We Came As Romans, vo.Kyle オーバードーズにより28歳の若さで逝去。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
日本でトップレベルじゃなくて
世界でトップレベルになれるように頑張ります
 
つい先日まで開催中だったアジア大会で、
 
ある日本人選手が競技後に言っていた言葉です。
 
この選手は、日本選手権では3位となって
 
今大会、日本代表選手としての出場権を獲得したものの、
 
世界どころか、アジア圏内でも入賞に終わり、
 
表彰台には届かなかった選手です。
 
可能不可能は別としても、
 
この言葉を発することの出来る意思は素晴らしいなと。
 
これを、日本"だけ"でデカイ顔してイキってるバンドや
 
メジャーレーベル、それに連なるクソ老害共にも
 
聞かせてやりたいですなぁ。
 
どうも、トトです。
 
 
 

9月に入り、夏のPOP PUNK戦線も落ち着いたので


次のレビュー、次のライブまでに


書こうと思ってた単発記事をポンポン上げていきます。

 

今回の記事は


出来ることなら書きたくはなかった記事です。


こういったことが起きてしまったことが残念でならない。


同じ理由で記事に取り上げるのは


昨年のChester (Linkin Park) 以来、2度目ですね。


訃報です。


死因が判明するまで書くまい


と思っていたので、ここまで記事を書くのは引っ張っていました。

 

 
 

 

メタルコアバンドWe Came As RomansのボーカリストKyle Pavoneが逝去(享年28歳)(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)


今日、音楽シーンはWe Came As RomansのKyle Pavoneという偉大な人物をまたひとつ失ったんだ。Kyleの悲劇的な死は、彼の人生にとっても、彼のバンドメイトにとっても早すぎた。彼の死によってみんなが打ちひしがれてる。彼の笑顔、彼の真心、他の人への彼の配慮、そして深い感銘を与える彼の音楽的才能が恋しいよ。花の代わりに、僕たちは来週、慈善チャリティーの情報を提供することにした。家族とバンドは、ファンと音楽コミュニティーによるこの悲しみを乗り越えるためのすべての愛とサポートに感謝するよ。

 

Will I Be Remembered or Will I Be Lost in Loving Eyes?

(思い出したり、愛情のこもった目に夢中になったりするかな?)

※最新アルバム「Cold Like War」収録曲 “Promise Me” の歌詞からの引用」

 

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メタルコアバンドWe Came As Romansの各メンバーが、亡くなったボーカリストKyle Pavoneへの追悼コメントを発表「僕たちの誰一人としてさよならを言う準備ができていなかった」


Ds/David
「マイ・ブラザー永遠に。誰も君のように部屋を明るくすることはこれからもできないだろう。君の人生を僕と共有してくれてありがとう。これからも僕たちはみんな一緒だ。君のことがすごく大好きだし、思ってた以上に君のことが恋しいよ。また君に会うのが待ちきれないよ。」


Vo/Dave
「これからもずっと君のことが大好きだし、すでに君が恋しいよ、ブラザー」


Gt/Lou
「大好きだよブラザー」


Ba/Andy
「これからもずっと君のことが大好きだよ…」


Gt/Joshua
「この写真がすごく大好きなんだ、だってこれを見ればいつだって君を思い出せるからね。一番クレイジーで、一番間抜けで、一番面白くて、愛らしいキッズだった。君のことがすごく恋しいよ。」

 

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メタルコアバンドWe Came As Romansが亡くなったKyle Pavoneの死因をオーバードーズと発表
 

8/25 (土)、僕たちは、僕たちの息子であり、兄弟であり、親友であり、バンドメイトを偶発性のオーバードーズで亡くした。

 

中毒の反対は繋がりなんだ。もし繋がりが切れていたり、繋がりを失ったと君が感じているなら助けはあるんだ。家族や友人と話したり、カウンセラーに会ったり、サポートグループに参加したり、どうか行動を起こして欲しい。もし友人や家族の誰かが苦しんでいたら、黙っていては駄目だ!もし君がアーティストで、君の苦しい戦いにサポートが必要なら、僕たちがkyleに敬意を表して作ったKyle Pavone foundationが助けになる。
KylePavone Foundation.org

 

デトロイト,フィルモアで10月初旬にkyleの人生を祝うイベントをやるのが楽しみだよ。どうか引き続きサポートして欲しい。
KylePavone Foundation.org

 

ありがとう

 

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8/25(土)


We Came As RomansVo/Kyle Pavone が亡くなりました。


死因はオーバードーズ。

 

 

オーバードーズとは

―身体あるいは精神にとって、急性の有害な作用が生じるほどの量によって、薬物が使用されることである。それによって一時的、あるいは永続的な影響があり、最悪の場合死亡することがある。日本語では過剰摂取、過量服薬と翻訳されている。略称は OD。過剰・超過を意味する over と服用量の dose との複合語である。

 

 

7/21に亡くなったChester は自殺


8/25に亡くなったKyle はオーバードーズ


ホント、ここ最近の夏は


音楽シーン、悪い意味で賑やかすぎだろ…

 


この訃報には


また様々なバンドからも追悼コメントが寄せられてましたね。


日本からも


ACROSS THE FUTUREの記念すべき第1回に


WCARを招聘したCROSSFAITH



バンドの公式で、ATFの写真と共にツイートしてました。


メンバー個人では、KoieがRIPツイートをしてました。

 


また、このATFで共演していたCRYSTAL LAKERYO


インスタで彼の死を悼んでいたし、


WCARの国内盤リリース、SOFで彼らを呼んだレーベル


TRIPLE VISIONも、信じられない…といった旨をツイート。


こうして日本とも何度も関わりのあったバンドだし


彼の死を哀しむリスナーも、決して少なくないんじゃないかと。


28だぜ?若すぎるわ


オレより5つも下じゃねーか…

 

 

 

自分がWCAR、ステージ上でのKyle を見たのは


上記ATFの時、たったの一度だけでした。

 

 

他会場とセトリが変わらなかったことにキレてた


どうしようもない馬鹿をTwitterで見かけましたが、


自分にとっては、この時が最初で最後の


Kyle がいたWCARのライブになってしまいました。


しかも、馬鹿に無理やり担ぎ上げられ


背中から床に落ち、後頭部を打った拍子に、切れて出血


WCARのライブ途中で、一旦フロアを出てしまった。

 

 

 

 


聴きたかった"Ghosts" を聴いたあとだったからいいけど、


やっぱりフルでその場にいたかったよね。

 

 


ATFで来日した翌年、


セルフタイトルアルバムをリリースしましたが、


国内盤リリースはなし。


そして音楽性的にも、後にメンバー本人からも


「コレジャナイ」と言われるほどの作品でした。


正直、個人的にも好みの路線ではなかったです。

 

 

 

 

 


そこからさらに2年後、2017年


1stからずっと所属していたEqual Vision を離れ


SharpTone Records に移籍後初の最新作


Cold Like War をリリース。


国内盤はWard Recordsからリリースされました。


「やっぱりこういうヘヴィなものがやりたかった」


と、インタビューで語り、前作を遥かに凌駕する


むしろ本来のWCARの形が戻ってきた作品で、


個人的にも太鼓判押すくらい良作だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年にATFで来日して以降、


日本に来ることもなく、Kyle は逝ってしまいました。


Chester の時も思ったけど


こうして好きなバンドのメンバーが亡くなってしまう、


好きなバンドが解散してしまう、とか


その姿を二度と見られない状況になる度に


来日する機会を与えなかった日本の音楽シーンに腹が立ちます。


でも、それ以上に恨みたいのは


音楽をちゃんと聴き出したのが遅い、遅咲きな自分自身


もっと早くから聴いていれば、


もっと早くからWCARを、Kyle を知っていれば


ステージ上のKyle を一度しか見れずに終わる


なんてことは、十分に避けることが出来たハズなんですよね。


やるせなさで一杯になります。

 

 


Kyle の死をキッカケにして、


KylePavone Foundation.org


という、新たな慈善チャリティーも発足しました。

 


バンドの今後の活動に対しては


一旦休止をするのか、新メンバーを募るとか


ということは明言されていません。


今はそういったことよりも、


メンバー、スタッフ、クルーそれぞれに


傷心を癒す時間が必要だと思いますしね。

 


オーバードーズで死ぬ


なんて、日本ではあまりないことかもしれません。


海外では、そういった薬物や精神の病での死


というのも、バンドシーンですら珍しくない出来事になっています。


でも、知ってます?


日本って、若者の"自殺率"は世界一らしいですよ。

 

若者に括らなくても、日本の自殺率は世界でも上位です。

 

 


今の世の中、音楽シーンが低迷し、


バンドシーンはその中でも更に低迷著しい。


日本ではバンドマンの死はあまり多くなくても


休止や解散するバンドは後を絶たなくなってきました。


そんな状況になっても


・もっとライブ行っておけば良かった…
・最後だから行く!


って言う人も後を絶ちませんよね。


そうなってからじゃ遅いんだ、と


ここのブログでも何度も何度も言ってきました。

 

自分がそのバンドを好きなら、好きな内に、


そのメンバーが好きなら、好きな内に、


音源買って、聴いて、ライブに行って


バンドを、メンバーを、サポートしましょう。


いなくなってから後悔しても遅いんだから。

 

 

 

 

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