1000円以内!東京とんかつ食べ歩き

1000円以内!東京とんかつ食べ歩き

とんかつは安くなけりゃあ、とんかつじゃない!!
東京都内の旨くて千円以内で食べられるとんかつ屋の食べ歩きルポ。
名店といわれる店から、街角に埋もれた庶民派の店までくまなく食べ歩きます。
とんかつを愛するが故、時には容赦無く斬り捨てゴメン!VIVAとんかつ!

すんごい名前ですね「豚バコ」(笑) 

 

さて、ここは赤坂。この地の有名トンカツ屋としては「まさむね」がありますね。やはり夜の街だけあって、飲み屋が多いのですが、夜は豚肉専門店、昼はトンカツ&カツカレーというのが、この「豚バコ」さんです。一ツ木通りのから裏に入った雑居ビルの一階にありました。「カツカレー」という看板をみて、「トンカツもあるんじゃね?」と思ってのぞいたらビンゴ!

 

 

アタクシの求めているアンダーセントンカツ(1000円以下のトンカツ)があるじゃないですか!赤坂の地でこのお値段は助かります。

 

店内は、バーと居酒屋の中間のような感じ。洋風居酒屋というやつですね。

 

さて、さっそくとんかつ定食(税込1000円)を注文。厨房が全部みえるので、楽しいです。

ワンオペなので忙しそうでしたが、ちゃんと注文を受けてから衣をつけてあげていました。

 

そして出てきたのがこちら!

 

 

ボリュームは150グラムとのこと。衣の茂りも十分ですね。さて、さっそくいただいてみましょう!

 

一見固そうに見えますが、そんなことはありません。ほどよい肉感。そして肉汁。

ぶっちゃけ言えば、衣は蒸れてたり、もうちょっと油をきってもらいたいと思いましたが、それを補ってお釣りがくるくらい、豚肉が美味い! あふれる肉汁ですが、水っぽい感じではなく、ロースらしい旨味を感じます。これはいい豚肉さんのはすです。

 

これはカツカレーなんかにしなくて、トンカツで食べるのが正解です。ぜひ近隣のビジネスマンの方は訪れてみてください!

 

■コストパフォーマンス ★★★☆☆
■味          ★★★☆☆

■庶民度      ★★☆☆☆
■豚数         85豚
■一言コメント 「夜に飲みながらトンカツ食べたい
とんかつ定食1000円(税込)

■東京都港区赤坂3-6-18 赤坂ニューロイヤルビル本館 1F

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メープルシロップでもいただける、ちょっと変わった高級トンカツ屋です。

 

「とんかつ都」さんは、食肉・食肉加工品の総合卸売業「肉の石川」さん直営の店だそう。場所は大人の街・麻布十番にありました。

 

 

店内は長いカウンター。清潔感と高級感に溢れます。白い割烹をきた若い方が目の前で肉から切り出して、揚げてくれます。ライブ感があっていいですねぇ。さて、メニューは……いきなり上ロースかつ定食1890円なんですね汗 ちょっと持ち合わせを確認しつつ、高級トンカツにトライしましょう。

 

 

食肉卸直営の高級トンカツ屋らしく、食材にはこだわりを持っているようです。

 

 

そして……卓上には噂のメープルシロップ!! 後ほど体験するとして……

 

 

注文してからしばらくして上ロースかつ定食がきました。1890円の!

 

 

結構肉厚ですね。それをそぎ切りして、見た目が華やかですね。

結構衣が印象的。細かくて、うすい衣なんですね。最近おおい剣立ちしてボリューミーな衣とは異なります。

 

 

まずは一口。ソフトタッチな衣でした。肉も柔らかい。下味はほとんど感じられず、卓上の調味料で調整して欲しいという事なのでしょう。

 

 

では、さっそく例のメープルシロップを、いざ……。

 

 

うん、メープルシロップの味!えーっと、なんだろう、ちょっと語彙がみあたらないけど、新しい感覚でした(笑) 

変わり調味料といえば、西小山のマヨタマゴの「山古志」とか、ダシ汁につけるとか(店忘れた……)ありますが、甘いのはちょっとないんじゃないですかね。昔高田馬場にあった「フクちゃん」は、チョコレートを挟んであげてましたが……。

 

時代も多様性だし、いろいろなスタイルがあっていいと思います。

 

そんなこんなで、久しぶりの高級トンカツ体験でした!

 

■上ロースかつ定食1890円 ご飯大盛り100円、キャベツお替り無料

■東京都港区麻布十番3-9-6 スバルMビル 1F

 

 

 

 

 

バグだよね? バグだよね? という裏技を発見してしまいました(笑)

 

さて、今回は戸越銀座商店街にニューオープンした「とんかつ まるや」です。そう、都内で良質なロースかつ定食を700円というお安い値段で展開している、あの「とんかつ まるや」の新店舗です。

 

これまで、新橋、青山、大手町、汐留、霞が関、浜松町……といった都内の一流ビジネス街にばかり店を構えていたので、正直戸越銀座店というのは意外でした。

戸越銀座は来訪客も多い大型な有名商店街のわりに、実は商店街内にトンカツ屋がなく、近隣にも存在していませんでした。そんな穴場に目を付けたのでしょう。

 

新店舗は戸越銀座駅前。となりにはCOCO壱番屋があり、はす向かいにはマクドナルドもあります。マーケティング的には間違いないのでしょう。

 

 

メニューはこちら。お馴染みのラインナップ。700円は本当にありがたい。

しかし……このメニュー表に、実は大きな秘密兵器が隠されていたのです!

 

 

そして定番ロースかつ定食700円(税込)をオーダー。ご飯・味噌汁おかわり自由というものはありがたい!(キャベツおかわりは100円)

 

 

いつも思いますが、これで700円は本当に貴重。適度な噛み応えと脂身。衣のサクサク具合。安くて美味い、これぞ庶民のためのザ・ロースかつ定食って感じです!

店舗数が増えてきているから、もしかして揚げ担当は若いバイトとかなのかなぁ……と思いがちですが、ベテランさんらしい方がちゃんと揚げていました。周りはまだ慣れない若いバイトくんたちのようで、その指導もされていました。

 

 

あと、トンカツ専門店にはめずらしく、カツ丼もカツカレーもあるんですよね。

 

 

まるやのカツカレーかぁ、食べたことないなぁ。どんな味なんだろう……と思って、ふとメニューを読み返したんですよね。

 

 

ん?んんッ…?

 

 

ちょっとまって! 「追加カレールー200円」って書いてない……? トッピング欄にわざわざ書いてあるってことは、もしかして「カツカレー」を頼んでなくても頼めるってこと……??

 

 

恐る恐る店員さんに、「あの……ロースかつ定食頼んだんですけど……追加カレールーって注文できるんですすか?」と尋ねたところ、OKとのこと!

 

え、ごはんお替り無料だし、ロースかつ定食たべて、なおかつカレーライスも食べれちゃうじゃん! 何個の幸せ!! ということで、さっそく追加カレールー(200円)お願いしちゃいました!!

 

 

小さいお椀にはいって出てきます。さっそく無料おかわりのご飯にかけてみます。これはカレーライス。うん、完全にカレーライス! ちなにに、これで半分くらいのカレールーを使ってます。つまり茶碗2杯は食べられます! もちろん、ロースかつをのせてミニカツカレーにしたっていいはず。スパイシーでコクもあるのですが、どこか和風の味がします。

 

 

いやぁ、長年「とんかつ まるや」にはお世話になってきましたが、このバグには気づきませんでした(笑)

ロースかつ定食と追加カレールー、あわせても900円ですよ……。

 

本当に良心価格です。

 

■コストパフォーマンス ★★★★★
■味          ★★★☆☆

■庶民度      ★★★☆☆
■豚数         85豚
■一言コメント 「バイトさんがみんな仲良さそうで羨ましい」
ロースカツカレー定食700円(税込)、追加カレールー200円(税込)

■東京都品川区平塚1-8-3 冨士ビル1階

 

 

小川町のトンカツ屋です。

 

丸五? やまいち? ポンチ軒? そんな店しらないなぁ。だって1000円超えるじゃないですかぁ?

 

ということで、都営新宿線小川町駅出てすぐの交差点にある「とんかつ六九(ロッキュー)」さんに食べに来ました。

 

 

 

じゃじゃんーん! ロースかつ定食が750円ですよ? しかもご飯・味噌汁・おかわり自由!そう、この組み合わせが最高。1000円以内のトンカツを紹介する当ブログでも、アンダーセン(1000円以下のトンカツ)は久しぶりのご登場です。
 

 

 

 

お、食券制なんですね。ご飯・味噌汁のおかわりはセルフ。ぜんぜんおK。安くするためのコスト削減には大賛成です。

 

 

 

いざ店内へ。まぎれもないロースかつ定食750円! 上ロースかつ定食930円も気になりましたが、残念ながら本日は売り切れ。

 

 

 

店内は結構ひろいです。近隣のサラリーマンの方で混んでいました。食券を店員のおばちゃんに渡して、さて、しばし待機……とおもったら意外とすぐ出てました。それがこちら!

 

あ、意外とボリュームありますね! ちなみに味噌汁はしじみでした。

 

 

そして実食。まずは、そのままいただきます。けっこう衣が厚いけど、今日はがっつり安く食べたい気分なので全然おK。

 

 

さて、ソースをつけようと思いましたが、二種類ありました。醤油ベースの和風ソースと、トンカツソース。トンカツソースは、定番といいつつ、ちょっとデミグラス的な甘みのある味わい。和風ソースはたまねぎが効いててさっぱり。ちょっとニンニクも入ってるのかな? そんなにソース味からかけ離れているわけではないので、両方つけていいも思います。

 

 

早々とお米を食べてしったので、おかわりコーナーへ。自由な量を盛り付けられるからいいですねぇ(食べ残しは厳禁!)

 

 

どうもごちそうさまでした!(満腹)

 

超有名店がひしめく小川町ですが、1000円以内でおなか一杯食べたくなったときは、ぜひ「とんかつ六九」に駆け込んでください!

 

 

■ロースかつ定食750円(税込)

■東京都千代田区神田小川町1-8-1 クレストビル B1F

 

 

 

 

このブログで取り上げる必要もないくらいの人気店ですね。2015年にミュシュランのビブグルマンに選ばれて以来、都内屈指の有名店となりました。

 

場所は溜池山王からほどちかく。なんと目の前には「とんかつ水野」という溜池山王の老舗大衆店があるという好立地(笑)

いつもは11時半の開店と同時に行列ができているのですが、コロナということもあり並ばずには入れました(並ぶのをあきらめて水野に行ったことも数知れず……)

 

 

さて、ランチメニューはというと……

 

 

ランチのロースかつ定食が1280円。本ブログの趣旨である「1000円以内」というルールからは外れるのですが、場所やクオリティからうれば致し方ないということで、いざ入店へ!

 

 

 

ロースかつ定食(1280円)を頼み、その間メニューにかいてあるコラムを読みます。ホームページにも同様ことがかいてあるので、ポイントだけ説明すると、

 

①肉本来の特性と旨みを最大限に引き出した「和豚もちぶた」を使用

→同じビブグルマンに選ばれた武蔵小山「たいよう」も、もちぶたでしね。

 

②パン粉だけのために一からパンを焼いて手間暇かけて作られた中屋パン粉

→おなじく武蔵小山にある都内唯一のパン粉専門工場「中屋パン粉」ですね。

 

③天然栄養成分たっぷりの桑名のこめ油を使用しております。

→植物油ならではの軽やかさ、キレがあります。そういえば同じビブグルマンの代々木上原「武信」もこめ油でした。

 

④5つ星の資格をもつマイスターによって厳選された新潟県佐渡さんの”こしいぶき”を使用

→関係ないけど、僕はたまに都立大のお米マイスターがいる「スズノブ」でお米を買います、ハイ。

 

お店としては「塩推し」のようですが、ちなみに僕は塩かけて食べるのあまりやりません。はい。このあたりは好みですね。

 

 

さて、そうしているうちに、運ばれ来ましたよ!

どうですか、この迫力! ボリュームすごい。そしてご飯・キャベツ大盛り無料! 豚汁もついてきた!

 

 

わかりますか? この滴り落ちそうな肉汁、脂! 絶妙な火加減ですね!

 

 

まずは何もつけずに、一口頬張ると、口の中にサクサクジュワーと肉汁と脂があふれ出し、踊り狂います! 「もちぶた」の名の通り豚肉が柔らかい。衣とのバランスも絶妙。一件パンチあるように見えますが、軽やかです。 

 

ここから、キャベツ・お米・豚汁をどういった順番で食べるかは、いつも悩みます(至福)

 

どの順で食べるかは、キャベツとお米を「どう捉えるか?」によって変わってくると思います。僕の中では「トンカツの脂を中和・リセットするもの」です。考え方はビールに近いかもしれません。トンカツを一口食べて、白いお米で口の中の脂をさっぱりさせ、キャベツでスッキリさせる、といった流れ。間違えてもこの三つを口内で混ぜ合わせてはいけません(下品で失礼……)

そして豚汁は僕にとってはデザートです。最後に頂きます(笑)

 

さて、半分くらい何もつけずに食べ進んだところで、後半戦はソースをつけていただきます。卓上には“特製ソース”と書かれています。そう、たしかに特製です。甘ったるさがない。割とスパイシー感。微かに感じるカレー的な風味。この肉汁・脂ジューシーなトンカツには、キレがあるソースの方が合いますね。

本当は特製ソースもアピールしたいのに、塩推ししている以上、推せないのかも?(笑) 僕は好みです。

 

さて、ボリューム感たっぷりなので、おなかも満足です。

 

ちなみに、店内に「パチーン!」と厨房から音が響きました。これはメンチカツを作る時に、丸めたタネを掌に投げ込んで、中の空気を抜いてるんでしょう。パフォーマンスとして、すごくいい。ラーメン屋の湯切りじゃないけど、トンカツ屋てパフォーマンスがないじゃないですか?(笑) 画になるしいいと思います。

 

なお、「まさむね」は、カツカレーライスも人気です。ここのカレーライスはまた美味でして、これだけで記事が一本かけるので、またの機会に紹介しますね。

 

■ロースかつ定食 1280円(税込)

■東京都港区赤坂2-8-19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小生、トンカツマニアということで恥ずかしながら何度かテレビに出演させていただきましたが、毎度苦労するのが「食レポコメント」。いわゆる、一口食べた後の“ひとこと”です。

 

みなさん、仮に自分がテレビでグルメレポートしたとして、トンカツを一口食べた後に、“ひとこと”コメントを言うとしたら、何と言いますか?

 

「サクサク!」

 

「ジューシー!」

 

「柔らかい!」

 

ちょっとひねって

 

「(脂が)甘い!」

 

……それ以外ありますか? 意外と無くないですか?(笑)

 

 

例えば、これがラーメンとかなら「香り」「麺の歯ごたえ」「出汁の分析」など、いろいろ角度からコメントできるんです。トンカツは本当にコメントできるバリエーション、足掛かりが少ないんですよ……。

 

グルメロケが「一店舗だけ 食べるのも自分一人」とかなら、上記の4つで十分成立するですが、僕のような素人グルメマニア系がでる番組の多くは、複数店舗食をロケするし、そしてタレントさんのゲストが必ずいます。お笑い芸人だったり、アイドルだったり。みんなが一通りコメントし終わったのちに、僕が一番最後になるパターンが多い。

で、上記の4つも含めて、だいたい言えることを先に使わてしまっている場合がほとんど。こっちは素人とはいえ、トンカツマニアとして気の利いたコメントを言いたいじゃないですか(笑)

 

そういった意味で、石塚英彦さんの「まいうー」や、彦摩呂さんの「玉手箱や~」は本当によくできた“レポ技”ですよね。

 

いちど番組で、苦し紛れに「これはGTOです!つまり、グレートトンカツおいしい!」という表現を使ったことあるんですが、しっかりカットされてました(笑)

 

次にテレビに出演するのはいつになるのかはわかりませんが、その時に備えて、あらかじめ「食レポコメント原稿」でも作っておこうと思います。

 

 

とんかつのツールは、「洋食のカツレツ」だったというのは皆さんご存じでしょう。

 

もう少し細かく言うと、明治時代に欧米から入ってきたフランス料理の「コートレット」を、銀座の洋食屋「煉瓦亭」が改良して「カツレツ」にし、さらに昭和の初めに「あらかじめ切れてる・箸で食べる・付け合わせがキャベツ」という現代の「とんかつ」に形に近いものになったといわれています。

 

現在は、洋食屋の「カツレツ」も、トンカツ専門店のトンカツも割と大差はなくなってきていますが、付け合わせだったりや揚げ具合がちょっと違ったり、何より店の雰囲気が全然違いますよね。トンカツ屋は割とストイック、洋食屋は和気あいあい。偏見ですかね?(笑)

 

さて、今日はそんな洋食屋の「カツレツ」を求めて、品川区中延にある「洋食屋ふじかわ」に行ってきました。半世紀もの歴史をもち、店内には芸人のサインが数多く飾られていました。

 

 

 

さて、「ポークカツレツ」を頼むか……と思ったら、メニューにないではないか!!!!

あれ、事前に調べた時にはあったはずなのに! と思いつつ、お店の方にお願いしたら快く作ってくれました(なぜメニューから消えたのかは不明。書き忘れ??)

 

昼時なので、店にはひっきりなしに人がやってきます。みなさん単品を頼むというよりも、ハンバーグやポークソテーなど組み合わせる「エラベルセット」を頼む人が多いようです。

 

さて、そしてやってきました「ポークカツレツ定食」(1200円)。ライスと豚汁もつきます。

 

 

すごい、レモンの輪切りが乗ってる!この発想は「トンカツ屋」にはないな……。

そして結構しっかり揚げているのか、パンチのある色合いです!

 

 

肉は結構厚みがあります。ジューシー、かつ肉肉しい噛み応え。これぞ「ザ・肉」!

柔らかくて繊細なトンカツもいいけど、こうゆうパンチのあるタイプもいいですよ!

カツレツの下にはナポリタンが下に敷いてありましたが、実はこれ、蒸れ防止としても一役買います。

セットの豚汁も美味しかった。ごちそうさまでした。

 

■コストパフォーマンス ★★★☆☆
■味          ★★★☆☆

■庶民度      ★★★☆☆
■豚数    80豚
■一言コメント 「家族連れでぜひ」
ポークカツレツ定食1200円(税込)

■東京都品川区東中延1-11-19

 

 

 

 

林SPF豚のお店です。

 

SPFとは 「Specific(特定の) Pathogen(病原体) Free(無い)」の略で、文字通り豚の健康にわるい、豚赤痢をはじめとする5種の病原菌をもたない豚のこと。

帝王切開で誕生した無菌状態の子豚を種豚として、ちゃんと管理された養豚場で繁殖します。

(たまに無菌豚と表記している店を見かけますが、それは種豚の初代だけで、それ以降は無菌ではありません。なので当然「生でも大丈夫」というわけではありません、念のため)

 

最近はいろいろなところで目にするようになったSPF豚、有名なところだと「とんかつ檍」がそうですね。

手間がかかる分、当然値段も高いことが多く、いわゆる高級トンカツ屋におおいです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は品川区の「戸越公園」にある「がんばり亭」。まだオープンして半年くらいのようです。

戸越公園というと、あの戸越銀座の近く、と思いがちですが、歩きではちょっと通り距離感。住宅街の一角にたたずんでいました。

 

「とんかつ専門店」の文字がこころ強いですねぇ!

 

 

看板はご覧の通り。ロースかつ定食1300円(税抜)と、1000円は超えていますがSPF豚ということで期待値が上がります。

 

 

店内はカウンターのみ。恰幅のいい若い店主と、女性。客席、厨房も清潔です。カウンターからは調理の模様を見ることができます。

 

さて、さっそくロースかつ定食を注文。ご飯の大盛りは無料とのこと。まつこと10分ほど。

 

 

出てきました!丸皿じゃなくて角皿というのが、ちょっとしたこだわりを感じますね。

 

 

そして断面はほんのーり、ピンクです。絶妙な揚げ具合。僕は「レアとんかつ」はあまり好みではないのですが、これは絶妙、絶品。

正直、最初にでてきたときの第一印象は(衣が柔そう……)というネガティブなものでした。衣の目も細かく、パンチがなさそう……という意味。しかし、一口たべて理由がわかりました。「豚肉が柔らかい!」そう、繊細な豚肉の食感を邪魔しない衣なんです。ラード系で揚げているにもかかわらず、軽やか。

 

とんかつの衣は、「豚肉の食感を補強する」ものと、「引き立てるもの」の二種類があるとおもってまして、今回は後者。引き算の美学。

揚げ方、衣の柔らかさ、ちゃんと計算されている、素晴らしいトンカツでした。そして見てください、このジューシーさ―。脂の融点がひくくて、豚肉の保水性も高いですね。

 

 

こんな素晴らしい店が戸越公園の奥地にあるとは、、、。近郊の方は、ぜひ行ってみてください。

 

コストパフォーマンス ★★★☆☆
■味      ★★★★★

■庶民度    ★★★☆☆
■豚数    85豚
■一言コメント 「隠れた名店の可能性!?」
※キャベツお替り自由
ロースかつ定食1300円(税込 1430円)

■東京都品川区戸越5-20-18

かなりストレートな店名です。

 

“豚”という一文字だけではバカにされてる感じがするけど、二文字並ぶとなんだか可愛いですねぇ。

 

さて、西小山は意外とトンカツ屋が多い街。最近メディアに登場することも多い、個性的な大将の「波止場」、“カフェレストラン”と称する「かつ花」、マヨネーズ+生卵でいただく「山古志」、そして「豚豚」と駅周辺だけでも四店舗あります(お隣の碑文谷まで足を延ばせば、もう2店舗あります)

 

最近、隣駅の武蔵小山駅前にタワマンが三棟も建つということで地価が高騰、個人経営の飲食店が西小山の方に移ってきた、という話も聞きます。実際比べてみても、カレー、パスタ、ラーメン、餃子など“B級グルメ”系は、西小山の方が何倍も個性的で美味しいですね。

 

さて、そんな西小山にある「豚豚」ですが、たたずまいは居酒屋風。遠くからも視認できる「豚豚」の文字。

 

 

なんとランチタイムはロースかつ定食950円! 消費税10%になって以降、1000円以内のトンカツ屋を探すのは本当に難しくなってきました。

実は「波止場」「かつ花」も、比較的高いので1000円を切るのは庶民にとってはありがたいですね。(もちろん、高いトンカツは、トンカツで美味しいですよ!)

 

 

トンカツメニュー以外も少しあるので、居酒屋使いもできそうです。

 

 

さて、店内は昭和感ただよう、落ち着く雰囲気。昼時のワイドショーが流れています。

切り盛りするのは、老夫婦の二人。永らくこの地でやってきたのでしょう。緊急事態宣言中、そして平日ということで、店内は僕だけでした。

 

さて、さっそくロースかつ定食(950円)を注文。大将が冷蔵庫から豚肉を出し、小麦粉、卵、衣をつけて黙々と揚げてくれます。

そしてにしても、トンカツ屋の店主って、無口な人が多いですよね。寿司屋みたいに大将とコミュニケーションしたり、、やたらと威勢のいいラーメン屋みたいなトンカツ屋って少ない。

トンカツって良くも悪くも派手さがないので、飲食店始めるときにトンカツ屋をセレクトする時点で地味な人が多いのかもしれません(偏見ですが……)

 

さて、10分ほどして揚がってきました、トンカツさん。

 

 

割とキツネ色になっているタイプ。香ばしい香りが立ち上ります。ラード系で揚げてますね。衣もよく茂っています。

 

 

 

ランチのロースかつ定食(950円)なので、肉質や量はそこまで期待してませんでしたが、肉質が良い!ちょっと写真ではわかりづいらいですが、脂身が右端、そして左側にもあります。これはロース肉の中でも、肩ロースに近い部位。脂身が左右にはいり、旨味も多くなります。

 

ちなみに、“上ロース”の定義は店によって異なりますが、「肩ロースに近い部分の上質なお肉を厚く切る」というところが多いです。

余談ですが、「じゃぁ、肩ロース出せばいいじゃん」とお思いになる方もいると思いますが、肩ロースは旨味も多い一方、筋も多く、下ごしらえに手間がかかるという難点があります。精肉店では肩ロースよりもロースの方が高いことが多いですが、トンカツ屋では手間がかかる分逆転することが多いです。かつ、そこそこ高級な店で出していることが多いですね。

 

 

話がそれましたが、つまり「豚豚」のランチロースは上ロースの肉質に近い、お得でいい肉質! 衣はほんほりクリスピー感あり。しかし、ランチロースかつのように、厚切りではないトンカツに食べ応えを出すためには多少衣に食感があったほうが、僕は美味しく感じます。

 

あー、昼だけどビール飲みたくなってきた。早く緊急事態宣言終わる日が来てほしいものです。

 

コストパフォーマンス  ★★★☆☆
■味      ★★★★☆
■庶民度    ★★★★☆
■豚数    85豚
■一言コメント 「このままランチ1000円以内で頑張ってください!」
※ロース
ロース定食950円(税込)
■東京都品川区小山6-10-18

 

 

 

ご存知の通り、新型コロナウィルスが猛威を振るっており、人体は健康でも、経済面で打撃を受けている人も多い。知り合いの老舗ライブハウスでは売り上げが1/5にも縮小してしまい、リストラや店舗縮小を検討しているという。「閉鎖空間・発声・接触・近距離」という、コロナウィルス感染的にもっとも避けなければならないものが、役満的にそろってしまっているのであるから悲惨・悲劇である。

 

さて、同じく飲食店も青色吐息だという。歓送迎会や納会など、年度末の大事な書き入れ時にもかかわらず、各所で催しが中止となり、さらにサラリーマンは日常での接待や会食も禁止されているところが多いという。

 

「経済が回らない」という悲鳴をいたるところで聞くが、飲食店やライブハウスのみならず、大企業や日本国家もふくめて、このままでは倒れてしまうだろう。

 

そんなときときだからこそ、とんかつである。

 

その理由はいつくかある。

 

まず、とんかつ屋は一人で食べることが圧倒的に多い。複数人でワイワイ食べたり、カウンター越しに大将と切符のいい言葉を事もほとんどない。一人黙々食べるのだから、リスクは少ないと言えるだろう。

 

第二は、換気だ。揚げ物をやっている店は揚げ油の蒸気を外気に排気するために換気が常に行われており、「閉鎖空間での感染リスク」が低いと言えるだろう。

 

そして第三は、「カツ」という言葉に秘められた、いわゆる“ゲン担ぎ”である。

 

先日無観客試合で無事に場所を終えた大相撲千秋楽、八角理事長は「古来から力士の四股は、邪悪なものを土の下に押し込む力があると言われてきました」とおっしゃってた。相撲は単なるエンターテインメントのみならず、古来より相撲のさまざな所作に意味や役割を見出し、人々は生きる気力を得てきたのだろう。

 

とんかつには厄に打ち勝つ力がある。トンカツを食べれれ気力・精力がみなぎる。健康こそ、打ち勝つ一番の薬である。安倍首相もかつて総裁選挙の時にゲン担ぎで「カツカレー」を召し上がってたようだが、みんながとんかつを食べれば、飲食店も回復するし、健康になって打ち勝てるかもしれない。いまこそ国民一豚となって、もとい国民一丸となって頑張ろうではありませんか!