さて、いよいよサーキットでの走り方です。
サーキットでは、スローインファーストアウトで走るとか、アウトインアウトで走ろう!とか言われてますよね?
そのイメージで実際にサーキットに行って、自分ではその通りに走っているのに、コースの壁にマシンをぶつけて壊したりしたことはありませんか?
今回は、サーキットを走ってる人たちが、実際にどのポイントでスロットルを離しているのか?などを具体的に説明したいと思います。
初心者のかたで、いわゆる『握りすぎ』と言われるかたも一度読むと良いかもしれません。
ここからは初心者のかたが、タムタム大宮店『屋上サーキット』で走らせることに特化したお話になりますが、コーナーの曲がり方については他のサーキットでも応用できると思いますので、良かったら参考にしてみてください。
走行させるマシンは以下の通りです。
サーキットの走り方(1コーナー)
1コーナーまでは、ストレートの真ん中を全開で走ります。
ストレートの終わりの矢印の板(現在は赤いブロック)があるところにマシンが差し掛かったら、スロットルを完全に離します。
スロットルを離したら、コロコロとマシンが進む惰性(だせい)で1コーナーを曲がります。
コーナーを完全に曲がり終わったら再びアクセルを全開にしていきます。
それを図に表すと下記のようになります。
基本的にはそれだけで、普通に簡単に曲がれるはずです。
大切なのは、スロットルを離すタイミング(場所)です。
実際にコースを走らせると分かると思うのですが、コースを走っている人たちは初心者のかたが思ってる以上に、手前からスロットルを離してコーナを曲がっています。
サーキットの走り方(2コーナーから3コーナー)
2コーナーは1コーナーよりもカーブがキツく180度のターンになります。
カーブがキツいということは、1コーナーを曲がった時よりもさらに手前でスロットルをゆるめれば良いのです。
2コーナーを曲がると、その先の3コーナまでは直線がほとんどありません。
かといって、2コーナーを曲がった惰性では3コーナー手前で止まってしまうかも知れません。
そんなときは、ほんの一瞬だけスロットルを握りましょう。
全開にする必要はない、ほんの一瞬です。
サーキットの走り方(インフィールドからタムコーナー)
インフィールドは一見、ストレートのように見えますが、真っ直ぐではありません。
そこで、インフィールドのコブと言われる部分を境に、ストレートが2つあると考えましょう。
3コーナーを曲がったら、全開にしてコブの手前でスロットルを離し、コブを過ぎたらまたスロットルを握ればインフィールドはクリアしやすくなるはずです。
その後のタムコーナーは、コンクリートのブロックの始まり部分を目安にスロットルを離せばスムーズに曲がれます。
その先はまた短いストレートなので、2コーナーから3コーナーを曲がるときと同じように一瞬だけスロットルを握れば曲がれるはずです。
サーキットの走り方(おにぎりから最終コーナー)
ここまで走れれば、あとはゆっくりとスロットルを握りながらおにぎりを越えて最終コーナーを曲がるだけです。
これは、あくまでも初心者のかたが、コースの外壁にぶつからないように走る基本の走り方です。
ですが、上手くなってマシンが速くなっても基本的な部分は変わらないと思うので、ぜひ役立ててみてください。