「信頼」のアップデート | 女性起業家ウィキペディア 小野 祐紀香のブログ

「信頼」のアップデート

こんにちは。

トラストの小野です。
 
2015年
「ドローン」を新しい事業としてはじめよう。
そう決意してから、
様々な方々にご縁をいただきました。
 
それまでの「レンタルオフィス」事業ではお会いしなかった
上場企業の現役管理職クラスの方々や、
建築、農業、不動産、といった業界の方々
さらには政治家や官僚の方々にまでと.、、、
想像もしなかったような人のご縁がどんどん広がります。
 
それは当時、「ドローン」という
新しいテクノロジーの可能性に多くの人が関心ありつつ
取組んでいる企業が圧倒的に少なかったからです。
 
私の無謀ともいえるチャレンジ精神が
功を奏した、稀な一例でしょうか💦
 
 
 
そんななかで、
 
「先ずは、もっと広報に力をいれましょう。」
「問合せが殺到しちゃうかもしれませんよ。笑」
 
 
そんな冗談をおっしゃりながら、
新聞社、雑誌社、業界人向けのセミナー講師など、、
日本郵政にいらっしゃるSさまのおかげで
本当にたくさんの機会とご縁をいただきました。
 
――― 日本社会は信用で成り立っている ―――
  
 
心の底から、実感しました。
 
私ひとりでは、決して辿りつくことができない
『扉』が開いたのは、
Sさんが数十年かけて築いた信頼関係の賜物なのです。
  
 
世界的に有名な一流企業のエリートの方が
大手町の高層ビルの立派な応接でおっしゃった、、
 
「Sさんとは数十年のお付き合いになりますが、
彼はどんな球でも返してくるのですよ。」
 
「彼には、ただの出来ませんはないのです。」
 
その、一瞬で空気を読まれるような方の重みのある言葉と
ふたりの大人の男性の間にある
温かく、ゆるぎない関係性...それは、
普段私がいる世界(起業家や経営者)とは違う重みでした。
 
 
結局、、
 
「ビジネスは誰とやるか?」
  
 
どんなことをやるのかよりも
誰とどのように関わっていくのかが大事だってこと。
 
色々な壁にぶつかりながら、
学ばせていただいた貴重な経験です。 
 
 
 
地域の切手でできた日本地図
 
 
切手にちなんだ会議室や天井には...記念切手の模様が。
 
あれから、
3年ほどの月日が経って...
ドローン事業をやめてしまった私でも、
 
  
「本社が移転したので
ご紹介したい人もいますからいらしゃいませんか?」
 
気さくに声をかけてくださった。
 
 
「僕も起業したかったんですけどね~
だから、、起業してる人を応援したいんですよ。」
   
  
 
昔々、
父が厳しく教えてくれた言葉を思い出しました。
 
信頼関係を築くのはとても大変なことだけど
失うのは簡単、一瞬だからね。
 
 
これからも、肝に銘じていきたいと思います。