最近はとんかつ屋の高級志向がつづき、新規店舗は繁華街ばかりに出店してる印象ですが、昔はどこの町にも地域に根差したとんかつ屋があった気がします。
番地は目黒本町、駅で言えば西小山が最寄り(とはいえ徒歩10分)の「とんかつ とん吉」も、地域に根差したとんかつ屋。住宅街のど真ん中にあります。
西小山といえば、人気店・波止場さんが大井町に移転し、ちょっととんかつブームがさった印象ですが、もともとは住宅街、流行りすたりに関係ない店も多い場所。いろいろなメニューが張り出してあります。
ロースかつランチが800円!庶民にはありがたい価格設定。自家製カレーライスも気になるところ。
ごはん大盛サービスは嬉しいですね。
店内は町の食堂の雰囲気。変にピリついた感じもなく、おばさんたちが忙しそうに働いています。
注文して10分ほど‥‥‥‥出てきたのがこちら!ボリュームおおいっ!(ごはんフツーにしたのに)
小鉢もついてありがたいですね。
キャベツ、ポテサラ、そして日の丸のように置かれたミニトマト。構成がいい。画がキレイ。
ドーンと盛られたごはん。ちゃんと残さずいただきますよ。
トンカツ本体はこちら。ボリューミーですね。程よく揚がっているのが分かります。
断面はこちら。ちょっと薄いかもだけど、800円ですよ? え、薄い? じゃあ、1600円でとんかつでこの倍以上の厚さになりますか?と問いたい。ごはんも、小鉢もあるんだから十分ですよ。ソースを多めにかけていただきます。
肉がとにかく分厚いとんかつも魅力ですが、それはステーキとかソテーで食べればいいじゃん、とも思ったりもします。適度な厚みだからこそ、髪切ったときや、帆奪った時の衣と肉のバランスがちょうどいいこともある。「厚み絶対正義」みたいな風潮には反対です。いろんなタイプのとんかつを楽しめてこそ、とんかつファンなのかと!(机ドーン!)
ということで、いまどき目黒区という一等地で800円という良心的価格でいただけるとんかつ屋さんの紹介でした。
長くつづけてくださいね。
■コストパフォーマンス ★★★★☆
■味 ★★★★☆
■庶民度 ★★★★☆
■豚数 85豚
■一言コメント 「令昭の和スタイル」
ロースかつ800円
■東京都目黒区目黒本町6-18-23