能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

 大地震について内閣府防災情報などで調べてみると、

 

 

 世界で起こる地震のうち、マグニチュードという地震の大きさを計る単位で6以上の大きな地震は、1年間に平均約152回起こっています。 

 一方、日本では、10年間の年間平均回数は約20回でした。 ということは、世界の地震の1割以上が日本で起こっているということになります。
 日本が地震大国と呼ばれている所以です。
 大地震は滅多に起きません。

 したがって日本各地で一斉に地震が起きることは事実上ありません。

 しかし、プレートの沈み込みに伴う地震では隣り合う場所で発生する地震は連動する性質があります。

 よく知られている例は、1854年の東南海地震で、南海地震とは30時間の間隔で発生しています。北海道の太平洋側で発生する地震も数年から10年程度の間隔で連動する性質があります。

 ただし北海道と九州の地震というように距離的に離れた地震が連動する例は知られていません。

 100~150年の間隔南海トラフ地震は、昭和南海地震(M8.0・紀伊半島沖)から80年近くが経過していますから、明日起こってもおかしくない状態だと言われています。

 南海トラフ地震は、南海トラフ周辺のプレートの境界に歪(ひず)みがたまって起こる地震です。

 現状は、跳ね上がる前にその周辺がバリバリと割れている状態です。

 あとはどこが震源となるのかが問題とされていて、紀伊水道なら南海地震、静岡・愛知なら東海地震、三重県なら東南海地震となります。

 これらがタイムラグで次々と連動して起こったり、あるいは一斉に起こる可能性はあるのです。
 また、南海トラフ同様に、フィリピン海プレートに圧縮されている相模トラフも一緒に動く可能性があるそうです。
 そうなれば南海トラフ地震と関東大地震が同じタイミングで発生し、M9を超えるような巨大地震となってしまうという事はありえます。
 日本沈没などというは事はありませんが、日本沈没の小説や映画のような大きな地震はいつ起きてもおかしくありません。
 日本に住んでいる私達は、いつ地震が起きても冷静に対処できるように、普段から防災意識をしっかり保っておいた方が良いという事です。

 

 上記のことから、日本に住んでいるからには、いつ大地震に遭遇してもおかしくないし、ある程度の間隔で必ず大地震が発生し甚大な被害を繰り返すことが宿命だということになります。 

 なので、その時間、その地域に居たり住んでいればどうにもならないということなんです。

 できることは、少しでも被害を少なくすることしかありません。

 大惨事になることがわかっていても、やれることは限られている?

 これでいいんでしょうか?

 常に最悪ことを考え日々を過ごすことはなかなかできません。そんなことを毎日考えていたのでは楽しい人生は送れません。

 防災備品の用意、避難場所、方法の確認、家族との連絡方法・・・やれることはやっておかなければなりませんが、地震の瞬間に自分の命をどのようにして守るかということが第一です。命を落としてしまったら何もできません。

 上の地震発生の地図では日本列島は真っ赤っか、大地震の遭遇を避けるには地震のない国に脱出するしかありません。

 いつか必ず発生する南海地トラフ地震、自分の代では起こらなくとも、子孫は確実に被災します。

 運を天に任せるのではなく、トンデモナイ未来に備え今できることは何なのか、真剣に考えてやっておかなければなりません。

 

 

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