写真が揃ってるということで前回にひきつづき撮った車内の写真のっけます。今回は泉北高速鉄道の5000系ですね。
すでにデビューから30年、更新が始まってからも数年以上経っているようです。
更新前は一昔以上前くらいに乗った記憶あるくらいです。かつ内装に関してはすでに全車の更新が済んでいるらしく当然のように写真は1枚もなく。
さっそく中に入ります。設備、色使いともにオーソドックスな通勤車という印象です。
フリースペース。
優先席。つり革と写真には写ってないですが座席もともに黄色で区分されています。
優先席を示す色が以前はすべて緑だったようでその名残なのかつりかわのサヤだかの部分とステッカーの色が異なっているのは面白いです。
車内案内表示器
ドア。更新時に交換されたようで中央部に黄色のラインが入ったものになっています。
早速じゃないですが座ります。
座面はかなり跳ねます。よくわかりませんが方針としてそうなっているようです。が以前同じような椅子の別車両で難波から光明池まで乗ったら少し酔いました。
セズリは直角で腰が浮いたまま背中が突き当たる感覚か。浅く座っても深く座ってもどちらかは来るので正確な着座位置がよくわからない印象です。というかあるのか。
袖仕切り。こちらも更新時に大型のものに取り替えられているそうです。
wikipediaによると南海8000系と同型とのことですが細部が若干異なっているそうです。
※南海8000系
南海8000系のそれと比較するとぱっと見で内側の窪みが下部に広がっていること。よくわかりませんが握り棒の接合されている部分にある筋の色、壁際にネジがあるかないかと通路側下部が若干丸っこくなってるような気がするくらいでしょうか。
使い勝手自体はどこにでもある、よく言えば安定感のあると言った具合で立ち客に干渉することなく身体も預けられます。原型が写真を見る限り隙間まみれで握り棒すら配置されていないことを考えると大きく改善されたポイントだと思います。
袖仕切りと握り棒の接合部
天井。つり革が若干増えているそうですがその丸い形状と照明のカバーは原型から維持されているようです。
天井(ドア前)
~総合~
更新が入っているとはいえ古さを感じない車内です。配色もシンプルで清潔感がある印象です。
原型は外から見るか写真くらいでしかわからないので詳しくは言えませんが、更新で通勤車として最低限の要素が備えられ安全性や快適性は格段に改善されたと思われます。
座席はそこまで長距離ではない事と立ち客への配慮がされているということで「立ち客全振りの結果」だと考えればまあ。モケットは綺麗で優先席とそれ以外の席の区別もしっかりできます。
このあたりで終了とさせていただきます。
ありがとうございました。