行田蓮(古代蓮)が見ごろです@古代蓮の里(行田市小針) | ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

生まれも育ちも讃岐の麺喰いです。関東に来て武蔵野うどんなるものを初体験。うどんを噛んで食べる習慣に衝撃を受けつつも、つけ汁の美味しさにハマりました。うまい!うますぎる♪ちなみに1冊目の日記帳(http://ameblo.jp/tokiimochan/)からの続きです (・ω・)/

先々週 に引き続き、再びやってまいりました。

こちら行田市小針にある蓮池の公園…


古代蓮の里(こだいはすのさと) 蓮埼玉県行田市小針


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-古代蓮の里 古代蓮会館(展望タワー)と行田蓮  古代蓮の里というのはこの大きな

 公園のことで、誰でもいつでも無料で

 入れるようになっています。

 古代蓮会館(展望タワー)には入館料

 が必要になります。

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-古代蓮の里@行田市小針



で、あらためて古代蓮(行田蓮)の説明をさっくり引用… っと φ(-ω-`)


             蓮行田蓮(古代蓮)蓮(つぼみ)


行田市は昭和46年、小針地内に公共施設を建設するため造成工事を行ないました。
昭和48年、池の水面に多くの丸い葉が浮いていることに気がつき、調べてみると蓮の葉であることが分かりました。


地中深く眠っていた行田蓮の実が、この工事によって掘り起こされ、その後自然発芽したものと思われますが、本市のように多くの蓮の実が出土し、自然発芽していっせいに開花したことは過去に例がなく、全国的にも極めて珍しいことと言われています。


これを、埼玉大学名誉教授で植物学の権威である江森貫一氏(故人)が調査を行い、当時古代蓮として知られていた大賀蓮の例を参考に、2500年から3000年前のものと推定されました。
その後、蓮の研究かである神奈川歯科大学の豊田清修教授が昭和49年から昭和50年にかけて

、古代蓮について調査研究した結果、この蓮はかなり原始的なものであることが判明しました。


さらに、この蓮の実とその周辺の出土木片の年代測定をしたところ、1390年+/-65年前のものであるという結果が得られました。これらのことを考え合わせると、この古代蓮はおおむね1400年から3000年前のものと推定されます。


古代蓮の花は、6月中旬から8月上旬が見ごろです。 行田市


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)の解説 *蓮池にある解説板


今年は梅雨明けが早かったせいか、蓮の開花も早めだったようです。

そのため、多くの花が咲きそろうピークは先週だった模様。ちょうど行田蓮まつり の頃だったかな。


とはいえ、桜のように一斉に満開・一斉に散るという事は無いため、まだまだ楽しめますよ。

つぼみ状態のものもよく見かけます。


  ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮) ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)のつぼみ


蓮は6時頃から花弁が開き始めて8時前後に満開になるそうです。

そんな蓮の一生については古代蓮会館の展示室に入ると詳しく知る事ができます。


そして、花の寿命は4日ほどしかなく、少しずつ開いては閉じてを繰り返し、4日目には花を閉じる力も無くなって散ってしまうんだとか。一番の見頃は2日目だそうです。


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)


やや。蓮の監視カメラがありますな目

この時期だけに設置されるもので、毎日の開花状況をこれでチェックしているようです。


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-花蓮監視カメラ?
ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-蓮の葉が巨大に!Σ(・ω・ノ)ノ!


池の中の通路は両側の蓮の葉が大きく成長したため通りづらくなってました。

猛暑のおかげ?か成長が著しいです。


朝日を浴びる蓮。

花の周囲にはミツバチや、ハナアブなどが飛びまわって花粉集めに大いそがしでした。

             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)@行田市小針


行田蓮ってピンク色がかなり濃いんですねぇ。

これも開き始めの2、3日目のほうが色が鮮やかだそうです。


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)
ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-行田蓮(古代蓮)


こちらは甲斐姫(かいひめ)という名前の蓮。

行田蓮に比べると花弁の色が薄いピンク色でとても可憐なイメージですね。


【甲斐姫 かいひめ】

 花色は行田蓮の紅色とアメリカ黄蓮の中間の黄紅色。

 葉の緑の波は行田蓮に似ており、葉色も緑が濃く育成が旺盛である。

 花柄と葉柄のとげは、黒の斑点で黄蓮の特徴がでている。花径は22~25cm


【由縁】
 甲斐姫 は「成田記」に登場する忍城主成田氏長(うじなが)の娘で東国一の美女と評され、

 1590年に石田三成軍が 忍城を水攻めした際に城を守って奮戦したと伝えられる姫です。
 「甲斐姫」は、この甲斐姫にちなみ平成21年に開催された「蓮サミット」で命名されたものです。

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-甲斐姫(かいひめ)


その他にも世界各地の蓮を見ることができます。

色だけじゃなくて花弁の枚数や形状もまるで違うのがあるので見ていて飽きません。


これはたぶん、天上蓮(てんじょうはす)… だったかな。花弁がやたら多いです。


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-世界の花蓮@古代蓮の里(行田市小針)


アメリカ白蓮とヴアージニア蓮(キバナハス)など、ピンク色以外の蓮もあります。

なんだか新鮮な印象。

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2
ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-カリフォルニア産


黄花蓮(キバナハス)は公園の一番奥(北側)のオニバスの池に咲いていました。

淡いレモン色の花が清楚な感じでとても綺麗でしたよ。


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-黄花蓮@古代蓮の里(行田市小針)


総面積14ヘクタールという公園内はまだまだ見るべきところがいっぱいあるんですけど、次の予定も入っているのでそろそろ休憩所まで戻ることにしました。


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-古代蓮の里 古代蓮会館(展望タワー)と行田蓮 *スロープ完備で車椅子もOK


民族雑貨とオリジナル蓮雑貨のお店… 雑貨屋 土土(トゥトゥ) さんも出店中ですね。

いつもは忍城で販売しているんですが、この時期はこちらに出張しています。

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-民族雑貨 土土(トゥトゥ)
ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-ベトナムコーヒーをブラックで


お約束のベトナムコーヒーを飲んでクールダウン。

コーヒー豆を煎るときにバターを使っているのでブラックでもほんのり甘いです。うまし φ(-ω-`)


土土(トゥトゥ)さんの民族雑貨は店主さんが現地に直接仕入れに行っています。

バックパッカーから好きが高じて始めたお店らしいので、仕入れにもこだわりがあるようです。


とても気さくなお兄さんなので色々とお尋ねください。丁寧に教えてもらえますよ (^ω^ )♪


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-ラッキー象さんお香立て@土土(トゥトゥ)


さて。

そろそろ9時になって閉じたり散ったりしている蓮も多く見られますが、もう一回りして…

10時から古代蓮会館で開催される潮崎ひろのさんのコンサート を見に行こうと思います。


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