先週の週末まで家族と庭で数時間お喋りできたのには驚き!

暖かい日(異常気象)が続いた後、今週から再び徐々に寒くなってきました。
ブログに訪問してくださいまして
ありがとうございます。
新型ウィルスの流行以来、
zoomで日本の方達とお話をする機会が増え、
「イギリスの様子どうですか?」
「以前と変化ありますか?」などと
聞かれることがよくあります。
これにどう答えるか、すごく迷います。
何を持ってして、「一般的に」と言えるか?
これをひとまず置いておくにしても、
私が今いる環境はどちらかというと
特殊な範疇には間違いなく入るはず。
そこから見る世界と
いわゆる一般的なところから見える世界
(それもまた時期、人によって
それぞれではあるものの)のギャップが
結構あるのではないかなぁと思うからです。
この新型ウィルス騒ぎになる数ヶ月前から
夫がそれまでは週1日か2日だった自宅ワークを
完全に週5日体制に切り替えて以来、
徐々に夫の引き篭もりが強化されたこと。
そこにこの新型ウィルスの出現。
これが彼にとっては格好の言い訳となって
(と外出規制の緩和や解除にも
いざとなると尻込みをする本人が自覚するに至って
出た言葉)「君は出かけていいよ」と言いながらも、
公共機関の電車、バスを使っての外出には
ずっといい顔はしなかったのです。
外出解除になってからは
色々とお誘いもいただきながら
お断りせざるを得ず。
そろりそろりと夫の様子を見ながら
地元で歩ける範囲でしたが、
まずは8月26日に1番下の義妹の上の息子の
甥っ子と昨年は果たせなかった恒例の夏のお出かけを。
1年半ぶりぐらいの外食はパブランチ。

甥っ子と同じものを、バーガーとチップス(フライドポテト)

たまにはとこんな甘いデザートも

弾丸トーク&パブの食事にも甥っ子、大満足
その後は、9月1日のお義母さんの葬儀が終わった後、
近くに住む義妹達が2週間のお休みを取り、
車を出してくれて、久しぶりの遠出を何度か。

ここは夫とよく来ていた場所
車だと15分ぐらいでさっと行けても
徒歩だと2時間ぐらいはかかるので、
ずっと出かけていませんでした。


その後、パブの庭で一緒にビールを飲んだりという以前は当たり前だったことを。

夫と結婚前はよく行ったチャーチル首相の自宅だったChartwellにも



ここから見える景色が大好き。
Kentでよく見られる昔ホップの醸造の乾燥のために使われた
とんがり屋根の建物 oast houseオーストハウスが目前に見える。
まだイギリスに来て間もなかった頃に
そんなことを夫に教えてもらった場所。
ある時からものすごーく混むようになった
National Trust所有ゆえ。
駐車場の混みようがすごくて
うんざりして、私たちは行かなくなったのです。
義妹達は、駐車場から中に入るまでの距離が
お義母さんには遠すぎて(「近ければ
杖でなんとか歩けたのに」と義妹が)、
「車椅子なんて!」と(お義母さんらしい)
断固としてそれは受け入れなかったため、
結局ずっと来れなかったと初めて知りました。
そしていよいよ、この日が!
待ちに待っていたロンドン市内へのお出かけは
10月8日、美容院へ。
東ロンドンのハックニー地区にある
ロンドンでもエスニックなエリア。
色々なものがカオス状にミックスした
面白い所でもあります。

何度か昔行ったことがあるインディペンデントの映画館

予約の1時間前には着いたので、近くの新しいフレンチカフェに
美容師の四季ちゃんと会うのは
2019年の春以来?
まずは「コロナ禍以来、どうでしたか?」
と椅子に座るとすぐに聞いてくれました。
対面で日本語で思いっきり話をするのも
すごーく久しぶり。
髪の毛を切ってもらったことはもちろん
四季ちゃんとのお喋りが存分にできたこと。
おかげで心身共にスッキリ。

夫に「君の写真って、君に見えないよね」と
今回も言われました・・・。
彼曰く、頬骨の部分が光で浮き上がって
影ができて強調されてしまうから
(そんなには目立たないのにと)
実物とは違うと。
ずっと変えていないプロフィール写真も
気になってもいたので、
最近はこんな感じということだけでもと
控えめサイズでアップ。
40歳からはロングはキッパリ止めて、
その前まではショート、ロングと
コロコロ変えていたのを
以来、ショートを貫いていました。
まさかロングにすることはないと思っていたのに、
ずっと美容院に行けずに久しぶりに長くしてみたら
「ロングで、額を出した方が似合う」と
信頼できる方にアドバイスいただいたので、
ロングもいいかと今回はセミロングに。
(お義母さん、他の家族にもロングの方が
絶対似合うと言われました)
お義母さんが亡くなってから、
お義母さんの新型ウィルス感染を心配して
それを最優先という理由がなくなりました。
葬儀の打ち合わせ等、
実務的なことを始めとして、
お義母さんの喪失を話をし合うことで
得る安らぎ。
ようやく家族で会うこともスタート。

お義母さんが亡くなる数日前に16歳になった姪っ子、義弟の奥さん、愛犬のティミー
お義母さんが亡くなった後も
二人の義妹が引き続き実家で暮らし、
その庭で、週末、家族が集まって何度かお喋り。
写真は10月中旬に撮ったもの。
ぽかぽか陽気で、庭で夕方まで過ごせたことにびっくり。
夫も家族と会う時だけは出かけるので、
引き篭もりがちょっとだけ緩和。
我が家の最近はこんなところですが、
身近な家族でも状況は違います。
義弟家族は子供が3人いるので、
用心しながら、海外でのホリデーは諦めても
国内でのホリデーは何度か取って滞在し、
ロンドン市内にもギャラリー、シアター等にも
出かけています。
義妹家族も子供が2人学校、職場に出かけ、
我が家よりも早く大人も外に出ていました。
そして、実家の義妹2人は我が家と同じぐらいの
用心深さ。
かと思えば、私の周りの友人達は随分前から
ロンドンに出かけたり、友人と会ったりして、
ホリデーにも出かけたなどの話を聞くことがありますし。
それはワクチンを打っている、打っていないに
関係なくです。
(私達も家族全員ワクチン接種は済ませてはいる)
夫の同僚でも人によって様々。
海外旅行に出た人達もいれば
まだまだ怖くてと
前のようには出かけないという人達も。

美容院に行ったのをきっかけに
友人達にも会いたいなあと思っていたのですが・・・。
イギリスの感染率がよろしくないというニュースが
数日前から(風邪のシーズンにも入るので、
予想はしていましたが)。
「ワクチン打ってもどうなってるの?」と
表を作って、データを追っている夫は愕然。
いずれにしても、自分を大切にして
今年は夫とのパートナーシップ、
周りの家族との関係も見直しつつ
そこからどうするのか。
これからも自分の気持ちを都度、確認して
外側の世界がどうであっても
最後は個々人がどうあるのか決めること。
そんな風に今は思っています。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。