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計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

計測工房の仕事は、世の中が平穏無事で

あることが前提となっています。

 

天変地異、そして今回のコロナ禍のような

異常事態だと成立しません。

 

成立しないというのは、そもそもそういう事態

になると計測すべき大会がなくなるからです。

コロナ後は2期連続で大赤字です。

 

このことを骨身に染みて理解し、それでは

会社の安定化のために何かを変えるかと

問われれば、「何も変えません」が答えです。

 

世の中と一蓮托生で良いです。

 

 

 

 

今年も桜が見ごろになりました。

年度末ということで、私が社会人になって

から24年の月日が流れたことになります。

 

私は計測の仕事しかしたことがありません。

24年間の立場の変遷は、

 

アールビーズ社 8年半(1998-2006年)

個人事業主 半年(2006-2007年)

計測工房 15年(2007年-現在)

 

となります。

 

死ぬまで計測の仕事しかしないと決めて

いますが、ざっくり50年ぐらい仕事すると

して、その半分ぐらいは終わったことに

なります。

 

そういう視点では、ちょうど折り返し地点

にコロナ禍で強制的に立ち止まらされた

のは意味があったのかも。

 

残された時間は、人生および職業人生

の後半戦となりますね。

 

 

 

 

本日は北信濃へ。

木島平村のシンボル高社山に久しぶりに

お目にかかりました。

奥信濃100 の現地ロケハンでした。

 

 

木島平村はまだ雪が残っていました。

 

 

移動して、後ろに見えるのは飯縄山。

いいづなトレイルランニングレース の現地

ロケハンでした。

 

 

いよいよトレイルシーズンが始まります。

 

 

 

年明けから「まん防」のあおりで大会が
全然なかったことは書きましたが、この
仕事の少なかった3ヶ月間に計測させて
いただいた12大会に「マラソン大会」は
1つもありませんでした。
 
三島成人式記念駅伝
ホンダ新春駅伝
千葉県中学校新人駅伝
練馬区民体育大会小学生駅伝
スパルタンレース(茨城大会)
JTU認定記録会(スイム&ラン)埼玉会場
Red Bull Snow Charge めいほうスキー場
Red Bull Snow Charge ルスツリゾート
丸の内駅伝
SPRING GAMES
Red Bull Snow Charge オグナほたかスキー場
春の高校伊那駅伝

ということで、
駅伝 6大会
スノーボード 3大会
陸上競技 2大会
障害物レース 1大会
でした。
 
見事に「マラソン大会」が1つもなくて計測
工房らしいと思いました。
4月以降はマラソン大会もポツポツと入り
ます。
 
 

本日は近所を散歩していて通りがかった

江戸川区陸上競技場にて大会をやって

いて、5000mはついつい最後まで見て

しまいました。

5000m14分台前半のペースは眼福ですね。

トップは14分25秒でした。

 

自分のランニングですが、今年の夏までに

一度5000mの走力を計りたいと思っています。

最後に計った2020年3月の19分37秒よりは

速くなっているはずです。

 

ちなみに今から10年ぐらいかけて5000mは

15分台で走れるように戻したいです。

 

 

 

計測工房にとって計測の2大カテゴリー

は駅伝とトレイル(山岳レース)です。

 

年間では綺麗な二毛作になっていて、

4月から9月がトレイル、10月から3月が

駅伝と分かれます。

(なお10月と11月は端境期で両方が

併存しています)

 

先日の伊那駅伝をもって駅伝シーズン

はスパッと終わり、4月はトレイル計測が

3大会あります。

 

計測工房にとっては一気に季節が変わる

節目です。

 

 

 

 

 

3月21日を持ってようやく「まん防」が解除

されましたが、「まん防」のあおりを受けて

2022年は年明けから大会中止が相次ぎ、

ここまで、

 

1月・・・2大会

2月・・・5大会

3月・・・5大会

 

しか計測大会がありませんでした。

 

ちなみに4月も5大会です。

 

ただ、5月以降の予定は正常化しており、

5月は今のところ最大10大会の予定です。

 

閑散期の真夏を除けば、やはり月に10大会

以上を計測するのが正常な計測工房の姿と

言えます。

 

 

 

 

本日は、新規の受注の連絡を1ついただき

ました。第1回の新規大会になります。

 

クライアント様は東北地方の自治体さんなの

ですが、とても感慨深かったです。

 

そこは東日本大震災で非常に苦労をされた

土地です。

 

なんというか、希望の光をいただいた気に

なりました。

 

率直に言って、私はコロナ禍によって世の中

に対して失意を抱きました。

いまだ、その失意の真っただ中にいます。

 

ただ、本日いただいたその東北地方からの

仕事の依頼は、失意を照らす希望の光の

ように感じられました。

 

 

 

一昨日は長野県伊那市で開催されました

春の高校伊那駅伝2022 のタイム計測を

計測工房で担当させていただき、私・藤井

が計測ディレクターを務めさせていただき

ました。

この大会は、高校陸上界ではその名を

知られた有名大会で、12月の全国高校

駅伝の出場校がずらりと顔を揃えます。

最大の特徴は、3年生が卒業する3月の

開催ということで、1・2年生だけが参加

する大会ということ

新年度の戦力を占うレースであり、春の

全国高校駅伝とも呼べる全国クラスの

大会です。

 
 

地元の NBS長野放送さんによって男子

レースの模様は長野県内でTV生放送

されています(女子はダイジェスト)。

また長野県外では、BSフジさんにて

全国生放送されています。

 
 

午前10時に女子がスタート。
女子は5区間21.0975kmです。
12月の全国高校駅伝と同じ区間数で

総距離も同じですが区間ごとの距離設定

は全国高校駅伝とは異なります。

 

2021年12月の全国高校駅伝(女子)の

入賞校のうち4校が出場しました。

大阪薫英女学院、神村学園(鹿児島)、

立命館宇治(京都)、長野東の4校です。

他にも全国の強豪校が集まりました。

 

 

なお、今大会では選手の皆さんのアス

リートビブス(ゼッケン)に装着されたIC

チップにて計測をおこないました。

 

 

この大会での計測箇所は全10ヵ所。

 


女子第1中継所(いなっせ)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)

 


女子第2中継所(伊那バス)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフS氏撮影)

 

 

女子第3中継所(伊那食品工業)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフT氏撮影)

 

なお、伊那食品工業 さんは大会のメイン

スポンサーでもあり、地元の有名企業です。
大変立派な経営をされていることで知られ、

全国の企業経営者の模範として名高く、

創業者の塚越寛会長のご著書は私もかつ

て起業前に拝読させて頂きました。
(→その時のブログ

 

女子第4中継所(小出三区公民館)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフK氏撮影)

 

 

フィニッシュ地点の伊那市陸上競技場です。

地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

(計測工房スタッフU氏撮影)

 

 

今年の女子は神村学園(鹿児島)が

1時間10分13秒で初優勝を飾りました。

(写真はアンカーの西川歩夏選手)

 
 

 

そして午後12時10分に男子がスタート。

男子は6区間42.195kmで12月の全国高校

駅伝より1つ区間数が少ない設定ですが、

総距離は同じです。

2021年12月の全国高校駅伝(男子)の

入賞校のうち6校が出場しました。
世羅(広島)、洛南(京都)、佐久長聖(長野)、

倉敷(岡山)、西脇工業(兵庫)、学法石川

(福島)、の6校です。

他にも全国の強豪校が顔を揃え、伊那の

男子レースはほぼ全国大会と同義だと

言えるでしょう。

 

男子第1中継所(伊那市保健センター)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフM氏撮影)

 


男子第2中継所(みぶの里)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフY氏撮影)
 

 


男子第3中継所(オートパル上伊那東部

中央給油所)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフS氏撮影)

 

 

男子第4中継所(伊那市役所)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。
(計測工房スタッフS氏撮影)

 

 

男子第5中継所(いなっせ前)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。

(計測工房スタッフI氏撮影)


 

今年の男子は佐久長聖(長野)が

2時間6分43秒の大会新記録で8回目

の優勝を飾りました。

(写真はアンカーの小池莉希選手)

 

 

TV生放送オンエアの長野放送さんの画面

には、弊社で計測したデータがリアルタイム

で送られ、各中継所での通過順位とタイム

(トップ差)が表示されていました。

 


スタート・フィニッシュ地点の伊那市陸上

競技場内に設けられた記録室です。

全部で10ヶ所の計測地点をリアルタイム

にデータ処理をおこない、計測データはTV

生中継の長野放送さんに送られした

この大会では計測地点が全部で10地点あり、

TV生放送へのデータ配信、そして大会公式

のリザルト(記録集)作成まで計測工房で

担当させていただいており、計測工房の中

でも屈指のボリュームの業務内容の大会と

なっており、記録室は私を含め3人体制で

臨みます。

 

 


計測工房で今大会を計測させていただくの

も11年目になりましたが、毎年この大会の

仕事を通して、その時の会社の置かれている

状態を測る定点観測ともなっています。

 

求められる仕事に対して最大限のクオリティ

のパフォーマンスを提供する努力を重ねて

いますが、それでもなお毎年、新たな課題や

気付きを得ています。

そしてまた次回のご依頼をいただけた際には

今回よりもさらにクオリティを上げた仕事を

提供できる会社でありたいです。

 

 

春の高校伊那駅伝はTV生中継されました。

タイム計測の仕事の中でも、特別な種類

の仕事が「TV生中継のあるレース」です。

計測工房では創業以来、以下のような

TV生中継のあるレースに携わらせていた

だいてきました。(順不同)

・横浜国際女子駅伝(日本テレビ様)
・全日本大学女子駅伝(日本テレビ様)
・箱根駅伝予選会(日本テレビ様)
・FUKUIスーパーレディス駅伝(福井テレビ様)
・九州学生駅伝(長崎国際テレビ様)

・春の高校伊那駅伝(長野放送様)
・MARCH対抗戦(AbemaTV様)

 

こういったTV生中継のあるレースでは、計測

したデータを即座にTVオンエア画面に表示

することが求められます。

こういったTV生中継の仕事のキーポイント

はたった一言に集約されます。

「一発勝負」

タイム計測の仕事には、外的あるいは内的

な様々な要因により、トラブルやアクシデント

がつきものです。そういうものだと織り込んで

いかに対処していくかの仕事です。

 

しかしTV生中継の場合、計測したデータが

即座にオンエア画面に表示されますので、

後から「すみません、先ほどのデータは間違っ

ていました」とか、あるいは、「すみません、

データがうまく流れませんでした」と言っても

後の祭りで、生中継でオンエアされてしまっ

たものはどうしようもありません。

いくら言い訳があったとしても、TV生中継の

世界では取り返しがつきません。


このためTV生中継の計測の難易度は高い

です。普段の数倍の時間と労力を費やして

準備をし、テストをし、リハーサルをし、その

結果として何事もなくオンエアは無事に終了

します。

 

もちろん、そうは言っても100%何もトラブル

が起こらないとは限らず、経験に基づいた

瞬発的な対応能力は必須です。

 

 

今の計測工房では、藤井を含めて3名の

計測ディレクターがTV生中継レースの担当

実績があります。計測ディレクターとして、

TV生中継レースを担当できるようになると

いうことは大きな勲章です。