林ともみの ともみ と ともに・・・。 -51ページ目

投票へ行こう!~合理的配慮~

7月10日は参議院選挙投票日。

 

娘が選挙権を得て、

8回目の選挙となります。

 

昨年の衆議院選挙のときに、

朝日新聞夕刊一面に

掲載されたことがきっかけで、

今年1月にアベマTVに

生出演させていただきました。

 

今回はNHK名古屋さんからの問い合わせ。

電話インタビューだけかなと思ったら、

我が家に取材にいらっしゃいました。

 

重度知的障害者の参政権。

 

ずっと娘の投票に向きあってきたので、

賛否はあれど、取り上げていただけるのは

ありがたいです。

 

 

 

 

自治体でのバラつきだけでなく、

投票所ごとにキマリが違うということも、

今回分かったことでした。

 

いつも市に相談しているからか、

瀬戸市は真摯に思いを受けとめてくれて、

感謝しております。

 

6月28日(火)NHK「まるっと!」で

放送されました。

 

NHK ホームページからみられるようですので、

どうぞ、ご覧ください。

選挙×バリアフリー

名古屋ビクトリー~障害者野球~

ラジオサンキューFM 84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは名古屋ビクトリーのピッチャー

藤川泰行(よしゆき)さん。

 

 

 

名古屋ビクトリーは障害者野球チーム。

 

今年5月14日・15日に神戸で行われた

第30回全国身体障害者野球大会で、

名古屋ビクトリーは優勝。

(大会2連覇)

 

またピッチャーの藤川さんは、

MVP(最優秀選手)に輝いた。

 

 

 

今年、26歳になる藤川さんは、

20歳のときにバイクで事故にあい、

左ひざから下を切断。

義足で試合に出場している。

 

障害者野球は障害種で

クラスが分かれるわけではなく、

知的障害の方も入るし、

上肢・下肢など人数の割合も関係ないと

教えてくれた。

 

また藤川さんのように

下肢に障害がある方は、

塁に出ることはなく、

打った瞬間に別の人が走るという代走が

認められている。

 

事故にあって切断を告げられて、

人生のどん底気分を味わった。

 

それでも気持ちを切り替えて、

義足で歩く練習を頑張ろうとしたが、

義足があわず、とても歩けなかった。

 

かなり落ち込んだ。

もうダメだと思った。

 

でも、義足を作った松本義肢さんが、

とても丁寧に対応して下さり、

励まして下さり、義足の練習も頑張った。

 

障害者野球を知ったのは、

お母さんが見つけた新聞記事。

小学校から大学まで、

ずっと野球をやっていた藤川さん。

 

(障害者野球って、きっとレベルも低いんだろう。)

 

そんな思いも心の中にあった。

 

練習を見に行ってびっくり。

レベルが高かった。

 

いろんな障害種の人がいる。

 

本当は入会するつもりはなかった。

 

高校3年生のとき、

藤川さんはベンチ入りできなかったが、

チームは夢の甲子園に出場した。

 

嬉しかった。

 

でも、もう野球はできない。

そう思っていた。

 

ところが偶然、名古屋ビクトリーの監督が、

高校時代の野球部の先輩だったことで、

入会を強く勧めてくれた。

 

導かれている・・・。

 

ずっとピッチャーだった。

でも、軸足が義足になったことで、

なかなか思うような球は投げられなかったが、

努力は裏切らない。

 

チームの優勝に貢献できた。

 

事故のときに救急車で運ばれ、

3か月の入院生活。

 

お世話になった看護師さんたちが、

退院後に開いてくれた会で、

今の奥さんと趣味の話がはずみ、

交際がスタート。

結婚して今は2児のパパ。

 

奥さんのご実家が瀬戸市ということで、

現在は瀬戸市に住んでいる。

 

4月に2人目のお子さんが

生まれたばかりということで育休中。

 

せっかくの制度なので、

子どもにじっくり関わりたいと、

ありがたく使わせていただいているとか。

 

話しを聞いていると、

幸せが伝わってくる。

 

失ったものもあるけれど、

得たものは限りなく多い。

 

うちの娘と同じ年齢の藤川さん。

あまりにも、しっかりしていて

びっくりだけれど、

素敵な大黒柱だと思いました。

 

今度は日本代表だろうか。

ぜひ、また出演していただきたい。

 

本日の放送はこちらで聴けます。

 

2022年6月27日「ともみとともに」

 

 

バリアフリー旅館 サポートイン南知多

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストはバリアフリー旅館 サポートイン南知多

女将の中島千賀子さん。

 

南知多からお越し下さいました。

 

 

 

 

全室バリアフリーで、

ここまで整っている旅館は、

全国初かもしれない。

 

名古屋市西区に本社がある

株式会社マザーズ

 

高齢者福祉からスタートし、

障害者福祉も手掛けている。

 

サポートイン南知多は、

グループ法人 株式会社マザーズリヴが

運営している。

 

バリアフリー旅館を作ったきっかけは、

グループホームの方たちが

安心して遊びに行ける旅館が

あるといいなという思いからだった。

 

 

 

 

玄関から客室まで、全室バリアフリー。

お風呂も畳の洗い場があり、

浴槽には手すりつきの階段もある。

 

貸し切り湯もあり、

リフトつきジェットバスもある。

 

オプションで資格をもったスタッフの

介助もお願いできる。

 

お部屋の畳も強化畳のため、

車椅子もOK。

お部屋には車椅子で入れる広いトイレもあり、

リクライングできる介護ベッドのある部屋もある。

 

 

 

 

お料理も評判を呼んでいる。

地元の魚介類や、美味しい食材を

ふんだんに使った料理長自慢のメニュー。

 

皆様と同じ内容で刻み食やミキサー食にも

対応してくれる。

もちろん、アレルギー対応も。

気兼ねなく相談してほしい。

 

グループ法人では

就労継続支援A型、B型の事業所も運営していて、

その利用者さんが施設外就労先として、

こちらで働いている。

 

なんと障害者雇用も実現。

 

しかも、スタッフの半分は

障害がある方々。

でも、見事に力をつけて

大事な戦力になっているとのこと。

 

とにかくチームワークの良さが伝わってくる。

 

もともとは製造業の会社で働いていた

中島さんだが、思い切ってこの業界に飛びこんだ。

 

もちろん、未経験の世界だが、

大きなやりがいを感じている。

 

介護の資格もとり、

女将自らお客様のサポートをすることも

日常的にある。

 

お客様の声を反映しながら、

スタッフみんなで一丸となって、

今の形をつくりあげてきた。

 

リピーターの方々も多く、

圧倒的に口コミで良さが広まってきた。

 

特別支援学校の就学旅行や、

高齢者施設の旅行などでも

多くご利用いただけるようになり、

日帰り旅行プラン人気。

 

先日伺ったときも、

お礼の手紙がいっぱい飾ってあった。

アットホームな雰囲気が

とても伝わってくる。

 

お値段も一泊二食付き 13200円~

(2名様以上1室 ご利用料金)

 

日帰り入浴付き会席プランは

4400円~ (おひとり様)

(2名さまから ご予約にて)

 

電話 0569-89-8011

FAX 0569-89-8012

 

南知多町内海一色21-1

 

その他、詳細はホームページをご覧ください。

ご要望などお気軽にお問い合わせください。

 

お隣のチータープリン

美味しいらしい。

 

 

 

 

ホームぺージ

サポートイン南知多

 

FB

インスタ

YouTube

 

お土産もいただきました!

 

 

 

 

本日の放送は後日こちらで聴けます。

2022年6月20日「ともみとともに」


 

 

 

第4回ごちゃまぜ運動会

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは第4回ごちゃまぜ運動会を主催する

尾張旭市健康福祉部福祉課障がい福祉係

徳田航さんと

以前「バリトーーク2」でもご一緒させていただき、

番組にも出演して下さった

ごちゃまぜ運動会 実行委員の細野秀幸さん。

 

 

(細野さん出演の回のブログはこちら)

 ⇒2022年3月14日「ともみとともに」

 

過去3回はNPO法人ピース・トレランス

主催をしていたが、

今回からは尾張旭市が主催をし、

ピース・トレランスが委託され運営する形となった。

 

昨年亡くなった、ピース・トレランス

前 代表理事 押富俊恵さんが

望んでいた「ごちゃまぜ社会」

法人のライフワークとしていたのが

「ごちゃまぜ運動会」だった。

 

障害のあるなしや、年齢や、国籍や

さまざまな違いがまざりあい、

ごちゃまぜで楽しむことによって

分かり合い、認め合うことができる。

 

下肢に障害がない人が車いすユーザーとともに、

車いすで競争をしたり、

視覚に障害がない方がアイマスクで

競技に参加したり、

参加してみると車いすの操作は難しいし、

アイマスクをして走るのは、とっても怖い。

 

福祉体験も同時にできてしまう、

とても考えられた競技がいっぱい。

 

コロナ禍でなかなか開催できず、

3年ぶりの開催となった。

 

競技を少し減らし、

人数制限もして、

感染対策も、できる限りして開催。

 

障害特性でマスクができない方や、

体温調節が苦手で熱中症が心配な方もいるので、

周りに配慮しつつなら、

マスクできない人はしなくても大丈夫だとか。

 

障害のある人もない人も

ぜひぜひ、参加してほしい。

 

第4回 ごちゃまぜ運動会

(↑クリック)

 

2022年6月18日(土)

10時~15時

 

参加費 無料

持ち物 室内シューズ・昼食・飲み物・敷物

    運動ができる服装で

 

※事前申し込みが必要です。【~6月17日(金)まで】

※申し込み 尾張旭市役所 福祉課障がい福祉係

 電話 0561-76-8142

 FAX 0561-52-3749

 メール fukusi@city.owariasahi.lg.jp

 

こちらもご覧ください

 

第4回ごちゃまぜ運動会

 

 

QRコードを読み取っていただくと、

ピース・トレランスのFBページに入れます。

 

尚、英語バージョンチラシもあります。

 

 

以前、参加したときの写真に

押富さんが写っていた。

きっと、3年ぶりの開催を

喜んでくれていると思う。

 

たくさんの方に楽しんでもらえますように。

私も張り切って参加します!

 

ぜひぜひ皆さま、

参加して下さい。

 

本日の放送はこちらでも聴けます。

 

2022年6月13日「ともみとともに」

 

 

 

車いすゴルファー

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは車いすゴルファー大村実法さん。

 

 

 

日本障害者オープンゴルフ選手権車いすの部で、

ただいま2連覇中。

 

7年前も番組に出演して下さっているが、

そのときは障害者ゴルフとは出会っていなかった。

 

20歳のとき、仕事中に機械に巻き込まれて、

両脚を切断した大村さん。

 

びっくりしたのは、

巻き込まれている最中も、

救急車で運ばれたときも、

しっかりと意識があるということ。

 

巻き込まれ、はさまれてどうにもならない時に

上司に「脚を切って」と懇願したんだとか。

処置をしてくれた上司のおかげで、

命があるのかもしれない。

 

就職して自己流でゴルフを始め、

面白くなってきたときに事故にあった。

 

ゴルフができるようになるなんて、

思ってもみなかった。

 

出会いは切断の事故から17年ほどたってからのこと。

きっかけを与えてくれたのは、元同僚。

元同僚の知り合いが現在の大村さんの師匠。

 

「車いすでゴルフができる」

「近くにやっている人がいる」

すぐに会いに行った。

 

小~高まで野球をやっていたということで、

運動神経は良かったのかもしれない。

 

でも、上半身だけでのスイングは、

並大抵のことではない気がする。

やはり体幹機能が優れているんだと思う。

 

専用のカート(電動車いす)を作り、

師匠について練習を重ねた。

 

大会6連覇という素晴らしい実績の師匠。

7連覇を阻止したのは大村さん。

 

自分の知っていることを惜しみなく、

大村さんに伝授した師匠も素晴らしい。

 

「障害者ゴルフ」は欧米に比べ、

日本ではまだまだ知られていない。

 

カートが芝をいためるなどの理由から、

まだまだ国内では利用できるゴルフ場も少ない。

もっと利用できるゴルフ場が増えることを祈る。

 

今年の大会は10月。

千葉で開催される。

 

もちろん、大村さんは3連覇を狙う。

そして、尊敬する師匠も出場。

切磋琢磨しながらお互いに成長しあう

素敵な関係だ。

 

師匠だけでなく、

奥さまや4人のお子さん、

会社の仲間やたくさんのお友だち・・・。

素晴らしいご縁に恵まれて今がある。

 

障害者ゴルフに限らず、

障害があっても

夢をあきらめなくてもいい社会をめざし、

何かできたらと夢を語ってくれました。

 

そして、いつかは世界大会に出たい。

パラリンピックの種目にもなってほしい。

 

きっと夢はかなう。

そして今後も大村さんを応援したい!

心からそう思ったのでした。

 

大村さんのインスタはこちら

大村実法

 

本日の放送はこちらで聴けます。

 

2022年6月6日「ともみとともに」

※放送の中で立位テニスを頑張っている方の名前を間違えてしまいました。


大脇佳奈さんでした!


佳奈ちゃん、頑張れ(^^)