どこまで走り続けるのだろう? -70ページ目

今日は短いともさ。

よく読ませていただいてる日記に登場するもの、「メッセ」。
何なのだろう?と最初、分からなかったです。
人に聞いてみて、この間やっと分かった。
「これって何のこと?」
「あの、2人でチャットできるソフトのことやろ?」
「ああ、なんだ~、ページャーのことか」
「ページャーって…あんたも古いな。今はyahooでも確かメッセンジャーってなってるはずやで」
「えっ、うちはまだページャーやで。」


……
そりゃ、ここ何年か立ち上げたこともなきゃ、
アップデートもしてないんだもんな。
しかも、ページャーのハンドル。
こんなもの今更恥ずかしくて使えないわ。
しっかりその当時惚れこんでた選手の名前になってるし。
未だにyahooのオークションとか見に行くと
その名前が表示される。
今では何の興味もなくなった人だっていうのに…
これは無性に恥ずかしい。

これって変えることは出来るんでしょうか?
ご存知の方、情報求む。↓
http://www8.lunartecs.ne.jp/~watch/cgi/yami/bbs.cgi

キレるオヤヂにボーゼンの巻

その人は、一見、人が良さそうで
気が弱そうで、優しげで。
多分、今まで言いたいことがいえなくてつらい思いをしたり、
世の中を渡っていくのが下手だったりするんじゃねぇの。
こんなイメージでみんなに見られてる人が仕事場にいます。

でも、その人を初めて見たときに思った。
(ああ、私と同じで『自分』を作ってる人だな~。)と。
上に書いたようなイメージで他人から見てもらえるように
かなり意識して、自分を殺してるんだろうなと思った。
きみひとには「それは考えすぎじゃないの?」と言われたけれど、
今まで生きてきた中での経験が、私に『そうじゃない』と知らせていた。

こういうセルフイメージを「作っている」人が
いざ、そのイメージを壊した時。
言い換えれば、イメージを壊しても構わない。と思った時。
そういう瞬間ほど、実はヤバかったり、怖かったりする。

そして今日、その瞬間がやってきた。
そう、初めてキレられたの。その人に。

話はちょっと脱線するけど、
女王様に仕事を教わる時に何がイヤって、
「失敗するまで黙って見てる」ってとこなのよ。
まるで失敗するのを待っているかのように。
失敗する姿を楽しみにしてると言わんばかりに。
前もって言っておいてくれれば、失敗することもなかったのに~と、
なんで失敗するまでだまって見てんのさ、この意地悪~と、
女王様に怒られながら、仕事人はいつも思っていたわけ。

そしてそんな仕事人に回ってきたのが
新人教育ってお仕事。
自分がされてイヤだったことを、人にするのはもっとイヤ。
そう思って、この新人に教える時には
ものすごく気配り、目配りして、
失敗することがないように、それで怒られたりしないように
前もって言う癖がついていた。
相手から見れば『ものすごく口うるさい』と思われたとしても
失敗して、私以外の人に怒られるよりは、ずっとマシだろうなと思っていたし。

そして話は今日の出来事に戻る。
いつものように自信なさげに仕事をする新人。
この人のあかんとこは、
ある仕事をやらせたときに、
ちゃんと理解してるのか、してないのかが分かりづらいトコ。
その場面で、本人が分かっていたかどうかはともかく、
少なくとも仕事人の目にはちゃんと分かっていないように見えた。
そこでいつものように、先回りして言ってあげたんだけど、
どうもそれが逆鱗に触れたらしい。

「うるさい!!お前にそんなこと言われんかて、分かってるわい。このアホ、いつもいつもうるさいことばかり言いやがって。ボケ、カス!!」

あっけに取られるとは、まさにこのこと。
次の瞬間、なぜか笑いそうになった。
おいおい、こいつ、こんなこと言うてますケド~ってなカンジ。
自らガラスの仮面を投げ捨てて、こなごなに壊すような真似して
このおっさん、本気かい?ってカンジ。
しかし、この場で笑い出せば『火に油』になるのは必至。
そう思って、とりあえず、そっとその場から離れる私。
外に出て思い切り笑ったのは言うまでもない。

その後、気を取り直して考える。
これってさ、むっちゃラッキーやん。
もう、このおっさんに教える義務がなくなったってことだよね?
だって、向こうが教えて欲しくないって言ってるんだもん。
やった~、やっとあのおっさんから解放されて、自分のペースで仕事できるわ。

仕事が終ってから、休憩室に3人もリーダーがいるところで、
「これこれこういう事を言われたので、もうあの人に教えたくないんですけど…」と宣言した。
みんな、にわかには信じられない様子。
「ウソ~、あの人がそんなこと言わんやろ?」
「ウソだと思うなら、まだ帰ってないから、本人に聞いてみてくださいな。」
そして、リーダーが2人、事情を本人に聴きに行った。
その後「本人が『謝りたい』って言うてるから…」と
新人のところに呼ばれた。
ひたすら恐縮し、ペコペコ頭下げる40男を見ていたら、
非常に情けない思いがした。

そんなにすぐ謝れる程度の気持ちだったの?
そんな安易な気持ちで他人にあそこまで言えるものなの?
例えば、私がキレるとしたら
そんなに簡単に引き下がったり、謝ったりする気持ちにはなれない。
自分のプライドの全てと、命さえかけても惜しくはない。
そういう気持ちにならない限り、キレないだろうと思うから
他の人にちょっと諭されたくらいで、引っ込む怒りではないだろうと思うから。
だからこそ、すぐに謝ってきたこの男に対して
ものすごい脱力感と失望を覚えた。
それくらいの覚悟でキレてんじゃねぇよ!!

「も、いいです。」
「今更謝ってもらっても、思ってしまったことは消えないし、言ってしまったことは取り消せないし。」
「いくら真剣に教えてたってそんな風に思われるんじゃ、私がなんかアホみたいやし…」
疲労が一気に噴出してきたように感じて
謝りつづけるのを無視して部屋を出る。

最初からいわば『胡散臭い』男として
こいつを認識していた仕事人には、たいして驚きもなかったが、
他の人はみな、まだまだ信じられない様子だった。

ふっ、人を見かけだけで判断しちゃいけませんぜ(笑)

安達ヶ原の山姥

25968歩。
前にウォーキングで使っていた万歩計を見つけ出し、
何気なく(仕事でどれくらい歩いてるのかな~)と思い、
計ってみた結果がこれ。
結果が出るまでのお楽しみ…と思い、
途中で一度も見ないようにしてたので
えらくビックリしちゃいました。
こりゃ、何もダイエットしなくても痩せるよな…。

今日は思い切り寝過ごしてしまいました。
目覚しなしで起きて、
まだ早いしな~と思ってぼけーっと本を読んでいたら、
「お前、仕事じゃないの?まだ起きないの?」と言われ、
ビデオの時計を見ると、えっ?もうそんな時間?って時間でした。
大慌てでシャワーを浴びる。
頭はまだ半分眠ってて、
風呂から上がってもボケてる状態で
何もする気がおきないまま、のたのたと過ごす。
「早く支度しろよ~」と怒られ、(ああ、そうね。支度…)と思い、
気がつくと化粧を始めてる私。
基本的に仕事人はいつもスッピン。
化粧をするのは、大好きな選手のおっかけに行くときくらい。
どうやら頭の中では『おっかけ』に行くつもりでいたらしい。
何を大ボケしてたんだか…。
もう落とす時間も惜しいし、これでいいや。と思って、
化粧をしたまま行くことにしました。

染めたばかりの赤い髪に、赤系ルージュはとてもインパクトがあったみたい。
仲良くしてる業者さんに
「なんや~、その髪は」と言われてしまいました。
「お前、今から子供さらいに行って喰うんやろ?」って…。
おいおい、私は安達ヶ原の山姥か?

☆本日の餌付け状況☆
・パリブレ
カリカリのシューにカスタードクリームをサンド。
「めっちゃ美味しい!!でもめっちゃポロポロこぼした~(笑)」
それは全部取り出して食べるからでしょ?
半分、袋に入れたまま食べたら大丈夫なんじゃねぇの?(笑)
一個もらって食べてみました。
うわぁ~、甘すぎる。
私的にはもう少し甘さ控えめがいいんだけどな。
・幕の内弁当
・ロッテの旬菓「ココナッツプリン」
その他、いろいろ。

仕事中に新人に注意と言うか指導をしていたら
きみひとが後ろで聞いていて
「そうだ、そうだ~」と言ってくれた。
あんた、それは闇さんを応援してくれたつもりなんか?(笑)

帰り道、またしても今夜きみひとがライブで休むため、
なんか淋しくなる仕事人。
「お手々、触りたいな~」と言うと
ものすごくもったいぶった挙句に、やっと触らせてくれた。
でも、分かるんだよ。
触られること自体はそんなに嫌がっていない。っていうか
けっこう、触られんの好きでしょ?(^_-)☆→きみひと

「化粧した顔、初めて見たんじゃない?」
「うん、写真でしか見たことなかった。」
「でもそんなに違わないでしょ?」
「…いや、やっぱり違う。」
「どう?スッピンとこっちとどっちがいい?」
「…う~ん。…いや…しなくても○○…」
「しなくても何?ちゃんと言ってよ。」
本当はちゃんと聞こえてたんだけど、意地悪くたずねたりして(笑)
だって、もう一回聞きたかったんだも~ん。
目を合わせないようにまっすぐ前を向いたまま、
きみひとがちっちゃな声で「かわいいよ」って言ってくれた。
こうやって文章にしてみると
まるっきり馬鹿ップルの会話だね(笑)

帰り際、声に出して、きみひとの手に祈りを込める。
ライヴがうまくいきますように。
盛り上がりますように。
ドラムが上手く叩けますように。

「俺の分まで仕事がんばって」ってきみひとが言ってくれた。
うん…本当はきみひとのいない仕事場はイヤだけど、
何とか私なりにがんばってみるよ。

金髪→赤

今日は仕事人の誕生日。
今更、お祝いを言われてもうれしい年齢ではないけれど、
それでもやっぱり、うれしかったりする微妙な年。
夜中に日付が変わってから、
嫁が一番初めに「おめでとう」って言ってくれて、
買って来てくれたケーキとジュースで乾杯。
いつもありがとうです。
実は昨日ここに来るまで、とっても気が重かった。
ザキが嫁と別れるための口実(ザキにとっては口実ではなく真実なのだろうが)として
私のせいってことになっていると思ったから。
ま、それをまるまる信じてしまうような嫁ではないと思っていたし、
いざとなったら、私が嫁の恨み言でも愚痴でも何でも
黙って聞けばいいだけだと思ったから、
それを聞くのが私のけじめだと思ったからこそやってきた。
嫁に対して済まない気持ちももちろんあったし、
何よりも、たかがあんな男のために、
私と嫁の仲を壊されてはたまらないと思ったから。
こんなことで友達を無くすのはイヤだったから。

嫁は私に対していじらしいほど気を使う。
こいつが平気な顔をしている時ほど、
内心は裏腹に穏やかではなかったりするってことが
長くなってきた付き合いの中で私にも分かってきてたりする。
だから、予想外に明るい嫁の態度に
そして決して私を責めないその潔さに
罪悪感が余計に募る。
本当にゴメンね。>嫁。
決してこんな風にしたかったわけじゃないのに、
こうなってしまったのは
ザキという男を読みきれなかった私のせいだよ、きっと。
ザキが言うようにそれが全ての原因だとは思えないけど、
きっかけを作ったのは間違いなく自分。
だから、本当にごめんなさい。

その後、初めて自分からきみひとに電話した。
気のおけない友達と長電話するのは決して嫌いじゃないけど、
電話って、こちらから掛ける時にはとても気を使う。
相手の時間にズカズカと土足で踏み込むような行為じゃないかと思うからだ。
だから、今まできみひとに掛けた事もなかった。
でも、今日は誕生日。
一年に一度しかない日だもん。
今日くらいは許されてもいいよね?と自分に言い訳しながら掛ける。
「日付が変わったから掛けてみたの。『おめでとう』って言って欲しくて…」
「おめでと~!!」
「ありがと。やっぱ、うれしい。」
「何歳おめでとうって言って欲しいの?(笑)」
「…ええっ~、じゃあ30歳くらいにしとく(笑)」
「あははは~」
「でも、また差が開いちゃった…早く追いついて~(笑)」
「縮まることはないけどね(笑)」
確かにそうだけど、でもなんかちょっと…やだなぁ。
もっときみひとと年が近ければよかったのに…。と思っても仕方のないことを思う。

嫁と代わってちょっと話していたきみひとが
その後私に代わった時に
「嫁、大丈夫か?『元気出せよ』って言っておいて」と言う。
こんな優しい気遣いが出来るのがきみひとの素敵なところだ。
「せっかく言うんなら直接言ってあげて」と嫁と代わる。
電話の向こうで慰めている気配。
嫁はうなづいて聞いている。
きみひとを誇りに思った瞬間でした。

「明日も忙しいから早く寝る」と嫁が言う。
嫁を悩ませていたもう1つの問題もわりといい形で解決しそうな気配で
「ここんとこ、いろいろあって眠れなかったけど今夜は眠れそう…」と笑う。
…やっぱり、そうだったのね、ゴメン。
今更、いくら謝っても足りないと思うけど、本当に心から済まなく思う。

朝、嫁を見送ってから髪の染め直しをした。
嫁言うところの『中途半端でお下品な金髪』から『赤』へ。
『目指せ!!きみひと』で金髪もいいかな~と思っていたけれど、
やっぱり、さっぱり似合わない。
南方系の顔立ちには赤い髪の方が似合うみたい。
今回はバッチリ決まったと思います。
明日、仕事場で見たら感想聞かせてな、きみひと。

オファー

昨日の続き。
仕事が終わり、きみひととの帰り道。
早速、ザキの話を長々と愚痴る私。
ほんとはね、もっと楽しい話がしたいんだよ。
せっかくの2人だけの時間だもん。
でも、思ってることが片付かないと平静に戻れないの。
いつもゴメンね、きみひと。

その後はいつものようにマクドへ。
もうすっかりお約束?(笑)
昔、私の友達がある選手にサインをもらったときのこと。
名前を入れてもらおうとしたんだけど、
その選手はちょっと…だったみたいで漢字が分からなくて固まってしまった、という話になった。
「きみひとも有名人になるつもりなら漢字の勉強しとかんとね」と言って
ためしに書いてもらった。
「書ける。書けるよ~。…あ~、今俺のことバカって思ったでしょ?」とすねるきみひと。
その様子がとてもかわいくて、いとおしさで胸いっぱい。
「ドラムさえ叩けたらそれでいいのよ。そんなに頭のよさは期待してないもん。」って
思わず言ってしまった後で、ちょっと毒を吐きすぎたな、と反省。
決してきみひとがおバカだと思ってるわけじゃないよ。
っていうか、あまりにもおバカな人なら、付き合うこともしゃべることもないと思うし。
私に付き合えるだけでも充分に賢いと言って良いきみひとだと思う。
…って、また不遜な意見吐いてますか?私(笑)

☆本日の餌付け状況☆いろいろ篇

*会社で餌付け*
・クラコット(カシューナッツ)
前に同じシリーズのアーモンド味を美味しそうに食べてくれたためチョイス。
でも「ホワイトチョコはあんまり好きじゃない」らしい。
今度からは普通のチョコにします。
他のおやつは食べるとこを見なかったか、お持ち帰り。
あ~、あんなヤツと長くくだらない話をするくらいなら
きみひとが食べてるとこを見てた方がずっと良かったよ~。
私の貴重な時間を返せ!!ザキ。

*マクドで餌付け*
・いつものようにモーニングセット
きみひとは新製品を食べてました。
感想は…聞くのを忘れていました。あ~。

去年の暮れにお仕事をしていた会社からオファーがあり、
「また来てくれないか」と誘われている。
…実はとても迷っている。
今、この仕事に全くといっていいほど情熱が持てない状態で
毎日あまり自信のない仕事を続けてるような状況なので
自分のやりたいように仕事出来て、
自信を持って働けて、
何よりも「私を必要としてくれている職場」というものに
とても魅力を感じるからだ。
この話をきみひとにした。
きみひとは「行った方がいい」とも「行かないで」とも言わなかったけれど。

迷いの原因の大部分はきみひとにある。
私がいなくなったら、きみひとは悲しいと思ってくれるんだろうか?
淋しいと思ってくれるんだろうか?

まだ、まだ行っちゃいけないと思う。
今はまだ、きみひとと離れても大丈夫って自信が持てないから。
今、離れてしまったらもうきみひととはそれっきり…って気がするから。

きみひとがどうのこうのって言うより前に
これは私の人生なんだから、私自身が考えなきゃいけないんだってことは分かる。
独り立ちできていなくて、きみひとに寄りかかっていたいだけの自分。
それに決別するかどうか、今が瀬戸際だ。

でも悲しいんだもん、淋しいんだもん。
きみひととお別れかもしれないと考えるだけで
涙が出てきてしまう自分がいる。
絶対にイヤだ、と叫びたい自分がいる。
だから、もう少し落ち着いて、ゆっくり考えてみることにする。
幸いに、まだ時間はあるから。

帰り際、きみひとが自分から
「じゃあ、また日曜日にね」って言ってくれた。
ただそれだけのことなのに、
なんだか、しみじみと嬉しくなってしまう自分に驚いた。

「また、また会えるよ、生きてさえいればいつか必ず…」って別れて
それっきり会えなくなってしまった過去の人たち。
その過去の人にきみひともいつか加わる日が来るんだろうか?
ああ、やだ。そんなことは今考えられないし、考えたくない。
ずっときみひとと今の時間を続けて生きていきたい。
そう思いながら、
ちょっと重たい気持ちで嫁の家に向かう仕事人なのでした。
なぜかって?
理由は明日の日記で。