女性起業家ウィキペディア 小野 祐紀香のブログ -2ページ目

最高に素敵なアイデア

こんにちは。

トラストの小野です。

 

新しい元号がスタートして

2日の朝、まさに『初夢』というのでしょうか。

 

朝の仕事をしていると、

ふと、とっても良いアイデアが湧いてきた。

 

それは、あまりにも素敵すぎて...

なんだか、涙があふれて止まらなくなりました。

 

  

『平成』の30年間で、

私は大人として成長するために必要な

様々な「修行の道」を歩んできたと思います。

(たぶん。。。💦💦)

  

人として生まれた意味を知るような

奇跡の感動体験から、

 

ときには、つらく悲しい経験や

湯気が出ているのではないかしら?

・・と思うくらいアタマを悩ました経験まで。

 

 

  

全力で生きた30年で得たものは

この先の自分の人生の使い道=「使命」です。

 

そして、

その使命のためにやるべきことを

ビジネスに落とし込み

いよいよ次のステージが見えてきたと思ったら...

 

私が描いていたビジョンと

一生かかっても感謝しきれない恩人への恩返しが、、

  

 

――― 繋がった✨ ―――

 

 

 

 

閃きってこういうことを言うんでしょ。

 

『令和』をどう生きるのか、

人生のゴールに向かって進むべき道の

新しい輪郭が見えてきた。

 

 

「それ、い~ね~。」って

タイムリーに共有できた最強の応援団とともに...

 

さぁ、行こう!

 

 

今度こそ、Serendipity‼

こんばんは。

トラストの小野です。

 

スターツコーポレーション株式会社

グループCEO村石 久二さんに

お食事に誘われたのは、確か3年ほど前です。

 

八重洲オフィスの女性会員さまが

仲介してくださっての会食。

 

「何の要件かしら。」

 

そう、怪訝に思いながらも...

ご近所だし、

せっかくのご縁だからと行ってみた。

 

10分前にはお店の前にいらして

しっかりと社長自らのお出迎えを受けて驚き、、、さらに、

 

「失礼がないように準備しました。」と

テーブルの上には、たくさんの書類が準備されていました。

 

・最新のスターツの株価

・スターツグローバルマップ

・社長の自叙伝

 

そして、

私の拙いブログ記事を印刷したものが20枚ほど、、、💦💦

 

「小野さんと私は似ていますよ。」

「なぜなら、ストック型ビジネスを選択しているでしょ?」

 

ビジネスに対する感度や

地味に見えるが、堅さや安定性を重視する点。

 

なぜ、不況にも、震災などにも

会社の売上が左右されないのか、

そこには緻密な戦略とセンスがありました。

 

私はただ、買いかぶっていただいただけで、、、

それでも、紳士的な村石さんからは

『女性を尊敬している』という言葉通りの

温かい気持ちが伝わってきました。

 

「高島屋の前の自社ビルにスターツのシェアオフィスをつくります」

「小野さんのオフィスのすぐ裏だから、

もしも、ご商売が困ってしまうなら止めますので言ってくださいね。」

 

年商2000億円の上場企業の社長が

こんな小さな私の会社を心配してくださるなんて...

 

「信じられない!」

 

一瞬、答えに困ったけれど、、

信念に従って出したた答えは

 

「私は構いません。競合が出来たとしても

お選びいただくのはお客様ですから、私がやるべきことは

お客様にお選びいただけるよう努力をするだけです!」

 

我ながら、、、良く言った💦💦

生意気にも💦💦

 

すると、村石さんは

「さすがです!!」と盛り上り、、

その後は、負けていられないと起業当時のお話しから

未来への展望など、熱っぽく語られました。 

 

 

あの会食から3年以上が経過して、

すっかり、あの日の感動を忘れていたら...。

 

 

なんと、『八重洲オフィス』6周年イベントに、

『一般財団法人アントレプレナー基金』として、

スターツ元社長を務められた河野一孝さんがいらっしゃった‼

 

「村石に言われてきたんですよ。」

「村石との話しは全部聞いています。」

 

・・・・またしても、「信じられない!」

   

 

ご縁があったからと、

出し続けていた年賀状と招待状が

ちゃんと届いていたとは。 

 

小さな「ご縁」を大切に、

 

あの会食の日、

0からの起業を上場させた

成功の理由は何だったのか質問した私に、

 

―― 必要な時には、必ず必要な人に出会えたから ――

 

そう仰った言葉を思い出しました。

  

 

私の主催する「女性起業家コミュニティ」

小さなビジネスを応援するために

(実は何度かご連絡をいただいていたそうです💦)

 

今度こそ、

村石さんの意思を継いでやってきた素敵な出会い。

 

今日は3年前に私が反対できなかった

スターツシェアオフィス『309』へ伺ってきて、、

 

・応援したいビジネス

・女性起業家ならではの面白い発想

 

ぜひ、紹介してくださいとオファーをいただきましたよ❣   

さぁ、今度はみんなで活かしていきましょう✨

 

 

「あること」に目を向けて

こんばんは。

トラストの小野です。
   
いま、当たり前のように見える景色も
どのように見えるかは自分次第。
 
美しいと思って眺めてみるか、
なんとも寂しいと思ってみるか、
あと●●があれば、、、と「ないもの」を探してしまうのか。
  
ビジネスも
人生も、きっと同じなのかもしれません。
  
 
私が主催する女性コミュニティの
10周年記念だからと
集大成の覚悟で臨んでいる大イベントに、
 
想像を超えた感動がありました。
  
来場者にも、出展者にも
大きな感動を与えたいという想いで企画した
『ソーシャルビジネスForum』における講演会で
尊敬する素晴らしい方々に
講演をお願いしたいとオファーをしたのですが、
 
「共感しました。ぜひやりましょう!」と
温かい励ましと登壇を快諾してくださった。
 
なんて温かい瞳で人を包んでくれる人だろうと...
心の底から嬉しく思い、
もう感動で帰り道は弾むようです。
 
  
一方で、、
社内に戻ると課題はいつも以上に山積みで💦
 
「何で上手くいかないんだ!」
「これだから社長業なんて、、、、。」
 
と、つい投げやりに落ち込んでしまいそうになる。
 
 
・・・いけない・・・いけない。
 
 
見えていた景色は同じはずなのに、
まるで「ルビンの壷」のようだと思いました。
  
 
「あるもの」にフォーカスしてみるか?
「ないもの」にフォーカスしてみるか?
  
何気ない日々の中に
気づきはたくさんあります。
 
 
 
たとえ苦労や、嫌なことがあったとしても
大切な何かを失ったとしても、、
与えていただいた「修行」だと思えば
”ありがたい”
 
ないものを嘆くより、
起業して10年の間に
たくさんの仲間と恩師と呼べる数々の出会いと
語りつくせないほどの感動体験があったのだから、
 
やっぱり感謝なのです。
 
 
そう、
アタマとココロを整理して...
 
明日もがんばります。
 
 

平成最後の目標とは

こんにちは。

トラストの小野です。
 
いよいよ『平成』が終わります。
私にとっての『昭和』は、
自分が生まれてから、育ち、自由に生きた時代。
 
そして『平成』は、
子どもが誕生したことで
人生が自分だけのものではなく...
その「命」をもって、
「責任」と「成長」と「感謝」の意味を学んだ時代。
 
  
ある日、突然はじまった私の人生
ある日、突然授かった命。
 
 
想像もしなかった、
めまぐるしい変化の中で歩んだ道は
色々あったとしても、、今は感謝しかない。
 
 
次は、
次の時代は、はじまりが分かっている。
 
こんなことは初めてだけど、、
それは「準備」ができるということ
次の時代は「目標」を立ててチャレンジができるということ。
 
 
 
 
 
何かと新しい試みをされた天皇からの
素晴らしいプレゼントなんだと思いました。
  
だから、
このチャンスを無駄にできない!
 
――― 平成最後に目標を ―――
 
 
私は自分の「命の使い方」を決めているのだから、
あとは明確な次の時代の「目標」をたてよう。
 
次の扉はもう、すぐそこに開かれています。
 
 
 

「信頼」のアップデート

こんにちは。

トラストの小野です。
 
2015年
「ドローン」を新しい事業としてはじめよう。
そう決意してから、
様々な方々にご縁をいただきました。
 
それまでの「レンタルオフィス」事業ではお会いしなかった
上場企業の現役管理職クラスの方々や、
建築、農業、不動産、といった業界の方々
さらには政治家や官僚の方々にまでと.、、、
想像もしなかったような人のご縁がどんどん広がります。
 
それは当時、「ドローン」という
新しいテクノロジーの可能性に多くの人が関心ありつつ
取組んでいる企業が圧倒的に少なかったからです。
 
私の無謀ともいえるチャレンジ精神が
功を奏した、稀な一例でしょうか💦
 
 
 
そんななかで、
 
「先ずは、もっと広報に力をいれましょう。」
「問合せが殺到しちゃうかもしれませんよ。笑」
 
 
そんな冗談をおっしゃりながら、
新聞社、雑誌社、業界人向けのセミナー講師など、、
日本郵政にいらっしゃるSさまのおかげで
本当にたくさんの機会とご縁をいただきました。
 
――― 日本社会は信用で成り立っている ―――
  
 
心の底から、実感しました。
 
私ひとりでは、決して辿りつくことができない
『扉』が開いたのは、
Sさんが数十年かけて築いた信頼関係の賜物なのです。
  
 
世界的に有名な一流企業のエリートの方が
大手町の高層ビルの立派な応接でおっしゃった、、
 
「Sさんとは数十年のお付き合いになりますが、
彼はどんな球でも返してくるのですよ。」
 
「彼には、ただの出来ませんはないのです。」
 
その、一瞬で空気を読まれるような方の重みのある言葉と
ふたりの大人の男性の間にある
温かく、ゆるぎない関係性...それは、
普段私がいる世界(起業家や経営者)とは違う重みでした。
 
 
結局、、
 
「ビジネスは誰とやるか?」
  
 
どんなことをやるのかよりも
誰とどのように関わっていくのかが大事だってこと。
 
色々な壁にぶつかりながら、
学ばせていただいた貴重な経験です。 
 
 
 
地域の切手でできた日本地図
 
 
切手にちなんだ会議室や天井には...記念切手の模様が。
 
あれから、
3年ほどの月日が経って...
ドローン事業をやめてしまった私でも、
 
  
「本社が移転したので
ご紹介したい人もいますからいらしゃいませんか?」
 
気さくに声をかけてくださった。
 
 
「僕も起業したかったんですけどね~
だから、、起業してる人を応援したいんですよ。」
   
  
 
昔々、
父が厳しく教えてくれた言葉を思い出しました。
 
信頼関係を築くのはとても大変なことだけど
失うのは簡単、一瞬だからね。
 
 
これからも、肝に銘じていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 

命の尊さ、そして成長の本当の意味

こんにちは。

トラストの小野です。
 
「ポートフォリオサイト作ったで。」
「火曜日に大きなプレゼンおわた。」
「いま、ジーハオ君と勉強中や。」
  
 
イギリスに留学している娘から、
LINEメッセージとともに送られてきた
Webサイトのアドレスをクリックしてみると、
 
そこには...
彼女が生まれてからの
すべてのことが表現されていました。
 
わたしが初めてみる、彼女の世界が広がっています。
 
――― 成長、したんだね。―――
 
 
一気に体中の熱量があがり、全身がふるえて
もう、本当に感動してしまって、、
涙があふれて止まりませんでした。
 
 
彼女が1歳を過ぎたころから描きはじめたのは
青いクレヨンでぐるぐる丸を書いた「地球」
 
「しーちゃんは、大きくなったら何になりたいの?」
「地球になる!」
 
「地球はなるんじゃなくて、住んでるんだよ。」
「地球になりたい!」
 
”変わった子”だけど大人しくて、可愛くて、
彼女はみんなに愛されて育ちました。
 
毎週末に家族で、大好きな水族館へでかけては
さまざまな「お魚」をスケッチブックいっぱいに描いていた。
 
 
そのポートフォリオサイトは 
小さなころから、娘が見ていた『世界』が
20数年たって、ようやく、
『最先端の映像技術』となって形になっていました。
 
・AR技術で繰り広げられる深海の魚と
・ドローンで空撮した美しい世界の風景、
・命をテーマにした動画作品、
・英語でつづった初めてのブログ記事。
・娘の中から...溢れ出たものたち。
 
 
「すごい!」
「人の成長って、20年以上もかけて育まれるんだ!」
 
「命って、本当に尊い。」
 
そう、心の底から感動しました。
 
 
 
母親としては、幼すぎる年齢で出産したわたしは、
世間の親御さんのようなことは出来なかった。
 
自分の将来の夢を捨てて
子どもと生きていくことを選択してからも
子どもと一緒になって
ただ”長い夏休みのような時間”を過ごしていただけ。
 
思いっきり遊んで、
はしゃいで、
明日のことは明日考える、そんな毎日です。
 
 
 
そんな奔放なわたしに、
ある時点から、子どもが教えてくれるようになりました。
 
例え選抜選手になれなくても
くさらず6年間つづけた朝5時起きの「朝練」や、
 
部活との両立に、
「人並じゃないから人の3倍の努力がいるんや、仕方ないな。」
そういって、寝る間を惜しんで勉強したこと。
 
どれも、わたしには全くできなかった”努力”の姿勢から
 
「わたしも負けるわけには行かない。」
「子どもに恥じない大人になろう!」
 
そう、思った。
 
どんな時も、一生懸命に生きる
子どもの命の強さから
わたしは一番大切なことを学ばせてもらったと思います。
 
 
 
ひとより小さな身体で、
自分が隠れてしまうほど大きな荷物を抱えて
5年前にイギリスへ旅立った娘...
大柄な外国人には、
 
「Are you POKEMON?」
 
わが家の小さなポケモンは、
大きな夢を抱いて、今日も世界の空を見上げています。
  
 
フレー!
フレー!
 
どんな時も未来を夢見て、
わたしもまだまだ、世の中へ貢献できる価値を目指そう。
 
 

人生、最初で最期の「SOS」

こんにちは。

トラストの小野です。

 

11年ぶりの再会は、、

人生で忘れもしない最初で最後の...SOSをくれた人。

 

「小野さん、助けてください。」

 

今でも、あのときの声は忘れていません。

ずっとずっと続いていた、苦い思い。

 

 

Mちゃんとは、 

同じ釜の飯を食べた仲間であり、

お互いに「事業部長」という重い職責に

すべてをかけてチャレンジしていた同志でもありました。

 

24時間では足りず

本当に寝る間を惜しんで働いていたけど、

それでも、仕事を本気で面白いと感じられたのは

良い仲間に恵まれていたから。

 

「事業部を超えた営業体制をつくろう!」

「私たちの手で!」

 

 

早朝に有志ではじめた勉強会や

「誰が一番、素敵な名刺交換ができるか?」なんて

名刺選手権みたいなコンペを開催したりと

私たちのアイデアは毎日盛り上がっていました。

  

同時に業績はどんどん右肩上がりに成長し

会社は間もなく「IPO」という段階に。

 

ところが、

・急拡大のつけが回り始めたのか、

・社長がITバブルにおぼれたのか、

・目に見えない魔物に取りつかれたのか、

 

飛ぶ鳥を落とす勢い、、だったはずの会社は

全社の業績がガタガタと落ちていき

内部統制はくずれ

顧客ははなれ、一気に傾き始めました。

 

騒然とする社内

不安と不信で人格を失った社長は、

いつしか経営幹部への酷い仕打ちを始め...。

 

それは、

取締役会議で行われる徹底的な「責め」のはじまり。

 

外部の顧問、取締役員、VCの担当者と

私以外は、全員男性という構図の中で

業績の悪い順に、その責任追及が行われていく。

 

「次は自分だ。」

みんなが心の中で考えていたと思います。

 

だからこそ、

私は数字を割ることは絶対になかった。

きっと耐えられないと思っていた。

 

そんな私を、優秀な部下は分かっていて

みんなが必死に業績を支えてくれたのだと思います。

 

 

一方、誰よりも部下思いで、

男気のあるMちゃんの部署は赤字が続き

とうとう、その順番がやってきてしまいました。

 

毎月の役員会での「責め」と、

見込みの立たない予算の割り振り

事あるごとに呼び出され、それは厳しく怒鳴られていました。

 

半年くらいの間だったか、一年くらい経っていたのか...

最後は事業部ごとと思えるほどの大リストラを決行されて、

とうとうMちゃんは廃人同然になりました。

 

「小野さん、助けてください。」

 

 

何度も深夜に電話をもらい

何とか助けたいと思いながらも、、

結局は何の役にも立つことができなかった。

 

所詮、私もただの会社員だったのです。

 

自分の身を捨ててまで、人を救うなんて

そんな、映画のヒーローみたいにはなれなかった。

 

 

ボロボロになって、

廃人のようになったMちゃんの最終日に

本社1階の玄関まで見送ったあの光景を今でも忘れない。

 

その小さな背中が見えなくなるまで、

Mちゃんの相棒は「悔しい。」って泣いていました。

 

最高にカッコ悪い私は、

自分が許せなくて涙なんて出せなかった。

 

 

「本当にごめんね。」

 

 

 

あれから11年。

 

まさか、自分のオフィスで再会するなんて信じられない。

「天の配剤」でしょうか。

 

「Mちゃん?、Mちゃんなの?」

「お、お久しぶりです!」

 

突然の出来事で

お互いに何が起きたのか一瞬の戸惑いがありながらも

私は嬉しくて、嬉しくて、思わず、

 

「奥様との幸せは続いているの?」

 

これ以上もないというほど、

人柄の良い、Mちゃんには最高の奥様を

結婚前の挨拶にと最初に紹介してもらっていた過去があります。

 

だから、

「はい、幸せです!子どもも小学生がふたりもいるんですよ。」

 

その明るく元気だったころの

Mちゃんの弾む声に、喜びがあふれ…。

 

人生って本当に素敵✨

 

 

その後は、

11年のお互いの空白の時間を埋めるべく

飲みあかし語りあかした、最高の夜です。

 

森信三先生のおっしゃる通り...

 

人間は一生のうち 逢うべき人には必ず逢える
しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に
 

 

もう、最高に「感謝」!

今日もがんばる!!

 

枠を広げる

こんにちは。

トラストの小野です。

 

久しぶりに...投稿を再開しようと思いました。

(何か月ぶり?でしょうか💦)

 

『オンラインサロン』では

ビジネスと成長につながる(と思われる)情報を

コンテンツ配信しているので

ブログでは、もう少し”私的”なことを書いてみようと思います。

 

わたしの大好きな友人に、

「芸能界」→「美容の世界」→「アートの世界」へ

華麗なる転身をした2児の母がいます。

 

きっと、全く違う人生を歩んできたタイプなのに、、

彼女とはとても気が合い、

なぜかいつも”会いたくなる”存在なのです。

 

先日、ふたりで出かけた日も、

 

「お腹がすいたから、ごはんにしよう~」と盛り上り

「だったら不慣れな場所(お台場)より近場の新橋あたりでどう?」

 

ということでお台場から新橋へ移動。

新橋へついてから、どこの店にいくのか決めかねていると

 

「ちょっと汚い店なんだけど、嫌じゃなければ1軒あるんだけど...。」

「でも、絶対に行かないようなお店だから...。」

「洋服が汚れちゃうかもしれないし、、、汗」

 

そう言ってくれる彼女の

なんとも言えない温かさを感じるから、

 

「ぜんぜん、嫌じゃないから、そこへ連れて行って!」

 

彼女の止まっていた足は「ON」が入ったように

私を連れて一気に前進する。

 

着いた店は確かに、、、わたしだけでは絶対に選ぶことのない

カウンターだけの入口も分からない小さなお店です。

 

「久しぶり~、来たよ~。」

飛び切り人懐っこい笑顔で彼女が店長に声をかける。

 

「そこへ座んなさいよ。」

不愛想な表情で、さっさと座れと手招きする老齢の店長。

 

はじめは、一見この噛み合わないやり取りに

ぽか~んとしていたわたしも、

時間が経つにつれて、二人の温かい関係が分かってきた。

  

店長が「ゲイ」であること。

彼女が芸能界にいたときからの付き合いであること。

ふたりの間に隠し事がないこと。

 

わずか8名ほどのカウンター席では

いつの間にか両隣のお客同士も仲良くなって...

料理とお酒ではないものを味わっている。

 

―― あったかい ――

 

その見た目の美しさからは想像できない、

破天荒で

波乱万丈の人生経験からくる

彼女独特の雰囲気と魅力。

 

 

 

それは、

 

絶対に譲らない彼女の哲学と美学

相手が誰であってもストレートに意見を伝え

自らの行動をもって示す姿勢

 

不安と虚勢ばかりの人が多いなか

彼女には真直ぐな一本の筋が通っている。

 

そして、その筋はどんな時でもブレることはない。

 

東京の一等地である青山で生まれ育った彼女は 

「美しい街より、ゴミ捨て場のシミの方が好き。」という。

 

 

彼女はいつだって

人間くさい愛に溢れている。

 

 

彼女の存在は、

専門性という名の小さな「枠」にとらわれている

わたしの「枠」を広げてくれる貴重な存在。

 

 

大好きで尊敬できる友人がいることは

人生を豊かにする一番の近道かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

根切りもやし

こんばんは。

トラストの小野です。

 

すっかり「健康志向」になった最近は

時々ですが、

自宅で手料理などを楽しんでいます。

 

 

いつかのランチタイム、

和定食にそえてあった「もやしの和え物」を

自分でも作ってみようともやしを購入。

 

自宅に帰りもやしの袋を開けてみたら

なんと、、、💦

 

根切り済みを購入したはずが

もやしの根が、しっかりついたたままなのです。

 

「・・・・。」

「根を切るか?そのまま使うか・・・。」

 

「急ぐわけでもないし、、、根を切ってみようかしら。」

 

 

そんな風に「ぼんやりと思いながら

ゆっくりともやしの根を指で切り始めたら

 

ふと、忘れていた

遠い昔のある光景を思い出しました。

 

子どもが小さく

まだ、わたしが専業主婦といわれていた頃

キッチンで一本一本もやしの根を切っていると、

 

商売を営む母がいつも私に、こう言うのです。

 

「なんで、そんなに無駄な事をやるの?」

「もやしはそのままでいいのよ。」

 

「だって、食べにくいでしょう?」

「好きで切ってるの。」

 

笑いながらそう言って、

いっこうに手を止めない私に呆れて、

 

「馬鹿ね~。」って言いながら

もやしの入ったザルに手を伸ばし

一緒になって、もやしの根を切り始める母。

 

笑顔いっぱいになる夕暮れどき。

 

――― とっても優しい時間 ―――

 

 

 

予定通りに

根切りもやしを買っていたら、

きっと思い出せなかった大切な記憶。

 

今はあの日の母のように

”効率”を優先して毎日を過ごしているけれど、、

 

たまには、間違いも必要。

 

そう思ったら、

なんだか幸せな気分になってきて...

もやしひとつでニコニコとは我ながら単純です✨

奇跡のMédailles

こんにちは。

トラス小野です。
 
 
「奇跡のメダイユって知ってる?」
 
「僕は本当に命を救われたんだよ。」
 
「僕の看護士にも奇跡が起きたんだ。」
 
 
そう言ってプレゼントされた
奇跡のメダイユ。
 
わたしは知らなかった。
その神話も、
彼が本当に命がけで働いていることも。
 
 
はじめは
同じ大学院のクラスメイト
 
ただの偉そうな医者だと思った。
 
私は真剣に学びに来ているのだから
無駄なおしゃべりでじゃまをしないでほしい。
 
そう思っていた。
 
 
でも、あるとき彼の本気を知った。
 
言葉だけはなく...
例え生存率40%と言われてもそこへ行く。
世界の何処へでも飛んで行って人の命を救う。
 
真似なんてできない。
 
 
「命をかけて。」
 
言葉にすれば簡単なこと。
でも、実行していくのは果てしなく難しい。
 
 
奇跡のメダイユとは ------------------------
 
1830年、修道女カタリナ・ラブレが
マリア様からお告げを受けメダルを作りました。

その後、パリでコレラが流行した際に人々に配ったところ
コレラが収束したという言い伝えがあるそうです。

そして、メダルを手にした人に奇跡が起こる
幸福が訪れるということで
「奇跡のメダイユ」が世界中で有名になりました。
 
大きな苦難が身に降りかかった時
頑張っているのに道が開けない時
 
「メダルにお祈りしてみなさい。
マリア様が希望の光を与えてくださるでしょう」
 
 

「奇跡のメダイユは転売してはいけないんだよ・・だから。」
 
 
そう言って、
パリから帰国したばかりの彼がくれたものは
 
何よりの優しさだと思いました。
 
 
道がひらけずに苦しんでいるわたしへの
何よりものエール
 
わたしは「命」まではかけられていないけど
「人生」はかけている。
 
 
 
神様、仏様、マリア様...
 
なんて、ちょっと情けない気もするけど、、
がんばります。
 
 
 
 
がんばる女性起業家を応援する
そんなレンタルオフィスはいかがですか?
内覧はお気軽にどうぞラブラブ