Joy Opposites『Find Hell』2枚目はグッドメロディ満載のオルタナティブロック | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

夜勤明けです。眠いです。


どうも、トトです。

 

 


ただ今、絶賛JAPAN TOUR中のオルタナロックバンド

デンマークのSiamese に肖って、

Deaf HavanaSiamese に続く今年3枚目の

オルタナロック盤のレビューといきましょう。

知識不足故の稚拙な文章・表現は許してネ←





Joy Opposites『Find Hell』
01. Blind Dogs
02. Head Full Of Tongues
03. Gold Blood
04. Sleep
05. Pretty Much
06. Either/Or
07. Cinnamon
08. Acid Kiss
09. When I Was A Ghost
10. Good Luck

元FACTの3名を含む4人組の2作目! 90sオルタナからモダンに深化した彼らが提示する〈地獄〉とは?】(Mikiki)

Joy Opposites、2ndアルバム完成「シンプルは簡単にできるものじゃない」】(BARKS)





Joy Opposites待望の2nd albumが、国内外の

オルタナ/インディー/シューゲイザーに特化したレーベル

MAGNIPH/Hostessからリリース。


Mikikiのインタビューのリンクも貼ったけど

レコ屋とか、音楽メディアは

SHADOWSにも、Joy Oppositesにも、

いつまで"元FACT"とか付けてんのかね。

解散して2年も経ってるし、

どちらのバンドも2枚以上音源も出してる。

そんなもんバイオグラフィーだけにして

いい加減、今のバンド名だけで扱えばいいのに。

いつまでの前のバンドのフィルターかけてんだ、と。


まぁ、とりあえずそれは置いといて。

早速、今回の作品を聴いてみました。



アルバムの1st trackを飾る"Blind Dogs"
壊れたラジカセのようなノイズ音を冒頭に
クリーンなギターとアグレッシブなドラムで始まります。
歌い出しも静かでクリーンながら、
その後、力あるロックサウンドとボーカルを展開。
静と動が同居するオルタナロックソング。

 


アルバムリリースに先駆けて公開された
2曲目の"Head Full Of Tongues"
シンセを上手く取り入れたロックナンバー。
前作と今作とのリンクになる』曲とのことで、
確かに少し、前作に入っていそうな感じもある。



3曲目はMVにもなっている"Gold Blood"
MVを作ったってことは、今作のリード曲かな?
聴きやすさに長けているのも、
そういったアルバムのリード曲たる故かな。
ここまでの3曲でいちばんわかりやすいというか
取っつきやすい感じはあります。


4曲目の"Sleep"もテンポやリズムが心地良く
主張が激しくないシンセが絶妙です。
わかりやすいキャッチーな曲を
こうして2曲続けるのもアルバムに引き込まれますね。


なんて言いつつ、今作で最初に自分にキタのは
5曲目の"Pretty Much"でした。なんかこう…

自分のイメージに合致した画像は発見できなかったけど

 

 

↑こんなスチームパンク感のあるイントロのシンセと
そこからクラップが入るんだけど、
どこかダークな感じがするサウンドがツボりました。
それでいて聴きにくいってことは全くないのは
メロディが秀逸なんですかね。
これまでの曲に比べ、テンポが上がってたり、
アグレッシブな感じが出てるところもあり、
やっぱりそういうところに
自分のアンテナが上手いこと反応するようです笑
アウトロもイントロと同じ感じのシンセが◎でした。


こちらもわかりやすいメロディに
ストリングスが乗る6曲目の"Either/Or"
ヘヴィなギターソロがロック色を強めてます。
サビの歌唱も、ロックしてるサウンドに反して
"歌う"ことに重きを置いているのか、
非常にクリーンなボーカルが良いっすな。


今度は静かなイントロで始まる7曲目"Cinnamon"
スローテンポに展開する今作イチの聴かせ曲。
ライブでは会場の大小隔てなく映えそうな曲で、
バンドの持つ本来の音楽性の面から言っても、
こういう曲があるのは良いですね。
後々、大きな強みにもなりそう。


今作で2番目にキタ曲なのが、この8曲目
"Acid Kiss"
やっぱり、ちょっとテンポ速めなんですよね笑
曲の尺も今作唯一3分未満のヤツですし笑
この曲はサビのメロディというか、リズム感というか
そこにハマりましたね。
サビのメロディの強さ!これに尽きる。


9曲目の"When I Was A Ghost"
開始10秒は微かに鳴るシンセに心地良い浮遊感を感じつつ
唐突なロックサウンドに裏切られます笑
その後すぐにまた静かに展開してくれるんですけどね。
サビはロックしててカッコイイんだけど、
それ以外のパートは
聴いててとても心地良いサウンドが漂いますね。

 


ラストの10曲目"Good Luck"
イントロから鍵盤の音色がとても良いです。
サビはサウンドもボーカルも力入れてロックに。
それでも曲全体は聴かせるロックサウンドが主体で。
曲の最後は、最初と同じく鍵盤で締めます。




という、Joy Opposites2枚目のアルバム

Find Hellでした。

最初に言ったように、

 

この手のジャンルはまだ知識不足が否めない為に、

 

リンクを貼ったインタビューを参考にしながら書きました。

でも、フツーに聴いてるだけでも

イィじゃん!なんて思えましたね。


BARKSのインタビューではアダムが

PVRIS を聴いてるって言ってたけど

なるほど確かにPVRIS っぽいところもあるし、

PVRIS が好きなリスナーにはウケるアルバムだろうし

ハマる可能性のある曲も多分にあると思います。

加えてアダムってDeaf Havana の新譜激推ししてたじゃん?

レビュー記事は最後にリンク貼りますが

全英5位獲ったし、本当にかなりの良盤だと思う。

何よりアダムはイギリス人だしね。

やっぱどこかUKっぽさはあるように感じるよね。

USよりもUK色の方が濃いと思います。


それにインタビューやこの動画内の終盤でえっくんが言ってる通り



前作よりもメロディ重視キャッチーさはひとしお。

単純に前作よりも聴きやすさはあるように思います。

個人的にも、前作より今作のが好きだな。

PUNKとかメロコアから音楽にハマり出した自分にとって

オルタナロック系はまだまだ知識不足だし

ハマるバンドとそうじゃないバンドの壁も大きい。

良さを見出だすまでに時間もかかるけど、

Joyの今作は聴けば聴くほど良くなってきた。

夜勤中、夜中の3時~4時に聴いてた時は最高でした笑←


海外の音楽メディアにも取り上げられ、

来年にはレコ発ツアーも決定しています。

前作のツアーは行かなかったけど

今作のはちょっと参戦意欲に駆られますね。



Joy OppositesFind Hell

前作よりも多くの人に

受け入れられるようなサウンドになっています。

オルタナロック好きな人にはもちろんのこと、

オルタナロック好きじゃなくても

是非とも一聴の価値アリです。

 

 

 

 

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