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徐冷
熱を持ったガラスびんは一気に冷えると歪んだり割れやすくなるので、歪みが起きないよう時間をかけてゆっくり冷やすのだそうです。
検査
確かな品質のガラスびんを送り出すために、サイズ、形、細かい傷までを検査機や人の目で厳しくチェックしていくもの。
斜めストライプの影を使い、目視でチェック。
ここでは男性より細かい視覚が効くという理由から、女性を多く配置されているようです。
加工
検査を通過したびんのうち、ガラス質のインクで印刷や着色をびんにほどこしたり、ラベルを機械で貼ったりの作業があります。
包装・出荷
厳しい検査をパスし、できあがったびんを出荷先に合わせたセッティングで荷造りし、そこから倉庫に保管されたり、中身を詰めるびん詰め工場へ運ばれていきます。
このパッキング大きなバーが回り、「シュルシュルシュル」っとナイロンが巻き付いて、これまた美しい行程なんです!
巻き終わったびんたちのかたまりを運び出していくキャリーも無人コントロールで、機械化されていました。
ちょっとでもびん同士がかち合ってヒビでも入ってしまったら、もうその束はおしまい。
繊細な動きを0コンマ何センチで行っているのです。
あの砂状の原料やカレットの山がこうしてぐんぐん綺麗なガラスびんに変身していく様子は、見ていて本当に不思議な高揚感があります。
ちなみにリサイクル(再生)される行程については、
メーカー・小売店・家庭から分別回収 手選別
破砕
ふるい
選別
出荷
カレットへと変化。
ガラスびんの最大の特長でもある再生機能。
ガラスは何度でも美しく、品質も変わることなく生まれ変わることのできる稀有な素材のひとつです。 東洋ガラスではこのガラスの特質を活かし、こうして省エネルギー・省資源で環境にも配慮しながら、ガラスびんを生んでいることがよくわかりました。
ちなみに、日本ガラスびん協会WEBサイトで見ることのできるびんむすめサイトが私は大好き!
協会のY専務理事ともよくそのお話をしましたが、とっても面白くすがすがしいサイトで目の保養
こちらのサイトでは、酒造の日本酒びんむすめさん、香川の小豆島オリーブオイルびんむすめさんなど、日本各地のびんにまつわる美女たちがびんの美人なところをおすすめしてくれています。
その背景の各地の景色の美しさにため息・・・
ガラスびんのかち合う澄んだ音もまた、彼女たちの生き様であるガラスにまつわる仕事への意欲の凛とした音にも思えます。

どんな美しいびんが受賞されるのか、とっても楽しみです♪
<山梨ワイナリー編につづく>

