命の尊さ、そして成長の本当の意味 | 女性起業家ウィキペディア 小野 祐紀香のブログ

命の尊さ、そして成長の本当の意味

こんにちは。

トラストの小野です。
 
「ポートフォリオサイト作ったで。」
「火曜日に大きなプレゼンおわた。」
「いま、ジーハオ君と勉強中や。」
  
 
イギリスに留学している娘から、
LINEメッセージとともに送られてきた
Webサイトのアドレスをクリックしてみると、
 
そこには...
彼女が生まれてからの
すべてのことが表現されていました。
 
わたしが初めてみる、彼女の世界が広がっています。
 
――― 成長、したんだね。―――
 
 
一気に体中の熱量があがり、全身がふるえて
もう、本当に感動してしまって、、
涙があふれて止まりませんでした。
 
 
彼女が1歳を過ぎたころから描きはじめたのは
青いクレヨンでぐるぐる丸を書いた「地球」
 
「しーちゃんは、大きくなったら何になりたいの?」
「地球になる!」
 
「地球はなるんじゃなくて、住んでるんだよ。」
「地球になりたい!」
 
”変わった子”だけど大人しくて、可愛くて、
彼女はみんなに愛されて育ちました。
 
毎週末に家族で、大好きな水族館へでかけては
さまざまな「お魚」をスケッチブックいっぱいに描いていた。
 
 
そのポートフォリオサイトは 
小さなころから、娘が見ていた『世界』が
20数年たって、ようやく、
『最先端の映像技術』となって形になっていました。
 
・AR技術で繰り広げられる深海の魚と
・ドローンで空撮した美しい世界の風景、
・命をテーマにした動画作品、
・英語でつづった初めてのブログ記事。
・娘の中から...溢れ出たものたち。
 
 
「すごい!」
「人の成長って、20年以上もかけて育まれるんだ!」
 
「命って、本当に尊い。」
 
そう、心の底から感動しました。
 
 
 
母親としては、幼すぎる年齢で出産したわたしは、
世間の親御さんのようなことは出来なかった。
 
自分の将来の夢を捨てて
子どもと生きていくことを選択してからも
子どもと一緒になって
ただ”長い夏休みのような時間”を過ごしていただけ。
 
思いっきり遊んで、
はしゃいで、
明日のことは明日考える、そんな毎日です。
 
 
 
そんな奔放なわたしに、
ある時点から、子どもが教えてくれるようになりました。
 
例え選抜選手になれなくても
くさらず6年間つづけた朝5時起きの「朝練」や、
 
部活との両立に、
「人並じゃないから人の3倍の努力がいるんや、仕方ないな。」
そういって、寝る間を惜しんで勉強したこと。
 
どれも、わたしには全くできなかった”努力”の姿勢から
 
「わたしも負けるわけには行かない。」
「子どもに恥じない大人になろう!」
 
そう、思った。
 
どんな時も、一生懸命に生きる
子どもの命の強さから
わたしは一番大切なことを学ばせてもらったと思います。
 
 
 
ひとより小さな身体で、
自分が隠れてしまうほど大きな荷物を抱えて
5年前にイギリスへ旅立った娘...
大柄な外国人には、
 
「Are you POKEMON?」
 
わが家の小さなポケモンは、
大きな夢を抱いて、今日も世界の空を見上げています。
  
 
フレー!
フレー!
 
どんな時も未来を夢見て、
わたしもまだまだ、世の中へ貢献できる価値を目指そう。