手関節背屈痛に対した徒手療法
前回は『手関節背屈痛みによる日常生活動作の問題』についてかかせていただきました。※前回の内容をご覧になられていない場合は、1つ前のブログをご覧になってください。手関節背屈痛の解剖学的問題を紐解いていくと、さまざまな問題があります。今回はその中で、筋肉にフォーカスをあててお話をさせていただきます。筋肉の動作で考えると、手関節背屈は伸筋群となります。ここで筋肉だからと言ってつい、手元(手首)をみてしまう場合があるかと思います。※問題点がそこだと思うならば、その部分治療を続けてください。手関節背屈動作の筋を解剖学的に確認して行くと、手部〜前腕にかけて筋が多いので、走行としては長い物が多いです。今回はその中で、橈側手根伸筋をターゲットに当てていきたいと思います。実際に手関節背屈痛みの問題で橈側手根伸筋の問題があることが結構多いので、是非押さえておいてほしいポイントだと思います。橈側手根伸筋が手関節背屈痛に対しどのような範囲で影響を及ぼすのかをトリガーポイントで見ていきましょう。※長橈側手根伸筋※短橈側手根伸筋✖︎が付いている所が押圧すべきトリガーポイントで、青い範囲が関連痛を引き起こする範囲です。この図をみていただきましたら、トリガーポイントによる関連痛が前腕背部にあたり幅広くあることがわかります。特に短・長橈側手根伸筋は隣り合っている走行しておりますので、2つの筋の滑走がうまくいかなくなることも多いです。評価をする際には、それぞれの背屈方向(MMTの作用)に応じての関節可動やストレッチをして痛みの確認をしましょう。今回ご紹介するのはトリガーポイントですので、基本的には筋の付着部である、橈骨頭付近への押圧を行う流れになります。このポイントを押圧する際に、前腕ですので、上腕とくらべ、厚さが薄いので、相手の緊張具合や痛みの程度に応じた強さで押しながら、深部まで指を沈めて、リリースを図ります。押圧した際に、青色の範囲であります、関連痛の部分を訴えかつ治療中に消失または軽減をすれば治療完了ですので、改めて動作の評価をして、治療結果を確認しましょう(^^)それでは以上で手関節背屈痛に対した徒手療法のご紹介を終わります。