トリリオンゲーム、ブリジット・ジョーンズの日記、裏社員。-スパイやらせてもろてます-、花まんま、たべっ子どうぶつ the movie
今回の劇場版トリリオンゲームは、日本のとある小島にカジノを作る話。ミリオンでもなくビリオンでもなくトリリオン(一兆)ドル稼げば世界が手に入ったも同然、と、大儲けを企む目黒蓮・佐野勇斗・福本莉子のトリリオンゲーム社。でもなぜ主演の目黒くんがそういう生き方をしてるのか、どういう来歴なのか、などなど、まだ謎が多い。相変わらず目黒蓮がかっこいい役(が、今回は大けがもする。それを心配する今田美桜)。ガク(佐野)と社長(福本)の仲もやっと進展。ただ、劇場版にしなくてもドラマでいいと思うのだけど、劇場版は確かに高級カジノを作るなどスケールが大きい(どこで撮影したのかな?)。2月公開なのにロングランしていて、今回たまたま時間が合ったし、評価が4つ星以上だったので見たけど、アマプラあたりにくるのを待ってもよかったな。
ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
ブリジットはもはや中年で、相当やんちゃな子供が二人いるが、夫のマーク(コリン・ファース)はアフリカに人道支援活動に行っているときにテロにまきこまれて亡くなり、シングルマザーになっていた。仕事をせずに毎日子供たちの育児に悪戦苦闘しているが、朝は登校する子供らを送りに行くのに乱れた髪でパジャマに何かはおって外出するなど、ちょっと見ていられない感じ。(・_・;)
ワンオペじゃやってけないのなら、誰か、家事をヘルプしてくれる人を雇ったらいいのにと思った。
子供たちのピンチシッター(今勝手につくった言葉(^^;))には、元カレのヒュー・グラントを頼んだりしているところが面白い。案の定彼は子供たちの相手をしてくれはするけど、去った後には家の中がひどい有様(^^;)、そしてやっぱり彼はいつも新しい恋人に振り回されてるようだ。日本のドラマや映画と違うところは、これがブリジット・ジョーンズシリーズだからなのか、友人たちに会うと、新しい彼ができたかとか、たまにはSEXしなさいとか、そんな話題になる。日本じゃ幼い子をもつ後家さんに、そんなことは言わなそうだけど。(;´∀`)
まあご心配なく、そこはやっぱりBJだから、亡き夫への想いはあるけれど、彼女は彼氏をつくるのだった。はじめは反発していたけど、子供たちのためにもなるしっかりした彼氏。そしてまたテレビ局で働き始めるのだった。ホーム・クリスマスパーティーのシーンで、アグリー・セーターというやつ(みっともないセーター:トナカイの頭がでかでかと💦)を、昔はマーク、今は息子が着ているのが面白かった。
裏社員。-スパイやらせてもろてます-
WEST.の全員が出演する劇場版コメディ。 中心になっていたのは桐山君。
藤原紀香さんと剛力彩芽ちゃんがなかなかすんごい役だった。ハイヒール・モモコさんもちらっと出た。マドンナは恒松祐里ちゃん。
以前はWEST.の一人一人の顔と名前が一致しなかったんだけど、うんぴょこチャンネルを見たら覚えたわ。(^^;)割と好きなのはのんちゃん(小瀧君)とはまちゃん(濱田くん)。
下は、入場者特典の名刺大カード。何にするのかわからなかったけど、裏はこんな感じ。やっぱり名刺的カードなの?
以前はまじめなサラリーマンだったけど、陥れられて今は裏稼業をする会社に勤めている桐山。社長(藤原紀香)に命じられたのは、とある斜陽化したアーケード商店街を買い占めて新規に開発する計画があるが、そこのほとんどを所有する地主(竹中直人)が土地を売らないので、競合する反社絡みの建設業者と張り合いつつうまく売買契約をまとめろというもの。いや紀香の会社も相当怪しいが。💦
そこで桐山は神山・濱田と3人で、商店街の空き店舗で食堂を開業。さっそくたこ焼き屋台をやっていた2人組(藤井・中間)と小競り合い。彼らは対立業者の回し者だった。それに、商店街の青年会の中心者・重岡、商店街で飲食店を営む恒松の彼氏・小瀧がからんでストーリーが展開する。盛り上がるポイントは剛力も含めた大勢による大立ち回り。やっぱりみんなよく息が合っていて、さすがだなと感じた。
花まんま
movie walkerで★は4つ以上/5 だった
これは朱川湊人氏の小説の映画化。原作は未読。
両親(板橋駿谷、安藤玉恵)を早くに失くし、大阪の下町でオール巨人が社長の工場で働きながら、妹(有村架純)の面倒をみてきた兄・鈴木亮平。妹は幼い時に高熱を出したあと、突然過去世の記憶を思い出し、自分は滋賀県の何某であったと言いだし、母が仕事にでる休日に、兄と2人で動物園に行くと偽り、滋賀まで過去世の親の住む家に出かけた。母はすでになく、父は娘を亡くしたことで自分を責め、食べ物がのどを通らず痩せこけていた。(酒向芳さんぴったり(;^_^A)その父にもっとご飯を食べさせようと、彼女が工夫して置いてきたのが「花まんま」。お弁当に見立てて、花を弁当箱に詰めたものだった。
一度妹が生家を訪ねるのにつきあった兄は、それ以後過去世の家族との交流を妹に禁じたが、実は妹は隠れてずっと手紙のやりとりをしていた。彼女はいよいよ結婚することになった。相手は彼女の勤める大学で、カラスの言語を研究している学者(鈴鹿央士)。優しくて真面目な彼を、兄も、いきつけのお好み焼き屋の親子・オール阪神とファーストサマーウイカも気に入る。妹は結婚式に昔の家族も呼ぼうとするのだが・・・。
心温まるお話だったし、主演の二人はもちろん、鈴鹿君もウイカさんもいい味だしていてよかったが、なぜ兄が、両親から「妹を守ってやれ」と託されていたにしても、あれだけ過去の家族を拒否するのか。私の感覚とは違ったなあ。
最後にちょっとしたどんでん返しがあるのがミソですよ。
たべっ子どうぶつ the movie
映画が始まったらすぐ、画面に一行だけ出てきたのが「ギンビス」だったのでまず驚いた。ギンビスが(映画会社に依頼して)制作したアニメなのか。(@_@)
「原作:ギンビス」って、なんだか新鮮。脚本の池田テツヒロって、あの俳優と脚本家と両方やってるという池田鉄洋さんかな。
いやそれがね、案外面白かったのよ。(^^;)
絵柄は、「カールおじさんの空飛ぶ家」と同じような感じ。
お菓子の街から誕生した可愛いダンス&ボーカルグループ「たべっ子どうぶつ」がワールドツアーを終了してふるさとにプライベートジェット(!)で帰ってきたら、町は様変わりしていて、通りに人影はなく、家々のドアや窓は閉ざされ、塔の上には巨大な綿あめ「ゴットン」がにらみをきかせていた。ゴットンを頭とする綿あめ軍団は、綿あめ以外のお菓子を禁じ、見つけると没収して廃棄し、代わりに塔のあるお城の地下工場で捕虜に綿あめを作らせて出荷していた。
捕らえられたたべっ子どうぶつのメンバーは、なんとか逃げ出すが、ペガサスちゃん(声:高石あかり)が捕まって閉じ込められた。最終のお仕置きは、綿あめが取り付いて全身を飴掛けコーティングにして動けなくすること。
ライオン(声:松田元太)をリーダーとするたべっ子動物らは、レジスタンスをしてペガサスちゃんを救い出し、街を解放しようとする。熱くなるライオンに、冷静なアドバイスをするのはゾウ(水上恒司)。ちゃらい猿(藤森慎吾)、性別不詳なカバ(蒼井翔太)など、個性的な面子ばかり。ただ、彼らは可愛いだけが取り柄なので、戦闘能力はない。武器は「もふもふ」とか。(^^;)
そして、他の会社の超有名なお菓子も、たくさん登場するのだった。目立ったのはプライベート・ジェットのスタッフをしていた三角のポリンキー。(^^;)お菓子泥棒が煙草代わりにかっこつけて口にするココアシガレット。うまい棒も、カラムーチョのおばあちゃんも、あとハッピーターンもなかったっけ?ハリボーの熊さんグミも出なかった?ギンビスのアスパラガスビスケットも?それらを見つけるのも楽しい。
下は、入場特典。なぜかお菓子の紙箱。裏側を使って、紙の指人形と劇場を作れるデザインだった。
そして、最後に流れるTravis Japanの曲 ”Would you like one?”がノリの良い曲で気に入った。おひとつどうぞ、というタイトルなのかな?