スペインの名匠ビクトル・エリセが1973年に発表した長編監督デビュー作「ミツバチのささやき」。デジタル・リマスター版として戻ってきました。
偏食大王、リアルタイムでは鑑賞してません。この機会を逃したら、劇場では永遠に出会えないかも。初日の23日、八丁座に駆け付けました(25,27日も上映)。
1940年、フランコ独裁政権下の小さな村が舞台。少女アナが体験する現実と空想が交錯する世界。6歳の子役アナ・トレントの名演に釘付け。
ビクトル・エリセ(Víctor Erice)は1940年生まれ。これまで監督したのは長編は4作品のみ、寡作過ぎる監督として知られています。
「ミツバチのささやき」のほかは、「エル・スール」(83)「マルメロの陽光」(92)。最新作「瞳を閉じて」は21日までサロンシネマで上映されました。
■2024鑑賞作品…<1月>①枯れ葉(八丁座)<2月>②宝くじの不時着(サロンシネマ)③白い巨塔(映文ライブラリー)<3月>④風の又三郎(映文ライブラリー)⑤忘れられた子等(映文ライブラリー)⑥燈火は消えず(サロンシネマ)⑦河の女(映文ライブラリー)⑧ミツバチのささやき(八丁座)