという思いとは裏腹に、期待は少なかったのが現実ではないでしょうか。
この時期になると定番ではありますが、ドイツW杯Round1の予想をしてみたいと思います。
その前に、日本代表のおさらいです。
GK 川口、土肥、楢崎
DF 加地、駒野、中澤、宮本、坪井、田中誠、三都主、中田浩
MF 福西、遠藤、小野、中田英、中村、小笠原、稲本
FW 高原、柳沢、玉田、大黒、巻
では、本命(?)予想です。()内は、2006/5/13現在のFIFAランクです。
【グループA】
1位 ドイツ(19位) 2-1-0
2位 ポーランド(28位) 1-2-0
3位 コスタリカ(26位) 0-2-1
4位 エクアドル(39位) 0-1-2
<コメント>
世代交代したドイツは、守備面に不安がありますが開幕のコスタリカ戦に勝てば、
順当にRound2に進出するのではないかと思う。
もう1チームの予想が難しい・・・
南米予選で調子の良かったエクアドルですが、アウェイでの弱さが目立つこと、
コスタリカとエクアドルの対戦成績は5分(コスタリカの1-5-2)であること、
ドイツはポーランドに負けていないのですが、ほぼ互角の試合をしていることから予想してみました。
ただ、もしかするとポーランド、ドイツという順もあると思います。
CL(チャンピオンズリーグ)決勝で退場したレーマンの精神面がどこまで回復するかも気になる。
終わってみれば、ドイツ国内では「やっぱりカーンを正GKとしていれば」なんて声が上がっていないことを祈る。
【グループB】
1位 スウェーデン(16位) 2-1-0
2位 イングランド(10位) 1-2-0
3位 パラグアイ(33位) 0-2-1
4位 トリニダード・トバコ(47位) 0-1-2
<コメント>
この組は、イングランドとスウェーデンで決まりと行きたいところですが、不気味なのはトリニダード・トバコの存在。
トリニダード・トバコ代表の多くが、イングランドプレミアリーグ、スコットランドプレミアリーグに所属してることからイングランドサッカーへの対処ができること、
また1990年のイタリア大会でオランダを率いた名将レオ・ベーンハッカー監督の経験、
そして、このグループでトリニダード・トバコとの対戦経験(2戦2分)があるのは、パラグアイのみであることからビギナーズラックが怖いところです。
何と言っても、イングランドはオーウェン、ルーニーが怪我をしたことで、得点力に不安があるのが気がかりです。2列目以降のランパード、ジェラード、コールらが得点を取れるだけに、彼らの得点を期待したい。
もうひとつの楽しみは、イングランドはスウェーデンに勝てるのか?
グループ最終戦のため、予想通りであればRound2進出が決まっている両チームだがイングランドは何としてでも倒したい相手ではないだろうか。
【グループC】
1位 オランダ(3位) 1-2-0
2位 アルゼンチン(8位) 1-1-1
3位 セルビア・モンテネグロ(46位) 0-3-0
4位 コートジボアール(32位) 0-2-1
<コメント>
このグループは何が起きてもおかしくない組合せで予想が難しい。
初戦のアルゼンチン-コートジボアール戦に注目したい。ドログバ、カリュー、ディンダンの攻撃陣をアルゼンチン守備陣が防げるのかどうか?
コートジボアールもアルゼンチンの攻撃に耐えてカウンターできれば、多いに得点チャンスが訪れるのではないかと思う。守備にやや不安のあるアルゼンチンなだけに番狂わせの可能性も高い。
そして、チェルシー対決(オランダ:ロッベン、アルゼンチン:クレスポ、コートジボアール:ドログバ、セルビア:ケジュマン(昨シーズンまで))など話題の尽きないグループです。
【グループD】
1位 ポルトガル(8位) 2-1-0
2位 メキシコ(6位) 2-1-0
3位 イラン(22位) 1-0-2
4位 アンゴラ(58位) 0-0-3
<コメント>
このグループは比較的順当に進むのではないかと思う。まだ、イラン、アンゴラは他の2チームに水をあけられている感がある。
ただ、アンゴラはかつてポルトガルに統治されており、現在はポルトガルで活躍する選手も多いことからポルトガルサッカーを知り尽くしている。
ポルトガルが取りこぼすとしたら、アンゴラ戦かもしれない。
【グループE】
1位 イタリア(14位) 2-1-0
2位 チェコ(2位) 1-2-0
3位 アメリカ(4位) 1-1-1
4位 ガーナ(50位) 0-0-3
<コメント>
グループC以上に死のグループといっても過言ではないのが、この組だと思う。
この中で、イタリアはスケジュールに恵まれたのではないかと思う。
初戦ガーナ、アメリカ、チェコと順当に勝てば、2戦目でRound2進出を決めることもできる。そのイタリアの最大のライバルはチェコであることは間違いない。
アメリカもランク上位国ではあるが、対戦成績が3-1-0とイタリアに分がある。
どのチームもやはりガーナとの対戦で勝ち点を稼ぐことができるかが大きなポイントになると思う。
3チームの潰し合いも考えられ、得失点差によって進出が決まることも十分あると思う。
【グループF】
1位 ブラジル(1位) 2-1-0
2位 クロアチア(24位) 1-1-1
3位 日本(17位) 0-2-1
4位 オーストラリア(44位) 0-2-1
<コメント>
日本が属するグループFですが、現実的に日本のRound2進出は難しいのではないかと思う。
ブラジルの進出は堅いと思うので、その後のチームがどこかと言うことになる。
日本の初戦であるオーストラリアでは、DFの要の代表辞退に続き、FAカップで負傷したキューウェルの状態やヒディンク監督が「巻」に関しての情報がなく騒いでいるなど日本に有利のような情報が流れているが、まずオーストラリア戦での巻のスタメンはないと思うので、日本にとって有利となるのはキューウェルの状態ぐらいである。
しかし、既に各国の情報戦は始まっているのでこの辺の情報を当てにしない方がいいだろうと踏んでいる。
W杯Round1では、最初で最後の日本-オーストラリア戦がどうなるのか。
日本は、4-4-2のフォーメーションで、CBの2人がオーストラリアのワントップビドゥカを抑え、両SBまたは、ボランチが1.5列目、ウィングへの対応とビドゥカに当てたセカンドボールへの対応をしっかりすることが重要だと思う。
攻撃は、高さのある相手DFに対して、ワンツーやパスアンドゴーなどスピードを活かせるかにかかると思うが、最近の日本代表の試合を見る限り、パスアンドゴーなどほんとど見た事がない。
サイドから攻撃は、相手DFの高さに跳ね返されることは必至だ。ただ、そのセカンドボールを日本のトップ下の選手が拾ってシュートに繋げられれば、得点に結びつくこともあるのではないか。
守備、攻撃においてもミスをしないことが勝利につながる要因となると思う。対戦成績もほぼ互角なので、大舞台でぜひ勝ち点を取ってもらいたい。
2戦目のクロアチアに対しては、初戦の結果とジーコ監督がどう考えるかにかかると思う。
初戦勝利の場合は、3-5-2、敗戦の場合は、4-4-2を採用するのではないかと予想する。
初戦を勝利していれば、最悪引き分け(勝ち点1)で良いので、相手2トップへの対応と、右サイドのスルナの対応に重点を起きたいので、左サイドまたはボランチに中田浩を使うかもしれない。
ボランチは、クラニチャル、コバチへの対応が仕事になるのではないかと思う。
負けた場合は、是が非でも勝ち点3が必要なので、攻めるしかない。ポイントはやはりスルナへの対応だと思う。
スルナへの対応で左サイドが引っ張られると裏が空くので、そこをトップ下またはFWが有効に利用することと右サイドからの攻撃と右から中に入ってこれるかが得点のカギになるのではと思う。
3戦目のブラジル戦は、既にブラジル監督が1、2戦を勝利し日本戦はサブで行くと公言しているが、メンバー温存の意味と監督がジーコだからという理由からでしょう。
選手としては、超一流ばかりのセレソンとの対戦を楽しみにしている部分もあると思うが、サブと言えどもレギュラーとなんら遜色ないチームだから恐ろしい。
逆にフレッシュなサブチームと疲労の溜まった日本となってしまうと、完全にやられてしまうこともあり得る。
やはり、日本は引き分けがいいところではないか。
とちょっとシュミレーションをしてみましたが、成績は、上記のようになってしまいました。
それでも日本を応援し、Round2への進出を信じたい気持ちは十分あります。
【グループG】
1位 フランス(7位) 2-1-0
2位 韓国(30位) 1-1-1
3位 スイス(35位) 1-1-1
4位 トーゴ(59位) 0-1-2
<コメント>
フランスは、前回大会のこともあり、また予選での苦戦や選手と監督間の関係がどのように作用するか不安な点は多い。
ベテラン勢の体力の部分も大会中、維持できるかも大きな要素だと思う。
しかし、今W杯を最後に引退するジダンのためにチームがひとつになることも考えられる。
そうなると自力はあるだけに前回大会のようにはならないのではないかと思う。
そして、もう1つの枠を韓国、スイスが争う展開を予想する。
地元開催だったとはいえ、ベスト4に残った韓国は、勢いがつけばこのグループでの予選通過が見えるのではないか。そのためにも初戦のトーゴ戦で勝ち点3が必須となる。
トーゴも初出場と言えども、アーセナルのアデバイヨールの得点力は脅威である。ただ、チーム力では劣る気がする。
【グループH】
1位 スペイン(5位) 2-1-0
2位 ウクライナ(41位) 1-2-0
3位 チュニジア(21位) 0-2-1
4位 サウジアラビア(34位) 0-1-2
<コメント>
このグループの戦力は、日本との対戦で印象のあるチームが多いため、比較がしやすいかもしれない。
実力では、スペインが頭ひとつ出ているのではないかと思う。不安な点といえばラウールが怪我から復帰し、試合感とコンディションをどこまで戻せているのかである。今回のチームもかなりのタレントそろいだと思う。
今度こそはと毎回活躍が期待されている無敵艦隊が、どこまでやってくれるのかにも期待したい。
そしてウクライナの英雄シェフチェンコの怪我からの回復状態も気になる。
シェフチェンコは、各チームとも徹底マークしてくると思うので、その中でいかに点を取れるかがウクライナの運命を握っているのは間違いない。
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各国、W杯前に親善試合を組んでいるが、やはり怪我には細心の注意を払って欲しいと思う。前回のジダンが開幕前の韓国戦で負傷した結果、フランスの惨敗という結果につながってしまった経緯もある。
よい雰囲気で大会に望めることを期待したい。
我が国日本には、自分の予想を覆してもらいたいと思う。そして、そうなることを祈りながら応援したい。
ただ、この予想によるとRound2進出16チームのうち、ヨーロッパ勢が12チームと3/4を占めているのが外れる予兆かもしれない。
いくらヨーロッパ大会とは言え、他の大陸代表が黙っていないと思う。
この予想を覆すヨーロッパ以外の1番手は、
パラグアイ、コートジボアール、アメリカ、日本だと思う。
この4チームがヨーロッパの牙城を崩すことにも期待しながら、とにかくW杯を楽しみ、盛上がりたいと思う。