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宋文洲 氏が「忠誠心」に関する見解を述べています。
忠誠心のいいところは
組織の維持安定であり、それは達成感や高揚感を得ることは大事だろうと。
でも、忠誠心て、トップもスタッフも双方にメリットがあるけど、
これはやわらかい言葉で言うと「信頼関係」でしょうね。内容は違いますが。
組織はそれぞれの役割分担があるけど、そのトップのあるいは「長」という名前がつく立場の人々は
いつもスタッフから見られている立場で信頼に値する「長」かを厳しい眼で品定めされているに違いありません。
それで、
氏が言う忠誠心の気をつけるべきところは、
「忠誠心そのものを組織の価値判断の中心に据える」ことだと言います。
それで、スタッフがイエスマンになったり、
その度合いによって評価されたり、
能力よりも年功序列が有利になったり、
それが行き過ぎると、トップのミスに繋がり結果的に組織の崩壊を招く、と・・・
「忠誠心は(否定されるものではないが)副次的な価値にすぎない。見誤ると組織は硬直的、保守的になり、成長の活力を失うリスクを抱えてしまう。
組織が健全な構造であれば、忠誠心に対するニーズは自然と低下する。忠誠心に頼らない経営が、むしろ健全であるとも言える」
ま、今の時代「俺が言ってるんだから聞け」なんて家族にも言えませんし、言えるには条件が伴う、しかも忠誠心に頼らない信頼関係が必要でしょう。
でもこの人についていかないと、と思う貴重な体感が出来るのもJCの魅力です。
それもたまにはいいものかも。