見なければ見なくてもいいけど、見始めると気になってしまうのがTVドラマ。田舎住まいゆえ民放チャンネルが少なく、TVerのなかったころは、「まあ仕方ない」でよかったのだけど、深夜のBLドラマや売り出し中の推しのドラマが見られるのは、TVerのおかげである。m(__)m
さて、この夏は本当にBLドラマが豊作だった。そして今、気になっている、あるいは見ているものは・・・。(ただし連ドラに限って)*敬称があったりなかったりするのは赦されて~。(^^;)
やや前から見ていたのは「団地のふたり」、「スメルズ ライク グリーン スピリット」、「毒恋(毒も過ぎれば恋となる)」「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ」。団地のほうは、おなじみ小林聡美とキョンキョンの、昔からある団地に今でも住んでいる幼馴染たちの、ゆるくておかしくてちょっとやるせない日常ドラマ。団地の住人は今やほかに行くところのない高齢者ばかりで、いつまでたっても二人はご近所さんからみれば子供で、かつ何かあれば助けてもらえる若者となっている。全部録画してあるのだけど、ちょっと見るのが追いついていってない。
一方スメルズのほうは、主人公が、自分が「可愛い」かどうかに関心の高いDK(男子高校生)フトシ(荒木飛羽)。髪を伸ばし、お母さん(酒井若菜)の口紅をこっそり塗って鏡の中でほほ笑むような子。密かに好きなのは、むくつけき体育教師(♂)。その役の加治将樹さんって、「猫屋敷君・・・」で漫画家「髭フランボワーズ先生」をやっていたとき、結構好きなキャラクターだった。お母さんは元ヤンで、懸命に息子を育てるシングルマザー。彼女は近年そんな役が多い。昨日は朝ドラ「おむすび」に(あ、これもみてた、というか通勤の運転しながらラジオ状態で聴いてた)栃木から出てきた佐野隼斗のお母さん役で出ていた。フトシがオカマといじめられても特に反撃もせずガマンしているのは、お母さんのためというのが大きいかな。それにいじめられても長髪スタイルを変えない、ということは、彼は実は強い子なのだ。そして彼にも本心を打ち明けることのできる友人ができた、その桐野(曽野瞬太)はフトシと二人だけになると女性言葉を使う。彼らが二人ともお母さんのために自分を偽って我慢している様子はとても健気だ。そこにゲイで何か問題があったらしい教師(阿部顕嵐)が本性を現して絡んできた。これからがまた気になる。
毒恋は、功利主義で理が情に勝ちすぎているエリート弁護士志波(濱正悟)に、何か目的があるのか、すり寄って来たワンコ系青年(実は詐欺師)ハルト(兵頭功海)のBLサスペンス(?)ドラマ。恋の経験ゼロでほぼ友達もいない志波だが、ハルトに徐々にほだされていく。ハルトは志波に匹敵するくらい賢い子で家事能力もあるが、多分人に言えないような様々なことをして生きてきたと思われる。自分の恋心を自覚した志波が、逆に防衛本能を発動させて、お前は詐欺師だとハルトを追い出した。そのハルトは、街にたむろっていた少年少女たちに「ハルト兄ちゃん」と迎え入れられ、お金を渡していた。原作未読だけど、想像するに、ハルトは頼りになる大人のいない環境で育ち、同じような境遇の子供たちのためにお金を(違法に)稼いでいるのではなかろうか。その弟分的な子が先回から登場したが、あれっと思ったら、「恋二度」でDK時代の星澤先輩を演じた子(のせりん)だった。
ここで、先日見逃し配信で見直した恋二度の円盤購入者むけ配信の写真を。
恋二度のスペシャル・エディション(劇場版)PVからの画像らしい。
いいなあ、まさかこれも当地に来ないのかなあ。(-_-;)
「ベビエブ」は、ちさと(髙石あかり)とまひろ(井澤彩織)のふたりが殺し屋協会に所属する殺し屋という設定。彼女らは淡々とバイトでもするように命じられた殺しを遂行し、普通にふたりで暮らしているのだが、なんだかゆるくて面白い。協会に勤める人として殺し屋のお世話をする役で草川拓弥くんも出ている。これはTVerで見ているが、あれっと思ったら「風林火山」編は配信が終わっていた。(^^;)
そしてここからは、10月に入って続々放送開始したドラマたちについて。
これは続けて(リアルタイムか録画で)見ようと思ったのは、まず「宙わたる教室」。火曜夜10時のNHKのドラマって、名作が多い気がする。天文関係の優秀な研究者である藤竹(窪田正孝)が、なぜか「実験をしたい」と定時制高校の教師になった。生徒にはやはり全日制と違って事情を抱えた子たちが多い。中心になるのは、「ひだまり・・・」で太一を演じて素晴らしかった小林虎之介くんの柳田。彼は、努力不足なわけでも知的能力が低いわけでもなく、ディスレクシア(読み書きに困難がある学習障害の一種)のために勉強ができないのを周囲に理解されず、心が荒んでいた。それでも友人の悪への誘いには乗らずに踏みとどまっていたのを、初めて藤竹に理解されて再び学校に通い始め、一緒に化学実験をするようになる。配役を「なぜ窪田正孝?」という意見もあるようだが、決して押しつけがましくなく、大声も出さず静かで、やさしいがきっぱりしている彼を私はいいと思う。
「私の町の千葉くんは。」小野寺マチ(井桁弘恵)が母校で高校教師をしているが、千葉悠人(山下幸輝)を受けもつことになる。この悠人が昔好きだった千葉悠一(犬飼貴丈)の弟とわかり動揺するが、彼はなんとなくマチにちょっかいを出してくる。しかも、転勤で町に戻ってきた悠一に合コンで出くわしてしまった。(@_@)
さて・・・?目がぱっちりし鼻も高い小顔のイケメン同士ということで、似てはいないが共通点のある兄弟。(^-^;
「ライオンの隠れ家」これはもう配役と設定からして、みたくなる作品。両親をなくし、兄(柳楽優弥)とADHDの弟(坂東龍汰)が暮らすルーティーンだらけの家に、自らをライオンと名乗る幼児が突然現れ、その子を預かることで平穏だった生活がかき乱されるのだ。この子は昔出奔した姉(母違い)の子供なのか?以前「厨房のありす」というドラマで、門脇麦が演じたADHD(とはいってもいろいろ種類はあるのだが)の人については少し知識を得たが、うまい役者でないと演じるのが難しいかな、と思った(彼女はうまい)。坂東君ならきっと大丈夫と思う。そういえば、「ドラゴン桜」で細田佳央太くんがこだわりのつよい(周囲からは馬鹿にされている)秀才を演じていて、きっとその子もADHDなのだろうけど、彼は上手かったなあ。
「モンスター」これは趣里が主演で、一風変わった(これも言ってみればそのような・・・?(・_・;))弁護士の役。まだ一話だけしか見ていないが、今後が気になってしまう。
TVerやFODで、もしかして1.25倍速とか1.5倍速でさっとみてしまおうかなと思っているものは・・・。(見逃しても困らない💦)
「離婚弁護士スパイダー」「全領域異常解決室」「離婚後夜」は、それぞれ、樋口幸平くん、小宮璃央くん、長谷川慎くんが出ているからちょっと彼らの姿を見たいかなという・・・。すみませんね。m(__)m
でも、「あのクズを殴ってやりたいんだ」「私たちが恋する理由」「無能の鷹」はもうちょっとちゃんと見たいかも。特に「あのクズ」は、奈緒が相変わらずうまいし、玉森君のあの金髪のスタイルはとても似合って素敵だし、彼の今の役どころは彼にしては珍しいんじゃないかな?割といつもひょうひょうとしつつも品行方正な役柄だと思うんだけど。そして、いつもいつもダサい女子のスタイルとして、「靴下にローファー」を持ってくるのはどうかしらねえ。加えてぱっつん前髪。別ドラマの「若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー」の堀田真由もそんな感じだけど。
ストーリーを追いかける気はないけど見たのは、あっちゃん(増子敦貴)が劇中CMに出るというので「Qrosの女 スクープという名の狂気」
これ、街頭ディスプレイに写ったCFなんだけど、アパレルの宣伝として白い背景に白いものを着た(白い)あっちゃんが登場して彼女役の子をバックハグするというコンテ。
あとは、まだ放送していないもので気になるドラマもある。
もと日曜劇場の枠で、野木亜紀子脚本の「海に眠るダイアモンド」。神木隆之介、杉咲花、宮本信子って言ったらもう。
そして何と言っても、「天狗の台所2」。シーズン1も良かったけど、やっぱり評判が良かったのかシーズン2がもうすぐ始まる。天狗の末裔で203年ぶりに翼が生えた飯綱基役の駒木根葵汰くん、その弟オン役越山啓達くん、親友愛宕有意の塩野瑛久くんに加え、有意の兄愛宕慈雨の役で古屋呂敏くんが新登場。ビジュアルは恋二度の岩永先輩とは違って、ハイキング・ウォーキングのQ太郎のようなみずら髪(?)だったが。神官みたいなことしてる役かな?京都生まれの彼が京都弁で話す役らしい。
オン、大きくなったねえ。役と同じ年頃で、リアルで成長期。「ぼくのお日さま」から何年も経ってないのに。
そして今、BS松竹東急で、「商店街のピアニスト」が再放送されている。TVerでも見られるが、私は録画して見ている。たまたま第二シーズンにあたる「商店街のピアニスト 永遠の調べ」(井上想良くんがピアニスト役)は先に見ていたのだが、そのときに第1シーズンともいうべき「商店街のピアニスト」があったことを知った。その主演が葵汰くんだったのだ。大人気の「25時、赤坂で」効果で再放送の要望が高まったのかな?
あ、そういえば、大河ドラマも見る年と見ない年があるが、今年の「光る君へ」はまだ続けて見ている。町田君目当て(^^;)なときもあったけど。一条天皇役の塩野君ははまり役で、これで一気に知名度が上がってブレイクした感があるね。三条天皇の木村達成くんは、「オールドファッション・カップケーキ」で知った俳優さん(外川役)。町田君(チェリまほ)も竜星涼くん(リスタートはただいまのあとで)もだけど、BLドラマに出たからって、変な色はつかないんだよね。
・・・・・・・・・・いやあんた(自分につっこみ)、テレビ見すぎでしょ。時間もったいなくないんかい!?( ̄▽ ̄;)
おまけ:最近、大和証券のTVCMを見て、「これは」と思って確認したけど、やっぱりヴァン・ヘイレンの「JUMP」に乗って走っているのは、「好きやねんけどどうやろか」に出ていた西山潤くんだった。前髪をちゃんと上げてわざとの眼鏡をかけなければ鼻の高いイケメンなんだけど、あの時はもっさりと仕上げられていたねえ。