旧忍町信用組合店舗の移築・修理保存工事が終了しました♪ | ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

生まれも育ちも讃岐の麺喰いです。関東に来て武蔵野うどんなるものを初体験。うどんを噛んで食べる習慣に衝撃を受けつつも、つけ汁の美味しさにハマりました。うまい!うますぎる♪ちなみに1冊目の日記帳(http://ameblo.jp/tokiimochan/)からの続きです (・ω・)/

ついに!

旧忍町信用組合店舗の移築・保存修理工事が終了しました!

 

おめでとうございます・ありがとうございます・オシャレな洋館によみがえっております!ヽ(´▽`)/クラッカー

 

きゅうおしまちしんようくみあいてんぽ

旧忍町信用組合店舗(元新町会館/新町自治会集会所)

日本遺産構成資産のひとつで行田市の指定有形文化財(建造物)にも登録

 

 

当初の工期は3月16日までの予定でしたが、31日まで延期になっておりました。

 

建物前の広場はまだ未整備ですが、建物本体だけは完成した模様です(完成イメージ図)。

とりあえず立ち入り禁止ネットのすぐ近くまで行って見学することは出来ます。

 

 

入口前にはバリアフリー対策のためかアーチ状のスロープが作られていました。初見です。

 

大正11年の竣工当時には無かったと思われるので移築にあたっての創作かと思われます。

元の場所ではスペース的にも無理でしょうし(以前のようす)。

 

 

また、東側の出入り口も大きく位置を変えられていてビックリ!え゛!

なるほど。もともとはこの位置にあったのか…。

 

 

移築前は中央の窓の部分にあったんですよ。

移動された現在の位置から推測するに… 本来は従業員専用の出入り口だったと思われます。

 

          

 

以前の扉は店舗内に通じる「第2の出入り口」として使われていたのかな?

年月を経て使い勝手がいいよう、あちこち改築されていたようです。

 

 

そして北側から見たようす。

 

1階部分は見慣れていたものとは全く異なっています。それにしても、こんな出っ張り初めて見たぞ目

(おそらく洗面所かと思われます)

 

 

そして西側(道路側)から見たところ。

1階の増築部分はバッサリと撤去され、竣工当時の姿に戻っております。復活した1階の窓も初見です。

 

 

というわけで建物をくるりと一周して移築を終えたばかりのお姿を堪能 ゚+。(*′∇`)。+゚ ふぅ

あとは内部公開を待つばかりですね。

 

その筋の話によるとぎょうだ蔵めぐりまちあるきと同日の4月21日・22日に一般公開(内覧会)があるそうな。

秋ごろにはカフェの営業が始まる予定なのでその前にじっくり見るチャンスですよ。

 

【P.S.】 2018.4.22

さっそく内覧会に参加してきました。その時のようすはコチラにて!

 

 

カフェは「行田レインボーネットワーク」という団体が運営することになっております。

https://www.city.gyoda.lg.jp/14/08/10/osimatijigyousyakoubo.html

 

賃借料金は無料である代わり、行田市指定有形文化財ということで火気厳禁(調理器具はオール電化)ということ、市が開発した健康レシピメニューを提供すること、アルコールの販売は出来ないこと、従業員の採用について規定があることなどなど、ハードルは高め。

 

そもそも行田市もガッツリ儲けようという意図は無さそうなので、まったり・のんびりした営業になるんじゃないかと思います。

あくまで市民サービス、観光客のおもてなし的な施設として期待しているようです(詳しくはこちら)。

 

 

【追記】

ぎょうだ蔵めぐりまちあるきと同日に内覧会が開催されます。入館無料なのでぜひ。

4月21日(土)・22日(日)10:00~16:00

 

移築予定地検証 >> 公園整備開始 >> 会館周囲の木を伐採 >> 移築・保存修理工事中 >> 足場の取り外し >> 建物工事が終了 >> 内覧会

 

そして最寄りのバス停留所「水城公園」横には新型の案内板も設置されました。

Twitterで速報をお伝えしましたが、あらためてご紹介いたします。

 

 

日本遺産 日本

「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」

 

日本遺産「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち

 

解説部分を切り出してみたところ。

今まで行田市内で見かけていた「蔵めぐりモデルコース」案内板のグレードアップ版といった感じです。

 

 

もちろん移築後の建物も描かれています。

今までのパネルには「旧忍町信用組合店舗」の表記を見かけなかったので嬉しいですねぇきらきら

 

          

 

設置者はおなじみ「行田市教育委員会」ではなく…

文化庁・日本遺産魅力発信推進事業の予算を使った?「行田市日本遺産推進協議会」でした。

 

 

【追記】 2018年4月8日現在

この新型案内板はここ、水城公園のほかに

 

・さきたま古墳公園

・古代蓮の里

・JR 行田駅前

・秩父鉄道 行田市駅前

・忍城跡(忍城址/行田市郷土博物館)

 

以上、合計6か所で確認されております。

 

行田市の日本遺産構成資産の付近や主要な施設に建てられているようです。

まだまだ他にもありそうですね。

 

 

行田市の日本遺産関連の案内板といえば、道路に埋め込まれている円板型のものもあります。

 

今回、旧忍町信用組合店舗が移築されたということでこちらも追加設置されたようです。

(場所は建物から南に歩いてすぐの場所。きっずプラザあおいの前)

 

          

 

とりあえず便宜上、日本遺産構成資産案内板(埋め込み円板型)と呼ばせていただきますが、その特徴は2つの場所を一度に案内するデザインになっていること。

 

こちらのものは「旧忍町信用組合店舗」と「行田窯(ぎょうだがま)」のセットになっていました。

 

旧忍町信用組合店舗 日本遺産構成資産行田窯 日本遺産構成資産

 

というわけで少し歩いて「行田窯」に到着。

背後に建設中のHANA HOTEL 行田(ハナホテルぎょうだ)の圧がスゴイです。

 

行田窯とHANAホテル行田

 

行田窯には「風工房」という陶芸工房があるのですが、平日のみの営業なので入ったことがありません。

行田に通い始めて9年が経ちますが、いまだに外観見学のみとなっております。

 

しかし!ここにきて重大な事実が判明。

行田窯さんのブログによると2017年末で工房を閉じられたとか!Σ(゚д゚lll)ガーン

 

建物自体は日本遺産の構成文化財(建造物)に登録されたことから今後もずっと遺されるようでちょっぴり安心。

 

風工房 行田窯(ぎょうだがま)の入り口行田窯(ぎょうだがま)の解説プレート

 

また、嬉しいことに中の人がツイッターを始めたので、今後もつながりを持てそうです音譜

 

他にも行田窯に関して嬉しいお知らせがあるのですが―

そろそろ長くなったので次回、【行田窯編】 に続くパー