個別報告 ギターのOさん
5/12 ヨコハマ、ず~っと雨が降り続いています。
本日、滋賀のHさんのレスポールが発送されています。明日の20時以降着の予定です。
長らくお待たせを致しました。お楽しみにお受け取り下さい。
カスタム製作中の各個体作業は保留のままです。写真は昔にチューンナップしたFJ製テレキャスターの回路変更(先日紹介したトグルSW+MV・LCV・MT 回路)作業の最初と最後を写したものです。
SWクラフト製の縦型ショート・トグルSWの位置設定に始まって、ホール加工、コントロール座グリとの通し穴加工、それからお馴染みのお手製フラットケーブルの製作、そして配線処理を済ませてからリセットアップです。この作業での工賃は税別¥27.500也。
この個体はあとフレット・ファイリングが残されていますので次はネックの作業に取り掛かります。
久しぶりにテレキャスターを見るといつもTELESAを見慣れていますので無骨な形状の印象が強く映りますね。勿論、この無骨さがテレキャスターの味でもあるんですが、形状系統が同じTELESAであってもテレキャスターの様な形状のピックガード・デザインは採用出来ないんです。
それは6弦側にまで大きく張り出したピックガード形状の場合、セミホロウ・モデルのF・ホールが本来設定したい位置に設けるとテレキャスターのピックガード形状では位置的に被っちゃうからなんです。
tmpではまず理想的な位置にFホール設定してからそれに被らない様にピックガード形状をデザインした結果がTELESAと言うモデルです。ソリッドとホロウモデルをフェンダーの様にピックガードデザインを分ける手法も勿論有りではありますが、tmpではよりトータルで両モデルに対応出来るピックガード・デザインにする事が最初から目的でした。
こうした設計コンセプトは最初に最後の完成形を逆算する事から設計がスタートしている故です。
この重要性は楽器に限らず、物事全てに当てはまる事が出来ると思っています。一番望ましい姿を最初に想定し、それが出来る限り結果として得られる様に的を得た進め方をしていく。
人生にも悔いを残したく無いのなら、今この時点で何をするべきか、それが見えて来ます。
我慢しなくちゃいけないことも、その重要性が分かっていれば人間、頑張れますもんね。
やりたいから、やりたく無いから、好きだから、好きじゃないから、それだけで物事を判断するのであれば、それは失敗や後悔を覚悟の上で進めて行くしかないですね。

本日、滋賀のHさんのレスポールが発送されています。明日の20時以降着の予定です。
長らくお待たせを致しました。お楽しみにお受け取り下さい。
カスタム製作中の各個体作業は保留のままです。写真は昔にチューンナップしたFJ製テレキャスターの回路変更(先日紹介したトグルSW+MV・LCV・MT 回路)作業の最初と最後を写したものです。
SWクラフト製の縦型ショート・トグルSWの位置設定に始まって、ホール加工、コントロール座グリとの通し穴加工、それからお馴染みのお手製フラットケーブルの製作、そして配線処理を済ませてからリセットアップです。この作業での工賃は税別¥27.500也。
この個体はあとフレット・ファイリングが残されていますので次はネックの作業に取り掛かります。
久しぶりにテレキャスターを見るといつもTELESAを見慣れていますので無骨な形状の印象が強く映りますね。勿論、この無骨さがテレキャスターの味でもあるんですが、形状系統が同じTELESAであってもテレキャスターの様な形状のピックガード・デザインは採用出来ないんです。
それは6弦側にまで大きく張り出したピックガード形状の場合、セミホロウ・モデルのF・ホールが本来設定したい位置に設けるとテレキャスターのピックガード形状では位置的に被っちゃうからなんです。
tmpではまず理想的な位置にFホール設定してからそれに被らない様にピックガード形状をデザインした結果がTELESAと言うモデルです。ソリッドとホロウモデルをフェンダーの様にピックガードデザインを分ける手法も勿論有りではありますが、tmpではよりトータルで両モデルに対応出来るピックガード・デザインにする事が最初から目的でした。
こうした設計コンセプトは最初に最後の完成形を逆算する事から設計がスタートしている故です。
この重要性は楽器に限らず、物事全てに当てはまる事が出来ると思っています。一番望ましい姿を最初に想定し、それが出来る限り結果として得られる様に的を得た進め方をしていく。
人生にも悔いを残したく無いのなら、今この時点で何をするべきか、それが見えて来ます。
我慢しなくちゃいけないことも、その重要性が分かっていれば人間、頑張れますもんね。
やりたいから、やりたく無いから、好きだから、好きじゃないから、それだけで物事を判断するのであれば、それは失敗や後悔を覚悟の上で進めて行くしかないですね。

個別報告 滋賀のHさん
5/11 ヨコハマ雨天。もう梅雨入りしたかの如くの一日です。
当分、塗装も燻煙も出来そうにありませんね。
写真はチューンナップが終了直前のHさんのCS製レスポール。
予定通りの作業が終了出来ています。写真でお分かり頂けるかと思いますが、2ヴォリューム・LCV・マスター・トーン回路に変更してのサーキット変更です。メインのホットラインの引き回しは全てお手製のクライオ・フラットケーブルで配線処理されています。
*M・トーン用のポットとコンデンサーは元々のものを流用してあります。
また、リヤー・ピックアップが若干センター・ズレを起こしていたので修正し、またブリッジの弦溝切りも弦ピッチの溝間隔が若干狭過ぎるのとズレていたピックアップに合わせて溝切りをされた影響で溝全体が正面右側にズレを生じておりましたので、一旦ブリッジサドルのトップを一山落として全体の溝切り修正を行なってあります。
また今回はペグロケーションに問題が無かった為に手を加えてありませんが、本来ペグ穴はブッシュ径とペグシャフト径の2段加工が望ましいのですが残念ながらこの個体はブッシュ径で貫通穴加工がなされておりました。
ブッシュ径による単一の貫通穴の場合、シャフトに張力負荷が架かり過ぎる傾向が出る為にペグの精度寿命が短くなるのとブッシュ浮きが起こり易い傾向が出ます。将来現状のペグに遊びが出て交換時期を迎えた際にはヘッド裏面から5ミリ程の厚で埋木加工を行なってペグのシャフト径に開け直しての2段加工を行なうべきでしょう。このシャフト径設定を行なうと弦振動がシャフトからもダイレクトにヘッドに伝わるのとブッシュに集中する負荷が分散されペグの寿命も延びます。
あえて今回その作業を行なわなかったのは折角所有者さんが新品ペグに付け替えたばかりの様子でしたし、そのペグのシャフト径がゴトー製クルーソン・タイプのペグシャフト径と異なる為に、次にどこ製のペグに付け替えるかによって加工径を決定すべきと判断したからです。現状のタイプよりシャフト径はゴトー製の方が細身でしたが精度自体はゴトー製の方が明らかに高そうでした。
その他では、今回は現状のピックアップのままですのでピックアップに於ける音の線は細めのままですが、本体の鳴りやダイナミクスは今回のチューンだけでもかなりアップしていますので結果的に問題は感じさせないグレードのサウンドになっています。生鳴りとアンプからの出音の差異を確認の上で tmp製ハムバッカーへの交換を行うかどうか、ご自分でご判断されてください。
この個体は最終仕上げが終了次第、お手元にお届け致しますのでお楽しみに。
と同時に本日は次の依頼者の方のチューンナップもスタート致します。

当分、塗装も燻煙も出来そうにありませんね。
写真はチューンナップが終了直前のHさんのCS製レスポール。
予定通りの作業が終了出来ています。写真でお分かり頂けるかと思いますが、2ヴォリューム・LCV・マスター・トーン回路に変更してのサーキット変更です。メインのホットラインの引き回しは全てお手製のクライオ・フラットケーブルで配線処理されています。
*M・トーン用のポットとコンデンサーは元々のものを流用してあります。
また、リヤー・ピックアップが若干センター・ズレを起こしていたので修正し、またブリッジの弦溝切りも弦ピッチの溝間隔が若干狭過ぎるのとズレていたピックアップに合わせて溝切りをされた影響で溝全体が正面右側にズレを生じておりましたので、一旦ブリッジサドルのトップを一山落として全体の溝切り修正を行なってあります。
また今回はペグロケーションに問題が無かった為に手を加えてありませんが、本来ペグ穴はブッシュ径とペグシャフト径の2段加工が望ましいのですが残念ながらこの個体はブッシュ径で貫通穴加工がなされておりました。
ブッシュ径による単一の貫通穴の場合、シャフトに張力負荷が架かり過ぎる傾向が出る為にペグの精度寿命が短くなるのとブッシュ浮きが起こり易い傾向が出ます。将来現状のペグに遊びが出て交換時期を迎えた際にはヘッド裏面から5ミリ程の厚で埋木加工を行なってペグのシャフト径に開け直しての2段加工を行なうべきでしょう。このシャフト径設定を行なうと弦振動がシャフトからもダイレクトにヘッドに伝わるのとブッシュに集中する負荷が分散されペグの寿命も延びます。
あえて今回その作業を行なわなかったのは折角所有者さんが新品ペグに付け替えたばかりの様子でしたし、そのペグのシャフト径がゴトー製クルーソン・タイプのペグシャフト径と異なる為に、次にどこ製のペグに付け替えるかによって加工径を決定すべきと判断したからです。現状のタイプよりシャフト径はゴトー製の方が細身でしたが精度自体はゴトー製の方が明らかに高そうでした。
その他では、今回は現状のピックアップのままですのでピックアップに於ける音の線は細めのままですが、本体の鳴りやダイナミクスは今回のチューンだけでもかなりアップしていますので結果的に問題は感じさせないグレードのサウンドになっています。生鳴りとアンプからの出音の差異を確認の上で tmp製ハムバッカーへの交換を行うかどうか、ご自分でご判断されてください。
この個体は最終仕上げが終了次第、お手元にお届け致しますのでお楽しみに。
と同時に本日は次の依頼者の方のチューンナップもスタート致します。

経過報告 数件
5/9 ヨコハマ晴天。
天気予報によりますと明日以降、今週一杯雨天が予想されるそうなので今日は貴重な塗装日和。
予定ではチューンナップ中のレスポールのセットアップを完了させるつもりでしたが、梅雨前の貴重な晴れ間という事で、本日は塗装中心の日に振り替えました。
とは言え、Hさんのレスポールのチューン用にいつも通りクライオ処理した薄銅板を折り畳んでフラットケーブル配線材の製作も行ないました。
この様に配線材も自ら製作しているところは他所には無いと思われますが、その分、毎度厄介なのは確かです。このレスポール用に製作した配線材を準備するだけでも数時間が費やされます。でも情報量が通常の配線材より確実に豊かですからね。
高々配線材とお思いでしょうけど全て度重ねた検証作業で、音質、情報量、レスポンス共にベストと結論づけた結果です。
結果的にどんなヴィンテージ配線材よりも単価は高いですし面倒な作業ですが、これに勝る物無しなので毎回手作りし続けています。

天気予報によりますと明日以降、今週一杯雨天が予想されるそうなので今日は貴重な塗装日和。
予定ではチューンナップ中のレスポールのセットアップを完了させるつもりでしたが、梅雨前の貴重な晴れ間という事で、本日は塗装中心の日に振り替えました。
とは言え、Hさんのレスポールのチューン用にいつも通りクライオ処理した薄銅板を折り畳んでフラットケーブル配線材の製作も行ないました。
この様に配線材も自ら製作しているところは他所には無いと思われますが、その分、毎度厄介なのは確かです。このレスポール用に製作した配線材を準備するだけでも数時間が費やされます。でも情報量が通常の配線材より確実に豊かですからね。
高々配線材とお思いでしょうけど全て度重ねた検証作業で、音質、情報量、レスポンス共にベストと結論づけた結果です。
結果的にどんなヴィンテージ配線材よりも単価は高いですし面倒な作業ですが、これに勝る物無しなので毎回手作りし続けています。

個別報告 HさんのLP−Std
5/7 ヨコハマ小雨降る一日。
皆さんは連休疲れが出てる頃かな?それとも明日の日曜まで連休の方もいらっしゃるのかな?
今日は朝から写真のチューンナップ中のレスポールの作業のみ行なっています。
セットアップ前に少々フレットの暴れが出ている箇所が見受けられますのでフレット・ファイリング仕上げを行なって、全く施されていなかったシールド処理も済ませました。塗膜ファイリング&つや出しも終了済み。週明にはセットアップを完了させる予定です。
ここのところ、なんだか妙な天候が続いているせいなのか珍しく昨日から風邪気味。気疲れする燻煙処理や、まとまった本数の塗装処理で多量の塗料を浴びた影響も出ているのかも知れません。少し大人しくしていようと思ってます。
ここからは実務外の戯言ですが・・
来年から、そろそろ太陽の黒点活動が活発になる周期が訪れるはずですが、仮にその影響で多量の電磁波が太陽フレアから放出され、それで地球がモロに襲われた場合、世界中の発電線が受信アンテナみたいな役割を果たしてしまう為に発電所は焼け落ちてしまう可能性が高い筈です。同時に強烈な電磁波被害から地球の電気/電信機機はシャットダウンされますから現代社会は一旦破壊された様な有様になる可能性が非常に高く、全ての電気や通信網が遮断されるわけですから現代のインターネット社会も一旦無に帰すでしょうね。世界は前時代に後戻りは必至となるかもしれません。
そうした予測される自体に対して、特にこの国の政府は事前に対応策を立て実行に移せるか非常に疑問ですね。今回の大災害の対応ですらまだまだ救済ビジョンも明確でないですからねえ。
実際にそうなったら、また「想定外の出来事でして・・」って釈明するつもりかな?
こうして人生を技術屋として生きて来たワタクシは事前に想定し前もって対応する術を考えておくのが癖みたいになっていますが、楽器の事ならまだしも人類/国家規模の災害予測に対して個人が対応策を考えたところで広く社会を救済することは不可能ですからねえ。
原子力発電に頼らなくてもいい様に海洋国の日本は水圧発電(深海の水圧を利用した発電)の開発を始めるべき、とか、強烈な電磁波に地球が襲われても発電所自体が直接ダメージを受けにくい様に全国の変電所などを改善して逆流阻止のブレーカー・システムを設けるとか、まあアイディアはあるんですが専門家じゃないと相手にされませんからねえ~どーにも。
この仕事をしていても同業者さんは昔から沢山いらっしゃるのですが、本当の意味での革新的なアイディアを具体化し実現する人って、ま~ず居ないんですよね。案外この世の中って専門家からいいアイディアが出る事って逆に少ないんじゃないの?って思う事しばし。固定観念こそ創作の敵ですもん。
なのでワタクシは昔からこの楽器業界の事や製品に関してですら無頓着。気に留めません。
だっていい楽器を作る事こそが重要であって他所様が何やってるかなんてどうだっていいことですし最低限の必要情報以外は知りたいとも思いません。
ワタクシには現代人は情報知識に完全に翻弄されてるように見えます。不確かな大量情報なんて無いのと同じですもん。無視無視。
こんな事書いても、まーた、オッサン訳の分からない事言ってるわ、ってお思いでしょ?(^O^)
でも、電磁波被害が起きなくてもこの情報漏洩ダラダラのインターネット社会はいずれ一旦崩壊する可能性が高いとだけは言っておきますわ。
これでまた変人扱い受けるかな。 まあいっか、淡々といい仕事をするだけだわ。(^ε^)
てなわけで、このレスポールのチューンも結果でお応えしますからね。他の誰れよりもいい結果を出す、それこそが大事。

皆さんは連休疲れが出てる頃かな?それとも明日の日曜まで連休の方もいらっしゃるのかな?
今日は朝から写真のチューンナップ中のレスポールの作業のみ行なっています。
セットアップ前に少々フレットの暴れが出ている箇所が見受けられますのでフレット・ファイリング仕上げを行なって、全く施されていなかったシールド処理も済ませました。塗膜ファイリング&つや出しも終了済み。週明にはセットアップを完了させる予定です。
ここのところ、なんだか妙な天候が続いているせいなのか珍しく昨日から風邪気味。気疲れする燻煙処理や、まとまった本数の塗装処理で多量の塗料を浴びた影響も出ているのかも知れません。少し大人しくしていようと思ってます。
ここからは実務外の戯言ですが・・
来年から、そろそろ太陽の黒点活動が活発になる周期が訪れるはずですが、仮にその影響で多量の電磁波が太陽フレアから放出され、それで地球がモロに襲われた場合、世界中の発電線が受信アンテナみたいな役割を果たしてしまう為に発電所は焼け落ちてしまう可能性が高い筈です。同時に強烈な電磁波被害から地球の電気/電信機機はシャットダウンされますから現代社会は一旦破壊された様な有様になる可能性が非常に高く、全ての電気や通信網が遮断されるわけですから現代のインターネット社会も一旦無に帰すでしょうね。世界は前時代に後戻りは必至となるかもしれません。
そうした予測される自体に対して、特にこの国の政府は事前に対応策を立て実行に移せるか非常に疑問ですね。今回の大災害の対応ですらまだまだ救済ビジョンも明確でないですからねえ。
実際にそうなったら、また「想定外の出来事でして・・」って釈明するつもりかな?
こうして人生を技術屋として生きて来たワタクシは事前に想定し前もって対応する術を考えておくのが癖みたいになっていますが、楽器の事ならまだしも人類/国家規模の災害予測に対して個人が対応策を考えたところで広く社会を救済することは不可能ですからねえ。
原子力発電に頼らなくてもいい様に海洋国の日本は水圧発電(深海の水圧を利用した発電)の開発を始めるべき、とか、強烈な電磁波に地球が襲われても発電所自体が直接ダメージを受けにくい様に全国の変電所などを改善して逆流阻止のブレーカー・システムを設けるとか、まあアイディアはあるんですが専門家じゃないと相手にされませんからねえ~どーにも。
この仕事をしていても同業者さんは昔から沢山いらっしゃるのですが、本当の意味での革新的なアイディアを具体化し実現する人って、ま~ず居ないんですよね。案外この世の中って専門家からいいアイディアが出る事って逆に少ないんじゃないの?って思う事しばし。固定観念こそ創作の敵ですもん。
なのでワタクシは昔からこの楽器業界の事や製品に関してですら無頓着。気に留めません。
だっていい楽器を作る事こそが重要であって他所様が何やってるかなんてどうだっていいことですし最低限の必要情報以外は知りたいとも思いません。
ワタクシには現代人は情報知識に完全に翻弄されてるように見えます。不確かな大量情報なんて無いのと同じですもん。無視無視。
こんな事書いても、まーた、オッサン訳の分からない事言ってるわ、ってお思いでしょ?(^O^)
でも、電磁波被害が起きなくてもこの情報漏洩ダラダラのインターネット社会はいずれ一旦崩壊する可能性が高いとだけは言っておきますわ。
これでまた変人扱い受けるかな。 まあいっか、淡々といい仕事をするだけだわ。(^ε^)
てなわけで、このレスポールのチューンも結果でお応えしますからね。他の誰れよりもいい結果を出す、それこそが大事。

経過報告 諸々
5/6 今日のヨコハマなんだかハッキリしない天候です。
でも湿度は若干高めですが塗装は何とか行なえる状態。梅雨入り前の貴重な塗装日であります。
な、ワケで本日は各種塗装作業の進行とチューンナップ作業の一日。
カスタムオーダー品のTELESAとTB-4はやっと本日トップコーティングがほぼ終了。
塗膜硬化後に表面の研磨作業から塗装仕上げまでの次の工程へと進みます。お二人にはもう暫くお待ち頂く事になります。
ブラウンアッシュ・トップのTELESAさんは先日塗装中に一瞬の強風で埃まみれになった為に結局は塗膜全て剥ぎ落としてのやり直しを行なってます。一回でもこうした大掛かりなやり直しが加わると、この楽器が完成し何方かに購入頂いても上がる利益はペラッペラになってしまいます。言ってみれば赤字みたいなもんです。でもまあ、そんなもんですわ。( ̄ー ̄;

でも湿度は若干高めですが塗装は何とか行なえる状態。梅雨入り前の貴重な塗装日であります。
な、ワケで本日は各種塗装作業の進行とチューンナップ作業の一日。
カスタムオーダー品のTELESAとTB-4はやっと本日トップコーティングがほぼ終了。
塗膜硬化後に表面の研磨作業から塗装仕上げまでの次の工程へと進みます。お二人にはもう暫くお待ち頂く事になります。
ブラウンアッシュ・トップのTELESAさんは先日塗装中に一瞬の強風で埃まみれになった為に結局は塗膜全て剥ぎ落としてのやり直しを行なってます。一回でもこうした大掛かりなやり直しが加わると、この楽器が完成し何方かに購入頂いても上がる利益はペラッペラになってしまいます。言ってみれば赤字みたいなもんです。でもまあ、そんなもんですわ。( ̄ー ̄;

個別報告 滋賀のHさん
5/2 巷は連休の様子ですが暦の上では今日は平日。幸い天候も晴れですから朝から塗装作業に集中。
写真のレスポールは燻煙処理も終了しておりましたが御本人がネックグリップ形状に不満を持たれておりましたので更にひと周りグリップを細めに仕上げ直し塗装処理も済ませました。
実際の生産現場では専用機械で大まかなグリップ加工されたネックは作業担当者の手で仕上げられて行くのですが、この時点で余程気遣いしないとラウンド形状に沿った直線出しが出ないんですね。形状に沿った直線精度は意識をしないと出せない作業だからです。
手に馴染まない、ストレスを与えるグリップはそうした現状から生まれてしまいます。
実際には作業者の方々の殆どはギターを普段弾いたりしていないですからどんなグリップにすべきなのか、そもそも知らない、興味が無い場合が非常に多い為に単純作業的に磨かれて行きますので様々なブレやデコボコな形状が出てしまいます。その上に塗装作業での塗膜仕上げでも研磨担当者は形状に気を留める事は無く、もっぱら艶を出す事に集中してますから生地加工での面ダレやセンター・ブレも、そのまんま仕上がって来ちゃうんです。
今回の作業では塗膜厚ギリギリまで形状精度出しを行なって部分的に形状修正した部分だけ塗装修正を行なってあります。結果、元の50's グリップよりも一回り握り易くスムースな形状に感じて頂ける筈です。
もし仮に50's グリップ自体が太過ぎると感じられる場合には、作業は塗膜を剥がして木部の削り修正から塗装処理の全てを行なう事になりますのでコストも2~3万程アップが見込まれます。
本日は、このレスポール以外にも総数7本の塗装工程を進めました。丁度この連休明けに次のコーティングが予定されます。皆さんお楽しみに。
追記:このHさんからチューンナップ依頼時に、自分はサンバーストよりゴールドトップのレスポールのサウンドの方が好み、との内容の連絡を頂いていました。この意見には一見、カラーリングで音に違いが出る訳ないじない、と思われる方も多いかと思います。
勿論基本的に同じラッカー・フィニッシュの同様塗装でサウンドが明らかに異なる事はありませんが、
生産時の材の仕分けに於いてカラーリングによる素材選択の傾向が現れると言う事実があります。
これはカラーリングによって、なるべく見栄えの良いゴージャスな木目の素材がサンバーストのカラーリングに選択されますので多くのサンバーストはソフトメイプル材がトップ材に選ばれている傾向が強いのは事実なんです。本当にハイグレードなトラ目材は材密度も高い上に見た目の美しさも備えていますが価格の安いエレキギターに古典楽器に採用されるようなグレードの素材はそうそう採用されるものでは有りません。それは単純に単価的に見合わないからです。
完全手工の古典楽器の裏板のメイプル材は土壌性質や水はけや日照具合の一定条件が整った個体にのみ現れるのが上質材でして基本的にじっくり成長した個体である事も条件の一つです。
決して表皮に現れるものではなく、トラ目であれば芯材と表皮の中間部分にくっきりと現れ、安定成長した素材である為に目の間隔も均一です。ですから非常に限られた部分材でありますので材木商は決して安売りしません。
でも量産品の中にはハイグレードなフィギャードメイプルが出てくる事も有りますが、それは現実には大量入荷した素材の中にたまたま紛れた当たり材に過ぎず、素材の多くはそこそこの素材です。
*例えば、ストラディバリなどに採用されていた素材と同じ産地、同グレード素材を現代入手しようと思ったら70万前後は素材入手価格だけで掛かりますが、エレキギターの素材単価はハイグレード製品用であってもその1/10にも満たないコストで入手可能です。
あらためて申しますがギターと言う楽器は基本的に安価な楽器であるという事を忘れてはいけません。
エレキで採用されている派手な木目材は木の表皮に近い部分に現れますので1本の木の中で最も柔らかい部分なんです。はっきり申せば本当は使えない部分と言ってもいい程です。その為に派手な木目のソフトメイプル材の楽器は音抜けが悪くコンプが掛かったようなサウンドが非常に多いんです。
反対に塗りつぶし系のカラーリング材には目が地味な素木が多く選択されますので、よりハードメイプル材が比率的多く見受けられたりすると言う現実も有るのです。見た目は地味ですが音はしっかりしている、そう言うケースが多いのも事実ですね。
その意味ではHさんの持たれている印象はあながち間違いではないと言えます。 以上、参考までに。
写真のレスポールは燻煙処理も終了しておりましたが御本人がネックグリップ形状に不満を持たれておりましたので更にひと周りグリップを細めに仕上げ直し塗装処理も済ませました。
実際の生産現場では専用機械で大まかなグリップ加工されたネックは作業担当者の手で仕上げられて行くのですが、この時点で余程気遣いしないとラウンド形状に沿った直線出しが出ないんですね。形状に沿った直線精度は意識をしないと出せない作業だからです。
手に馴染まない、ストレスを与えるグリップはそうした現状から生まれてしまいます。
実際には作業者の方々の殆どはギターを普段弾いたりしていないですからどんなグリップにすべきなのか、そもそも知らない、興味が無い場合が非常に多い為に単純作業的に磨かれて行きますので様々なブレやデコボコな形状が出てしまいます。その上に塗装作業での塗膜仕上げでも研磨担当者は形状に気を留める事は無く、もっぱら艶を出す事に集中してますから生地加工での面ダレやセンター・ブレも、そのまんま仕上がって来ちゃうんです。
今回の作業では塗膜厚ギリギリまで形状精度出しを行なって部分的に形状修正した部分だけ塗装修正を行なってあります。結果、元の50's グリップよりも一回り握り易くスムースな形状に感じて頂ける筈です。
もし仮に50's グリップ自体が太過ぎると感じられる場合には、作業は塗膜を剥がして木部の削り修正から塗装処理の全てを行なう事になりますのでコストも2~3万程アップが見込まれます。
本日は、このレスポール以外にも総数7本の塗装工程を進めました。丁度この連休明けに次のコーティングが予定されます。皆さんお楽しみに。
追記:このHさんからチューンナップ依頼時に、自分はサンバーストよりゴールドトップのレスポールのサウンドの方が好み、との内容の連絡を頂いていました。この意見には一見、カラーリングで音に違いが出る訳ないじない、と思われる方も多いかと思います。
勿論基本的に同じラッカー・フィニッシュの同様塗装でサウンドが明らかに異なる事はありませんが、
生産時の材の仕分けに於いてカラーリングによる素材選択の傾向が現れると言う事実があります。
これはカラーリングによって、なるべく見栄えの良いゴージャスな木目の素材がサンバーストのカラーリングに選択されますので多くのサンバーストはソフトメイプル材がトップ材に選ばれている傾向が強いのは事実なんです。本当にハイグレードなトラ目材は材密度も高い上に見た目の美しさも備えていますが価格の安いエレキギターに古典楽器に採用されるようなグレードの素材はそうそう採用されるものでは有りません。それは単純に単価的に見合わないからです。
完全手工の古典楽器の裏板のメイプル材は土壌性質や水はけや日照具合の一定条件が整った個体にのみ現れるのが上質材でして基本的にじっくり成長した個体である事も条件の一つです。
決して表皮に現れるものではなく、トラ目であれば芯材と表皮の中間部分にくっきりと現れ、安定成長した素材である為に目の間隔も均一です。ですから非常に限られた部分材でありますので材木商は決して安売りしません。
でも量産品の中にはハイグレードなフィギャードメイプルが出てくる事も有りますが、それは現実には大量入荷した素材の中にたまたま紛れた当たり材に過ぎず、素材の多くはそこそこの素材です。
*例えば、ストラディバリなどに採用されていた素材と同じ産地、同グレード素材を現代入手しようと思ったら70万前後は素材入手価格だけで掛かりますが、エレキギターの素材単価はハイグレード製品用であってもその1/10にも満たないコストで入手可能です。
あらためて申しますがギターと言う楽器は基本的に安価な楽器であるという事を忘れてはいけません。
エレキで採用されている派手な木目材は木の表皮に近い部分に現れますので1本の木の中で最も柔らかい部分なんです。はっきり申せば本当は使えない部分と言ってもいい程です。その為に派手な木目のソフトメイプル材の楽器は音抜けが悪くコンプが掛かったようなサウンドが非常に多いんです。
反対に塗りつぶし系のカラーリング材には目が地味な素木が多く選択されますので、よりハードメイプル材が比率的多く見受けられたりすると言う現実も有るのです。見た目は地味ですが音はしっかりしている、そう言うケースが多いのも事実ですね。
その意味ではHさんの持たれている印象はあながち間違いではないと言えます。 以上、参考までに。
風荒れて何処へ
4/30 4月も終わりですねえ。またしてもヨコハマは風が吹き荒れてます。
激動の3年間とワタクシが予測するところの今年は1年目ですが、個人的には身体の痛んだ箇所も治療させてもらって絶好調です。
まあ、背骨の軟骨が何カ所も失われているのが現実ですから無茶は禁物ですけどね。でも左腕もまともに動く様になりましたし、左足だって何十年も出来なかった片足でのつま先立ちが何とか出来る様にまで回復してますので有り難く思ってます。
30年程前に麻痺し出したこの左足が原因で泣く泣く大好きだったサーフィンも諦めたのですが、今となっては懐かしいです。
風が強過ぎて塗装が出来ないままですが、塗装の下地作りが進行中の55B-4の試作機に専用にデザインしたピックガードを仮乗っけして写真撮影。イメージ通りの姿でこんな感じです。当然ながらトリプル・J仕様も受注可能とします。またネックプレートも今回ベース専用のラージサイズを製作中です。
受注価格はJJ仕様でベーシックな価格が38万~となる予定です。
激動の3年間とワタクシが予測するところの今年は1年目ですが、個人的には身体の痛んだ箇所も治療させてもらって絶好調です。
まあ、背骨の軟骨が何カ所も失われているのが現実ですから無茶は禁物ですけどね。でも左腕もまともに動く様になりましたし、左足だって何十年も出来なかった片足でのつま先立ちが何とか出来る様にまで回復してますので有り難く思ってます。
30年程前に麻痺し出したこの左足が原因で泣く泣く大好きだったサーフィンも諦めたのですが、今となっては懐かしいです。
風が強過ぎて塗装が出来ないままですが、塗装の下地作りが進行中の55B-4の試作機に専用にデザインしたピックガードを仮乗っけして写真撮影。イメージ通りの姿でこんな感じです。当然ながらトリプル・J仕様も受注可能とします。またネックプレートも今回ベース専用のラージサイズを製作中です。
受注価格はJJ仕様でベーシックな価格が38万~となる予定です。
ゴールデンウィーク
4/29 ヨコハマ穏やかに晴れてます。
巷では今日からゴールデンウィークですねえ。tmpでは混雑を避けて日にちをズラしてお休みを頂く予定です。とは言え、連休モードの周囲に配慮してなるべく音が出ない様に作業を致しております。
tmpは細い道を隔てて大所帯の介護老人ホームが隣に在りまして、休みの日には入居者のご家族が沢山見えるので気遣いが必要です。ご家族団らんの時に機械音は耳障りでしょうからね。出来る限り静かに作業してます。
写真は55B-4のスロープヘッドネックの試作品で取り敢えずロゴも入れてあげてます。でも試奏で修正の必要有りとなったら、またペグの埋木から始まってヘッド設定のやり直しですから削り飛ばされてしまうんですけどね。
ボディの写真は55B-JJの試作機で塗装がまだ中塗り状態ですから艶無しのマッドなルックスですが、(カラーリングはチャコール・ブラウン)マウントするピックガードを乗っけてのショット。これで完成時のイメージがし易いでしょ。いずれオーダーしたいです、との声にお応えしての写真です。
それから、既に55B-JJをオーダー頂いているベーシストのRKさん、現在ツアー中かもしれませんが、そろそろボディカラーリングとピックガードに関してご希望を出して下さいね。今回の55Bの写真を参考にして下さいまし。ちなみに今ならまだトリプル・J 仕様に変更する事も出来ますからね。ご連絡をお待ちしてますよ。
連休とは言え、ガンバレ日本、負けるなニッポン!のこの復興の時期だからこそ、最高レベルの4弦と5弦ベースをデビューさせたいです。この2本は完成後、工房常設で試奏器とします。お楽しみに。
ちなみに、しばらくしたら原発事故の風評被害に苦しむ福島の温泉に行きたいと思っています。
こんな時だからこそ、被災した観光地に足を運びたいです。逆に被災地以外に行く気がしないな。

巷では今日からゴールデンウィークですねえ。tmpでは混雑を避けて日にちをズラしてお休みを頂く予定です。とは言え、連休モードの周囲に配慮してなるべく音が出ない様に作業を致しております。
tmpは細い道を隔てて大所帯の介護老人ホームが隣に在りまして、休みの日には入居者のご家族が沢山見えるので気遣いが必要です。ご家族団らんの時に機械音は耳障りでしょうからね。出来る限り静かに作業してます。
写真は55B-4のスロープヘッドネックの試作品で取り敢えずロゴも入れてあげてます。でも試奏で修正の必要有りとなったら、またペグの埋木から始まってヘッド設定のやり直しですから削り飛ばされてしまうんですけどね。
ボディの写真は55B-JJの試作機で塗装がまだ中塗り状態ですから艶無しのマッドなルックスですが、(カラーリングはチャコール・ブラウン)マウントするピックガードを乗っけてのショット。これで完成時のイメージがし易いでしょ。いずれオーダーしたいです、との声にお応えしての写真です。
それから、既に55B-JJをオーダー頂いているベーシストのRKさん、現在ツアー中かもしれませんが、そろそろボディカラーリングとピックガードに関してご希望を出して下さいね。今回の55Bの写真を参考にして下さいまし。ちなみに今ならまだトリプル・J 仕様に変更する事も出来ますからね。ご連絡をお待ちしてますよ。
連休とは言え、ガンバレ日本、負けるなニッポン!のこの復興の時期だからこそ、最高レベルの4弦と5弦ベースをデビューさせたいです。この2本は完成後、工房常設で試奏器とします。お楽しみに。
ちなみに、しばらくしたら原発事故の風評被害に苦しむ福島の温泉に行きたいと思っています。
こんな時だからこそ、被災した観光地に足を運びたいです。逆に被災地以外に行く気がしないな。

経過報告
4/28 ヨコハマ快晴 まるで夏日。
実際には夏にならないと分からないにしても、どーやら今年の夏は暑くなりそうな気配。
夏が絶好調のワタクシには暑い夏も歓迎ですが、この電力事情や被災の方々の生活状況を考えると過ごし易い夏であって欲しいと思わずに居られません。
本日は風が強めですが少しでも風が収まったタイミングで次々と各モデルにコーティングを施しました。
写真のカスタム・オーダー分もその一部です。
また、チューンナップ中のレスポールも現在燻煙処理が続いています。日差しが強いのと風も強いので煙の管理が少々面倒ですが日が落ちる頃に終了予定です。
窓際に吊るされた4弦のベースネックは55B-4用のネックでスロープヘッド化作業が終わって下地処理したばかりでのショット。計算上はこのままでOKの筈ですが、そこは楽器ですから音出しして確認します。
若干ニュアンスが違うと感じたら、それがプラマイどちらのベクトルなのか、ヘッドダウン値の修正が必要かどうか、単に0.25度の角度変化を与え直せば良いのか、などを判断しながら作り直します。
結果が全てですからね。想定外でした、なんて事は原子力開発では通用してもここでは通用しません。
残念なのはコーティング中のTELESA-AAに吹き付けた直後、突然の強風で埃が巻き上がり塗膜の表面に付着してしまいました。乾いたらゴミが付着した上面ひと膜を剥がしてもう一度やり直しです。
ここ数日分の手間ひまが一瞬の風でオジャン! ぐわっ!マジかよ・・( p_q)
工場を持っていればこんな苦労は無いのですが無いものは仕方ありませんねえ。 強い心で頑張りましょ。(^^)
実際には夏にならないと分からないにしても、どーやら今年の夏は暑くなりそうな気配。
夏が絶好調のワタクシには暑い夏も歓迎ですが、この電力事情や被災の方々の生活状況を考えると過ごし易い夏であって欲しいと思わずに居られません。
本日は風が強めですが少しでも風が収まったタイミングで次々と各モデルにコーティングを施しました。
写真のカスタム・オーダー分もその一部です。
また、チューンナップ中のレスポールも現在燻煙処理が続いています。日差しが強いのと風も強いので煙の管理が少々面倒ですが日が落ちる頃に終了予定です。
窓際に吊るされた4弦のベースネックは55B-4用のネックでスロープヘッド化作業が終わって下地処理したばかりでのショット。計算上はこのままでOKの筈ですが、そこは楽器ですから音出しして確認します。
若干ニュアンスが違うと感じたら、それがプラマイどちらのベクトルなのか、ヘッドダウン値の修正が必要かどうか、単に0.25度の角度変化を与え直せば良いのか、などを判断しながら作り直します。
結果が全てですからね。想定外でした、なんて事は原子力開発では通用してもここでは通用しません。
残念なのはコーティング中のTELESA-AAに吹き付けた直後、突然の強風で埃が巻き上がり塗膜の表面に付着してしまいました。乾いたらゴミが付着した上面ひと膜を剥がしてもう一度やり直しです。
ここ数日分の手間ひまが一瞬の風でオジャン! ぐわっ!マジかよ・・( p_q)
工場を持っていればこんな苦労は無いのですが無いものは仕方ありませんねえ。 強い心で頑張りましょ。(^^)