義妹に「日本について書かれた記事を見た?」と先週末、聞かれました。
今週はここ何日も深い霜が降りる寒い日が続いていました。
ブログに訪問してくださいまして、
ありがとうございます。
「10年間東京の特派員をしていた
BBCの記者が書いた記事でね」と義妹。
その中の「自動車教習所」の
「安全講習」についてのエピソードを
おかしそうに話してくれ、
私がこの記事をどう思うかに興味津々。
確かにイギリスに住んでいると
日本の「教習所」のあれこれには、
「なんで???」と大いに疑問を抱くはず。
コロナ禍にお義母さんと一緒に
オンラインで日本語の勉強を始めた義妹。
今も時々思い出したように
日本語を勉強している様子。
私が日本人だからと
より日本のことを理解しようと
歩み寄ってくれる彼女の気持ちが
ありがたい。
義妹が教えてくれた記事は、
日本のBBCニュースのサイトで
日本語訳のものも見つけました。
なかなかの長文で、読み応えがあります。
イギリスに住むようになってから、
イギリス人夫との普段の会話、
こちらでの生活を通して、
イギリスから見る日本という視点が増えました。
この記事を書いた記者は、
記事からもわかるように、
日本人の奥様と結婚され、
お二人の間に日本でも育った子供達がいます。
そういう意味でも、私と少し立場が似ていて、
記事の内容がすんなり入ってきました。
ちょっと厳しいなと感じる箇所も
あるかもしれませんが、
そこここに彼の日本への深い愛情を感じます。
「しかし、この国に長く住めば住むほど、
いらいらする部分にも慣れて、
愛着さえわくようになる。
ちょっと妙だなと思うことさえ、
ありがたく思うようになる。」
には、
私も「ああ、わかるー!」、
と昨年日本に滞在した時に感じた
諸々の気持ちを思い出していました。
大好きな部分、
大好きだからこそ
歯痒く感じる部分。
それは日本に対しても、
今住んでいるイギリスに対してもそう。
まるで10月の陽気の明るいお天気。
昨年11月の終わりに福岡の実家近くで撮ったショット。
日本滞在中にお会いした方から
「日本に帰国して、ずっと住むという
選択肢はありますか?」と聞かれて、
「いえ、イギリスに住んで、日本に時々帰れるという
今の立場が合っていると思います。
近い将来は、もう少し頻繁に行き来できるのが
理想ですけど」と即答。
イギリス、日本の2つの国が私の国。
イギリスからも日本からも
両方の立場から双方の国が見える。
私にとってはそれが心地よいのだと
はっきりと自覚した瞬間でした。
ウィンター・アコナイトも少しづつ顔を出してます。
最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました。