8月10日Saturday。偏食的シネマ鑑賞・スイミングデー。まず『八丁座・弐』へ。9日に公開された「クレオの夏休み」を鑑賞(2023年フランス)。

 

 

パリに暮らす6歳の少女クレオと西アフリカの島国カーボベルデ出身ナニー(乳母こと)のグロリアの深い愛と強い絆。クレオの視線で瑞々しく描く。

 

 

クレオの幼い心の揺らぎをアニメーションで描くなど個性的な映像も。83分の作品に文化の相克、経済格差の構図も凝縮している。

 

 

それはともかく、6歳の少女が一人でアフリカへ旅するってフランスでは日常なのでしょうか。心がほのぼのする佳作で、若い人の姿も目立ちました。

 

 

『八丁座・壱』で上映している「九十歳。何がめでたい」。直木賞作家・佐藤愛子のエッセイが原作。こちらは平均年齢が圧倒的に高かったです。

 

■2024鑑賞作品…<1月>①枯れ葉(八丁座)<2月>②宝くじの不時着(サロンシネマ)③白い巨塔(ライブラリー)<3月>④風の又三郎(ライブラリー)⑤忘れられた子等(ライブラリー)⑥燈火は消えず(サロンシネマ)⑦河の女(ライブラリー)⑧ミツバチのささやき(八丁座)⑨トゥルー・ヌーン(ライブラリー)<4月>⑩ビニールハウス(サロンシネマ)⑪君の名は(ライブラリー)<5月>⑫悪は存在しない(横川シネマ)⑬関心領域(八丁座)<6月>⑭ONE LIFE(八丁座)<7月>⑮あんのこと(サロンシネマ)⑯オールド・フォックス(サロンシネマ)<8月>⑰ヒロシマの証人(ライブラリー)⑱せんせい(ライブラリー)⑲クレオの夏休み(八丁座)