広島地方、6月26日に梅雨入りしました。しかし雨はパラパラ程度。29日も「曇り/雨」の予報でしたが、午前中は青空も広がっています。

 

 

きょう土曜日は偏食的映画デー。先週22日は個人的都合で断念したので、今週はホームグラウンドのサロンシネマで「はしご」しました。

 

どちらも共産主義下、ソ連の恐怖政治がテーマ。1本目は午前10時から「ホワイト・クロウ~伝説のダンサー」(2018英・露・仏=127分)。

 

監督レイフ・ファインズ、主演オレグ・イヴェンコ。1961年、パリ公演のため初めてソ連を出たルドルフ・ヌレエフ。その行動はKGB(秘密警察)に監視され、突然帰国を命令される。

 

 

それは彼の収容所送りを意味し、バレエ人生と断絶することになる。孤独と恐怖の中、彼が下した決断とは…。公開2週2日目、40人ほどの入り。

 

2本目は午後1時10分から上映「僕たちは希望という名の列車に乗った」(2018独=111分)。監督・脚本ラース・クラウメ(アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男)。

 

出演レオナルド・シャイヒャー、ロナルド・ツェアフェルト(東ベルリンから来た女)、ブルクハルト・クラウスナー(アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男)。

 

 

 

1956年、冷戦下の東ドイツ。高校生19人が授業中、ハンガリー動乱の犠牲者へ2分間の黙とうを捧げる。しかし彼らの行動は社会主義国家への反逆とみなされ、とことん追い詰められる。

 

その時、彼らが下した勇気ある決断とは…。公開2日目。観客は70人ほど。マイナーな映画としては、大健闘でしょう。

 

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